第2章 C++サンプルコードのコンパイルと実行について

2–1 環境変数の設定

環境変数を設定します。変数の内容については、「環境変数のまとめ」を参照してください。


(設定例)

$ export LD_LIBRARY_PATH=[Install directory]/lib:${LD_LIBRARY_PATH}

$ export PTL70_FONT_CONFIGFILE=[Install directory]/fontconfig/font-config.xml

$ export PTL70_ICCPROFILE_PATH=[Install directory]/icc

$ export PTL70_LIC_PATH=[Install directory]/License


2–2 サンプルコードのコンパイルと実行

C++用のサンプルコードのソースファイルは、製品版/評価版パッケージの「SampleCode/cpp」ディレクトリにあります。

ソースファイルは、「SHIFT-JIS」を使用しています。

以下は、サンプルプログラム「AppendPages.cpp」をコンパイルして実行する例です。


[ 注意事項 ]

Linux版はGCC8.3.1で、Amazon Linux2 X86版はGCC 7.3.1-15.amzn2でビルドされています。サンプルコードをコンパイルする場合は、それぞれと互換のあるコンパイラをご使用ください。

GCCのバージョンは、以下のコマンドで確認できます。

 $ g++ --version


 $ g++ AppendPages.cpp -o AppendPages -I [install directory]/Include -L [install directory]/lib -lPtkAHCommon -lPtkAHDMC -lPtkAHGraphicService -lPtkAHFontService -lPdfTk -lPdfTkEx -lPtkAHPDFLib -lPtkAHPDFEditLib -lPtkPDFLinearizer -licuuc -licui18n -licudata


 $ ./AppendPages in.pdf out.pdf append.pdf