Office Server Document Converter V11.0 が出力できる画像形式は以下のとおりです。モノクロ/256色カラーの画像出力は Windows版でのみ対応しています。
☞ | Office Server Document Converter V11.0 は、Windows版では、Windows の GDI または GDI+ の機能を利用してビットマップ画像を作成し、各種画像形式に変換して出力します。作成できるビットマップ画像の最大サイズは変換を実行するシステムに依存し、使用できる空きメモリ容量など実行時のシステムの状態なども関係しますので、出力可能な画像の最大サイズは不定です。 「Rasterization error: xxxxx」といったエラーが出たときは出力サイズが小さくなるように指定を変更してください。 GDI+ を使用するときは、明示的に指定する必要があります。但し、GDI+ が使用できない環境では、指定しても GDI+ を使わずに処理されます。 Linux版では、PDFを作成し、これを各種画像形式に変換して出力します。作成できる画像の最大サイズは変換を実行するシステムに依存し、使用できる空きメモリ容量など実行時のシステムの状態なども関係しますので、出力可能な画像の最大サイズは不定です。 画像の入力については グラフィクス を参照してください。 |
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画像出力では下記のオプションを指定できます。指定方法については利用するインターフェイスの解説を参照してください。
パラメータ | 機能 |
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スムージング処理 |
画像出力時にスムージング処理を加えることができます。 スムージング処理は、文字、線画、画像を個別に指定できます。 1:文字 2:線画 4:画像 組み合わせて指定する場合は値を加算してください。 値が省略されたときは"7"(3つとも指定)とみなします。 このパラメータは Windows 7以降 / Windows Server 2008以降 でのみ有効です。 |
出力解像度 |
画像出力時の画像サイズを 1~1,440(dpi) の範囲の整数値で指定します。このパラメータが範囲外であるか省略されたときは Windows の画面のフォントサイズで設定されている DPI値 が適用されます。 出力できる画像の最大サイズは、空きメモリ容量など Windows のシステムリソースに依存します。 |
縮小率 | 画像出力時の縮小率を 0 より大きく 1 以下の範囲の数値で指定します。% 値または px(ピクセル)値で指定することもできます。このパラメータが範囲外であるか省略された場合 1 が適用されます。 |
高さの最大値 | 縮小率で決まる出力画像の最大高さを px(ピクセル)値で指定します。 |
ファイル名のフォーマット | 画像出力では、元文書が複数ページのとき複数の画像ファイルがファイル名末尾に連番を付けて出力されますが、連番のフォーマットを変更できます。例えば、出力ファイル名に document.png が与えられているとき、-rasfmt に "-01" を与えたならば、document-01.png、document-02.png、… となります。このパラメータが省略されたときは "1" が指定されたものとみなされます。 |
GDI+ の使用 | 画像への変換に GDI+ を使用します。この指定は Windows 7以降 / Windows Server 2008以降 でのみ有効です。 |
JPEGの画質 | JPEG への変換品質を 1~100(%)の値で指定します。このパラメータが省略されたときは 80 が指定されたものとみなします。 |
モノクロ出力 | 2値のモノクロ画像にして出力します。この形式での出力はWindows版のみ対応しています。 |
グレイスケール出力 | グレイスケール画像にして出力します。 |
256色出力 | 256色のカラー画像にして出力します。この形式での出力はWindows版のみ対応しています。 |
TIFFの圧縮形式 |
TIFF出力で下記の圧縮形式が指定できます。TIFF / MTIFF 共通です。指定がないときは LZW 形式で出力します。
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出力される JPEG画像は、JFIF(JPEG File Interchange Format)形式で、カラースペースは YCbCr です。
PNG (Portable Network Graphics Format) 画像を出力できます。
TIFF Revision 6.0 仕様のTIFF画像を出力できます。マルチページTIFFの出力にも対応しています。