Word 変換

Office Server Document Converter V8.0 では、Microsoft Word 97 から Microsoft Word 2019 までで作成された文書ファイルと、Microsoft Word 2003で作成された xml(WordML形式)ファイルを PDF, SVG に変換することができます。JPEG, PNG, TIFF, マルチページTIFF にも変換することができます。

変換仕様

対応する Word 文書

Office Server Document Converter V8.0 では、下記の Microsoft Word で作成された文書に対応しています。

  • 下記で作成された文書ファイル(拡張子 .doc / .dot)
    Microsoft Word 97 for Windows
    Microsoft Word 98 for Windows
    Microsoft Word 2000
    Microsoft Word 2002
    Microsoft Word 2003
    Microsoft Word 98 Macintosh Edition
    Microsoft Word 2001 for Macintosh
    Microsoft Word X
    Microsoft Word 2004 for Macintosh
    Microsoft Office Word 2007
    Microsoft Office Word 2010
    Microsoft Office Word 2013
    Microsoft Office Word 2016
    Microsoft Office Word 2019
  • 下記で作成された拡張子が .xml の文書ファイル(WordML形式)
    Microsoft Word 2003
  • 下記で作成された文書ファイル(拡張子:.docx / .docm / .dotx / .dotm)
    Microsoft Office Word 2007 / 2010 / 2013 / 2016 / 2019

※ 拡張子が .doc であっても内容が MS-RTF 形式のファイルは変換できません。

Word 変換の対応状況

Microsoft Word で作成された文書ファイルの内容を解読して、Word のページアップを真似てページを作ります。用紙の大きさ、方向、余白は Word の「ページ設定」に従います。
用紙サイズ、マージン、一行の文字数、ページ行数を処理できます。
本文レイアウトについては、次のような書式を Word を真似て処理します。

  • 本文領域の文字属性
    (ア) 文字サイズ
    (イ) 文字色
    (ウ) 文字幅(倍率)
    (エ) 下線、下線色
    (オ) 取り消し線
    (カ) 文字間
    (キ) 太字/斜体
    (ク) フォント
    (ケ) 文字位置
    (コ) 上付き/下付き
    (サ) 小型英大文字/すべて大文字
    (シ) 隠し文字
    (ス) 均等割り付け
    (セ) 文字囲み罫線
  • 段落属性
    (ア) 左右インデント
    (イ) 最初の行のインデント
    (ウ) 段落前の間隔、段落後の間隔
    (エ) 配置(左揃え、中央揃え、右揃え、両端揃え、均等割り付け)
    (オ) リスト
    (カ) 行間
    (キ) 段落囲み罫線
    (ク) 禁則

  • (ア) 縦結合
    (イ) ネスト
    (ウ) 線幅、線種、線色、セルの背景色
    (エ) 行の高さ
    (オ) セル内の配置
    (カ) タイトル行(各ページにタイトル行を表示する)
    (キ) 配置/文字列の折り返し
    (ク) 自動的にセルのサイズを変更する
    (ケ) 文字列をセル幅に均等に割り付ける
    (コ) 垂直方向の配置
    (サ) セル内の縦書き
  • 段組
  • ヘッダー/フッター
  • 脚注/文末脚注
  • 縦書き
  • シェイプ、図形
    (ア) 画像
    (イ) AutoShape
    (ウ) TextBox
    (エ) Shapeのz-order
    (オ) トリミング
    (カ) 塗りつぶし
    (キ) TextBox内の縦書き
    (ク) TextBox内の表
    (ケ) ワードアート
    (コ) 描画キャンバス自体の描画
  • 拡張書式
    (ア) フィールド結果のあるフィールド(結果のみ出力)
    (イ) EQフィールド-ルビ
    (ウ) EQフィールド-組み文字
    (エ) EQフィールド-Word97/98の均等割り付け
    (オ) EQフィールド(囲い文字、縦中横)
  • ページ罫線
  • アウトラインレベル(PDFへの変換時、オプションでしおりの階層に変換)

制限事項

MS-Word文書からの変換における主な制限事項は下記のとおりです。

doc(MS-Word 97 - 2003), docx(MS-Word 2007 - 2019) 共通の制限事項

  • 行の高さを正しく設定できない場合があります。
  • ハイフネーションは無視します。
  • MS Officeでは、文字に指定されたフォントがその文字コードに対応するグリフを持っていないとき、適当な別のフォントを割り当てて表示することがありますが、これと同様のフォント割り当てはできません。
  • MS Office 95 以前のバージョンで作成され WMF / EMF が貼り付けられたドキュメントを MS Office 97 以降のバージョンで保存し直したものに含まれる WMF / EMF は、変換できないことがあります。
  • OLEの埋め込みオブジェクトやリンクオブジェクトは変換できません(文書内に表示用の情報が埋め込まれていれば変換できることもあります)。
  • 「改行(CRLF)のない数万文字といった長い文字列があると変換できないことがあります。
  • オブジェクトの影、テキストの影、3Dエフェクトには対応していません。
  • 図形の線のグラデーションには対応していません。
  • 画像を貼り付けるときに、様々な効果を施した場合、その効果は無視され元の配色にて出力されます。
  • 図形の文字列の折り返し「外周」、「内部」は「四角」と同様の出力をします。
  • 文字囲み、段落囲み、表、セル、ページの罫線の一部の線種に対応していません。また、3-Dにも対応していません。
  • ページ罫線の「絵柄」に対応していません。
  • 表の自動調整には対応できない場合があります。
  • 「変更履歴」には対応していません、最終版が変換されます。
  • 「コメント」および「変更履歴」の吹き出しには対応していません、非表示の状態で変換されます。
  • 縦書き文書のシェイプ位置は正しく変換できません。
  • MS office 2007/2010/2013/2016/2019で作成され、Word2003に張り付けられたWord MLは変換できません。
  • ActiveXコントロールは表示できません(文書内に表示用の情報が埋め込まれていれば表示できることもあります)。
  • 「図のスタイル」には対応していません。スタイルが適用されていない状態で出力します。
  • 「図の書式設定」の「影」「反射」「光彩とぼかし」「3-D書式」「3-D回転」には対応していません。設定されていない状態で出力します。
  • 「フォント」-「文字の効果」は、単色塗りつぶしのみ有効です。ただし、透過性の指定は無視されます。
  • 脚注参照文字が正しく変換されない場合があります。
  • 行区切りとなる文字、ページ区切りとなる行が正しくならない場合があります。
  • テキストボックスのリンクに対応していません。
  • 段組中やアンカーより上に配置されるシェイプなど、シェイプ位置が正しく変換できない場合があります。
  • ワードアートの文字の変形は再現できないものがあります。
  • 図のイメージコントロール(グレイスケール, 白黒, ウオッシュアウトなど)には対応していません。
  • 傍点には対応していません。
  • 変更履歴を出力する場合、削除された段落の段落番号など、ファイル内にテキストとして保存されていない文字列には対応していません。

doc(MS-Word 97 - 2003) の制限事項

  • ページ設定の印刷の形式が、袋とじ、見開きページ、本の場合、余白が正しく変換できません。本(山折り、谷折り)の面付の順序が正しくありません。
  • テキストボックス内テキストの垂直方向の配置(中央揃え、下揃え)には対応していません。
  • 段落書式「改ページ時1行残して段落を区切らない」、「次の段落と分離しない」、「段落を分割しない」には対応していません。
  • 段組の段間境界線には対応していません。
  • 割注は標準文字サイズで1行で出力します。
  • テキストボックス内文字の囲み罫線、網掛けに対応していません。
  • セルの間隔には対応していません。
  • 高速保存された文書は変換できません。
  • 縦中横が正しく変換できないものがあります。
  • イメージの囲み線には対応していません。

docx(MS-Word 2007 - 2019) の制限事項

  • ページ設定の袋とじ、本に対応していません。
  • EQフィールドで挿入されたルビ、組み文字、縦中横などは正しく変換できません。
  • 行番号には対応していません。
  • 「テキスト効果の設定」および「図形の書式設定」について
    • Office2007/2010/2013/2016/2019(Word,Excel,Powerpoint)の「塗りつぶし(グラデーション)」の「種類 = パス」は、「種類 = 四角」を指定した場合と同様の変換結果となります。
    • Office2007/2010/2013/2016/2019(Word,Excel,Powerpoint)の「塗りつぶし(グラデーション)」の「透過性」は無視され、「透過性 = 0%」を指定した場合と同様の変換結果となります。
    • Office2007/2010/2013/2016/2019(Word,Excel,Powerpoint)の「塗りつぶし(グラデーション)」の「図に合わせて回転する」は無視され、チェックされていない場合と同様の変換結果となります。
    • Office2007/2010/2013/2016/2019(Word,Excel,Powerpoint)の「塗りつぶし(図またはテクスチャ)」の「並べ表示オプション」の設定はすべて無視され、「幅の調整 = 100%」「高さの調整 = 100%」で変換されます。
    • 「塗りつぶし(図またはテクスチャ)」で、図形の塗りつぶしに図が指定されたとき、図形の形状が長方形に置き換えられます。
    • 「塗りつぶし(スライドの背景)」の指定は無視され、塗りつぶしされません。
    • 「3D書式」「3D回転」には対応していません。指定がまったくされていないものとして変換します。
    • テキストボックスの自動調整は、文字サイズなどが正確に再現できないことがあります。
    • 文字の塗りつぶしの「グラデーション」「図またはテクスチャ」は無視されます。
    • 文字の輪郭についての指定はすべて無視されます。
  • 数式はサイズや属性等が正しく変換できない場合があります。
  • 「スマートアート」は、図形や文字の配置および属性が正しく変換できない場合があります。
  • Office2007-2019で追加された図形と属性(線の先端形状など)は、正しく変換できない場合があります。
  • 図に回転やクリッピングが設定されている場合、フリップ(左右や上下の反転)が無視されます。
  • 図形の背景に図が設定されている場合、図形に回転が指定されていても図は回転しません。
  • 図に設定された透明色は無視します。
  • Office2007/2010/2013/2016/2019のワードアートの変形の形状はOffice2007/2010/2013/2016/2019と同じにはなりません。
  • 図形に図が貼り付けられているとき、図形に変形や回転などが指定されていても、貼り付けられた図には適用されずそのまま出力されます。
  • 図形の背景として塗りつぶしと図が同時に指定されている場合は、図のみが有効となります。
  • ActiveXコントロールは表示できません(文書内に表示用の情報が埋め込まれていれば表示できることもあります)。
  • Office2019で追加された「描画」-「ペン」は、代替イメージを出力します。線色、線の太さなどがOfficeの表示と異なる場合があります。
  • チャートに関する制限事項に関してはMS Excelチャートに関する制限事項を参照してください。
  • Microsoft Office 2016等のサブスクリプションで追加された機能は現在対応しておりません。
  • altChunk(外部ファイルのインポート)には対応していません。