News Release
PDFを編集可能なExcelに変換
『AH PDFtoCells 変換ライブラリ V1.0』を新発売
アンテナハウス株式会社(本社:東京、社長:小林徳滋、資本金:4,000万円)は、アプリケーションにPDFからExcelへの変換機能を組み込む、.NET Core 3.1対応ライブラリ 『AH PDFtoCells 変換ライブラリ V1.0』を11月30日(火)より販売開始します。
『AH PDFtoCells 変換ライブラリ V1.0』の概要
PDFの表をExcelで再利用する場合の問題
PDFの表データをExcelで編集して再利用するためには、文字や数字のデータとともに行や列など表書式に関する情報を変換することが必要です。
しかし紙の印刷レイアウトを電子的に再現し可視化することを目的としたPDFには表を定義する情報が存在しないため、Excelでの再利用を難しいものにしています。
『AH PDFtoCells 変換ライブラリ V1.0』の特長
『AH PDFtoCells 変換ライブラリ V1.0』は、PDFからExcelへの変換機能を持つ、.NET Core 3.1対応のクラスライブラリです。
弊社がこれまで培ってきたPDF変換技術により、PDF内のテキスト情報と線・画像などのグラフィックス情報を解析して行・列やセルの表書式に再構成し、Excel形式で出力する機能を実装します。
- 弊社独自の機能でPDFを読み込み、内部の情報を解析することで、表の書式情報を持たないPDFから編集可能なMicrosoft Excelブック形式(xlsx)に変換します。
- PDFの文字と垂直線・水平線の位置から表の書式を仮定し、Excelのセル・罫線に変換します。
- PDFのページごとにシートを生成し、全体をExcelブック形式に保存します。
- PDFの任意のページ範囲を指定してExcelに変換できます。
- PDFで表が複数ページにまたがるような場合、一定の条件を満たせばExcelで1シートにまとめて変換できます。
- PDFに回転したページが含まれる場合、任意のページ範囲に回転角度(90°単位)を指定してExcelに変換できます。
- PDFのページ内で任意の矩形範囲を指定してExcelに変換できます。
『AH PDFtoCells 変換ライブラリ V1.0』の機能
インタフェース
『AH PDFtoCells 変換ライブラリ V1.0』は次の2種類のインタフェースを提供します。
- .NETインタフェース
- コマンドライン インタフェース
動作環境
『AH PDFtoCells 変換ライブラリ V1.0』をお使いいただくには、以下の動作環境が必要です。
- 対応OS(日本語)
- Windows 10(64ビット版)
- Windows 11
- Windows Server 2019
- Windows Server 2022
- CPU
- 必要メモリ
- ハードディスク
- その他
- Windows Desktop Runtime 3.1(または.NET Core SDK - 3.1)
- Microsoft Visual C++ 2019 再頒布可能パッケージ
上記OSが正常に動作するIntel系のCPU、及び100%互換性を持つプロセッサー
上記OSが推奨するメモリ以上(これに加えて1GB以上の空き容量を推奨)
本製品のインストールに必要な120MB以上の空き容量
『AH PDFtoCells 変換ライブラリ V1.0』を使用するには、以下の.NET ランタイムとVisual C++ 2019ランタイムライブラリが必要です。
製品の詳細
『AH PDFtoCells 変換ライブラリ V1.0』の詳細情報につきましては、正式版の公開までお待ちください。
価格
ライセンスについて
- サーバーライセンス
1台のサーバーコンピュータにインストールして、クライアントから『AH PDFtoCells 変換ライブラリ V1.0』を使用する場合のライセンスです。CPU単位のライセンスとなります。
- スタンドアロンライセンス
サーバー用途以外のコンピュータ1台にインストールして、個人が直接使用する場合のライセンスです。ネットワークで接続された他のコンピュータから機能を利用することはできません。
- デベロッパライセンス
システム開発担当者やシステムインテグレータがシステムを構築するプログラム開発作業、試験・保守作業、バックアップ用などのためにのみ使用することができます。
価格(税別)
サーバーライセンス | 600,000円 |
スタンドアロンライセンス | 120,000円 |
デベロッパライセンス | 400,000円 |
年間保守サービス
『AH PDFtoCells 変換ライブラリ V1.0』について、次のような年間保守サービスを提供します。保守サービスをご契約すれば、常に最新版をお使いいただけます。
保守サービス仕様の概略
- ライセンスをお求めいただいた時から1年間(初年度)の保守サービスはライセンス価格中に含まれています。
- 2年目以降の保守サービスは1ライセンスあたり、1年間あたり販売価格の20%(消費税別)となります。
- 『AH PDFtoCells 変換ライブラリ V1.0』のライセンスは永続ライセンスなので、2年目以降の保守サービスをお求めいただかなくても永続的にご利用いただけます。保守サービスは2年目以降のオプションとして提供します。
- 保守サービスをご契約いただくと、契約有効期間中にリリースされた本製品のバージョンアップ版およびメンテナンス・リリース版(主に、障害を修正した版)の両方をお使いいただけます。
保守サービスの内容はアンテナハウスのソリューション・システムコンポーネント製品保守サービス仕様によります。詳細はWebページをご参照ください。
お問い合わせ先
本製品の機能、使用方法、評価版の入手方法などについては次の窓口までお問い合わせください。
〒103-0004
東京都中央区東日本橋2-1-6 東日本橋藤和ビル5F
アンテナハウス株式会社
TEL : 03-5829-9021
E-mail: sis@antenna.co.jp