News Release
2013年3月18日
Antenna House PDF Driver に新機能搭載!
『Antenna House PDF Driver API V6』販売開始
アンテナハウス株式会社(本社:東京、社長:小林徳滋、資本金:4,000万円)は、2013年3月19日より、PDF応用システム開発向けツール『Antenna House PDF Driver API V6』の販売を開始します。
『Antenna House PDF Driver API V6』(以下、PDF Driver API)は、Antenna House PDF Driver V6.0 を制御し、Microsoft Office (Word , Excel , PowerPoint)、ジャストシステム 一太郎、テキスト形式の各ファイルをPDFファイルとして出力する API です。
※評価版のお申し込みはこちらから。
特長/新機能
- PDF Driverの新しい機能:PDF/X出力、256bit AES暗号
PDF Driverの印刷設定では、PDFバージョンの指定、フォントの埋め込み、セキュリティ設定、透かしの挿入、PDFの開き方・文書情報設定など、PDF作成のための豊富の設定オプションが用意されています。
PDF Driver V6.0では、次の2つの機能が追加されました。
◎PDF/X-1a、PDF/X-3形式での出力機能◎
ISO15930 に準拠した「PDF/X-1a:2001」、「PDF/X-1a:2003」、「PDF/X-3:2002」、「PDF/X-3:2003」形式で出力することができます。
※ OEMライセンスでは、オプションとなります。
◎256bit AES暗号によるセキュリティ設定◎
Adobe Acrobat 9 で追加された256bit AES による暗号化が、PDF Driver でも処理が可能となりました。
※ 256bit AES 暗号化を行ったPDF ファイルは、Adobe Reader 9 / Adobe Acrobat 9 以降で表示できます。
※ 256bit AES 暗号化されたPDF ファイルは、ISO 32000-1 の範囲外の仕様となります。
- マルチプロセス対応
PDF Driver APIは、ひとつのPDF Driverに対して、複数のプロセスから同時に印刷処理を行うことができる仕組みを持っています。Office、一太郎の各アプリケーションが同時使用される場合、制御をAPI内部で行っていますので、複数ユーザーが利用するプログラムなども手軽に作成できます。
※ ひとつのPDF Driverに対して複数のプロセスからの印刷処理が可能であるのは、プロセスがそれぞれ異なるユーザーで起動される場合です。
※ 同一のユーザーが複数のプロセスから印刷処理を行う場合は、あらかじめ、モデル名が「Antenna House PDF Driver 6.0」であるプリンターを複数個用意する必要があります。
- プログラミングがかんたん!
PDF Driver APIでは、変換対象となるWord、Excel、PowerPoint、一太郎の文書ファイルについて、それぞれのアプリケーションのオートメーション(COM)を利用して印刷処理を行っています。
煩雑な印刷処理はAPIが行うため、ユーザーは入力ファイル名と出力ファイル名を指示するだけで簡単にPDF出力機能を実現することができます。
※ 印刷に用いるソフトウェアの使用ライセンスなどによっては、使用方法に制限が生じる場合があります。これについては、ご利用になるソフトウェアに付属のドキュメントなどでご確認ください。
- 32bit / 64bit API
PDF Driver APIには、32bit用、64bit用の双方があります。64bit用は、64bit nativeですので、64bitアプリケーションの開発、Office 64bit版への対応が可能です。
- さまざまなプログラミングインターフェースに対応
PDF Driver APIは、C++/.NET/Java/COM/コマンドラインについてのプログラミングインターフェースを用意しています。
※ .NET : .NET Framework 2.0/3.0/3.5/4.0/4.5対応
※ .NET/Java : C++クラスのラッパーです。
※ コマンドライン : C++インターフェースを利用して作成されたコンソールアプリケーション
※ COM/コマンドライン : 印刷設定の編集機能はありません。
- Officeアドイン機能を利用したPDF出力も可能
PDF Driver APIでは、Word、Excel、PowerPointの印刷機能を利用してPDFファイルを出力するだけでなく、Officeのアドイン機能を利用してPDFファイルを出力するインターフェースも用意しています。
Officeアドイン機能を利用することにより、見出しをPDFのしおりとして出力したり、ハイパーリンクをPDFのリンクとして変換することができます。
※ OEMライセンスでは、Officeアドインはオプションとなります。
動作環境
対応OS
- Microsoft Windows 8 / 7 / Vista / XP / Server 2012 / Server 2008 / Server 2003 日本語版
※Microsoft Visual C++ 2010 再頒布可能パッケージが必要です。
PDF Driver API がサポートするアプリケーション
- Microsoft Office 2003 / 2007 / 2010(32bit/64bit) / 2013(32bit/64bit)日本語版の Word / Excel / PowerPoint
- JUSTSYSTEMS 一太郎 2010/2011/2012/2013
※動作保証される OS については各アプリケーションの仕様をご確認ください。
ライセンス形態と価格
ライセンスについて
- サーバライセンス
1台のサーバコンピュータにインストールして、クライアントからPDF Driver API を使用する場合のライセンスです。CPU単位のライセンスとなります。
- スタンドアロンライセンス
サーバ用途以外のコンピュータ1台にインストールして、個人が直接使用する場合のライセンスです。ネットワークで接続された他のコンピュータから機能を利用することはできません。
- デベロッパライセンス
システム開発担当者やシステムインテグレータがシステムを構築するプログラム開発作業、試験・保守作業、バックアップ用などのためにのみ使用することができます。
価格
サーバライセンス |
160,000円 |
スタンドアロン10ライセンス |
80,000円 |
デベロッパライセンス |
80,000円 |
このほか、お客様の製品に組み込んで複製、再頒布、利用を許諾することのできるOEMライセンス契約を承っております。
また、仮想環境でご利用いただく場合には、ご利用方法によりライセンスの数え方が変わります。
ライセンス形態の詳細や価格については、下記までお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ先
〒103-0004
東京都中央区東日本橋2-1-6 東日本橋藤和ビル5F
アンテナハウス株式会社
■本製品の詳細は次のWebページをご覧ください。
http://www.antenna.co.jp/ptl/
- Microsoft, Windowsは、米国Microsoft Corp.の米国およびその他の国における商標または、登録商標です。
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