『Antenna House PDF Driver』は、『Antenna House PDF Driver』(PDF Driver)と、PDF Driverを制御する『付属API』で構成されています。
『Antenna House PDF Driver』(PDF Driver)は、Windows のGraphics Device Interface(GDI)コンポーネントを利用して動作する仮想プリンタードライバーです。紙に印刷するプリンターと同様、アプリケーションの印刷ダイアログでPDF Driverを選択して印刷ができます。出力結果が紙ではなく、PDF ファイルとなります。
『付属API』は、PDF Driverの出力先を制御する『出力先指定API』と印刷設定を制御する『設定編集API』の2種類です。それぞれ独立したAPIです。自前で開発する印刷処理に組み込み、PDFを出力するプログラムを作成することができます。
対応しているプログラム言語は、C++(出力先指定API、設定編集API)、,NET Framework(4.6.2以降)(出力先指定APIのみ)です。
出力先指定API |
設定編集API |
|
形態 |
DLL |
DLL |
API |
・C++ ・.NET Framework (4.6.2以降) |
・C++ |
32/64bit |
32bit用、64bit用それぞれにモジュールファイルがあります。 |
32bit用、64bit用それぞれにモジュールファイルがあります。 |
動作環境に必要なソフトウェア |
Antenna House PDF Driver V8.0 |
Antenna House PDF Driver V8.0 |
PDF出力が可能なファイル形式 |
制限はありません |
制限はありません |
おもな機能 |
・PDF Driverの出力先となるファイルパスの指定 ・印刷設定ファイルの指定 |
・PDF Driverの印刷設定の編集 ・編集した設定の保存 |
モデル名が「Antenna House PDF Driver 8.0」であるプリンターの追加と削除を行うツールです。
付属APIを利用してPDF出力を行うプログラムを複数のプロセスで同時に実行するようなケースにおいて、あらかじめ本ツールでプリンターを追加してください。
PDF Driver V8.0では、新たにPDFバージョン「2.0」(PDF2.0)の出力に対応しました。
「PDF2.0」では、セキュリティ設定のパスワードにユニコードの文字列の指定が可能です。