アンテナハウス株式会社(本社:東京、社長:小林徳滋、資本金:4,000万円)は、このほど、中国・北京市の子会社「北京紅櫻楓軟件有限公司(Beijing HYF Software Co., Ltd.)」を解散することを決定しました。4月1日より解散手続きを開始致します。
北京紅櫻楓軟件有限公司は自社ソフトウェア製品の開発拠点とすることを主たる目的として1997年2月に設立致しました。1997年代には、北京市と東京で、開発者の人件費や開発拠点の運営コスト等に大きな差があり、北京市において開発拠点を維持することに主として人材の確保や開発経費の削減という点で大きな意義がありました。
爾来2017年までの20年間において中国経済が飛躍的に成長したことに伴い、北京市では人件費を含む諸物価が高騰してまいりました。一方、日本では経済成長が低迷し、東京の物価は安定していました。こうしたことから両都市間で開発コストや人材確保の条件に差がなくなり、北京市においてソフトウェア開発拠点を維持する意義がなくなりました。
以上を鑑みて、今般、子会社を解散することとしたものです。今後は日本国内拠点および欧米において開発力の強化に努める予定です。