5–2 コマンドライン・プログラムのオプション

コマンドライン・プログラムに渡すオプションの書式を以下に説明します。

コマンドライン・プログラムの書式

PDFExtractorCmd.exe /D 入力ファイル名 /O 出力先ファイル名[/PASSWORD パスワード]/T テンプレートファイル名[/P <@TEXT or @HTML>]

オプションの説明

パラメータ
意味
備考
/D
入力ファイル
[必須]
入力するPDFファイルのパス名
・フルパスで指定します。
・Unicodeファイル名に対応します。
/O
出力ファイル
[必須]
出力する抽出情報ファイルまたはテキストファイルのパス名
・フルパスで指定します。
・Unicodeファイル名に対応します。
・出力先に同名ファイルがある場合は上書きします。
/PASSWORD
パスワード
処理対象となるPDF ファイルにセキュリティが設定されている場合、それを解除するパスワード文字列を設定します。
パスワードの長さは最大32 バイトまでです。
/T
テンプレートファイル
入力するテンプレートファイルのパス名
・フルパスで指定します。
・Unicodeファイル名に対応します。
・出力先をテキストファイルにした場合に[必須]です。
/P
保存するテキスト種類
テキストファイル(txt、html)に保存する場合のファイル形式
・"@TEXT" または "@HTML"を指定します(小文字指定は不可)。
・/Tを指定した場合は、必ずいずれかを指定してください。
/TR
テンプレートファイル適用時のオプション
抽出情報テンプレート(tpex)ファイルのページ数がPDFファイルより少ない場合にテンプレートを繰り返し適用する。
・/Tを指定した場合のみ有効。
/TO
テンプレートファイル適用時のオプション
抽出情報テンプレート(tpex)ファイルに設定されたオプションを適用する。
・/Tを指定した場合のみ有効。
/TE
テンプレートファイル適用時のオプション
抽出情報テンプレート(tpex)ファイルに含まれるテキスト枠の編集内容を適用する。
・/Tを指定した場合のみ有効。
/V
バージョン情報
コマンドライン・プログラムのバージョン情報をコンソールに表示します。
/H or /?
使用方法
コマンドライン・プログラムの使用方法をコンソールに表示します。