XMetaL よくいただくご質問

基本・一般(インストール・ライセンス・一般的なお問い合わせについて)

XMetaLのダウンロード販売とは、どのようなものですか?

XMetaLのダウンロード販売とは、製品のダウンロードアドレスをご連絡し、同時にライセンスファイルをご提供する形態となります。なお、インストールメディアのご提供はありません。インストールメディアをご希望の場合は、別途1枚 3,000円(税別)で承っております。但し、インストールメディアには、ライセンスファイルは入っておりませんのでご了承ください。

XMetaLの評価版はありますか?また、日本語版はありますか?

XMetaLの試用版につきましてはサポートまでお問い合わせください。

XMetaLのバージョンによっては日本語版がない場合もございます。

  • XMetaL10.0:英語版、日本語版
  • XMetaL:英語版のみ
  • XMetaL12.0:英語版、日本語版
  • XMetaL13.0~17.0:英語版のみ

別のバージョンのXMetaLを、1つのPCで共存させることはできますか?

いいえ、共存させることはできません。XMetaLをインストールする際、以前のバージョンのXMetaLはアンインストールされます。

  1. XMetaLをインストールする際には、以前のバージョンに組み込んだDTDやCSSファイルのカスタマイズをインストールフォルダから別のフォルダにバックアップしてください。
  2. 現在業務で以前のバージョンを御使用のお客様は、そのPCには試用版をインストールしないことをお勧めします。

旧バージョンのXMetaLで使新しい用した特殊化したDITA DTDはXMetaLへ引き継がれますか?

いいえ、引き継がれません。XMetaLをインストール後、再度特殊化したDTDを登録する必要があります。この方法は、下記の「DITA特殊化の再統合」(Re-integrate DITA specializations) の項を参照ください。

XMetaL® Author Enterprise 11.0 Install Readme(英語)

旧バージョンのXMetaLから新しいXMetaLへバージョンアップできますか?

はい、保守契約を締結いただいている場合、無償にてバージョンアップできます。現在お使いの製品名(バージョン)、ユーザーID、登録法人名、担当者名と、バージョンアップされたいライセンス数をご記入の上、メールにてご連絡ください。

インストールPCを仮想化PCで使用する場合に制限はありますか?また、ライセンスについてはどのような扱いになりますか?

仮想化PCがWindowsの機能すべてを満たしているのであれば、特に制限はございません。ライセンスは、1台の仮想化PCに対してライセンスが1つ適用されます。

XMetaLライセンスの名義を他社に変更することは可能でしょうか。可能でしたら、手続き方法も合わせてお教えください。

「XMetaLライセンスの名義を他社(弊社顧客)に変更」は、対応可能です。変更をご希望される場合は、次の点についてお知らせください。

  • どのバージョンの製品のどのライセンスを変更するのか
  • 会社名(現在と変更後)
  • 登録名(現在と変更後の担当者名)

XMetaL Author Enterprise 11.0は64ビットOSで利用可能ですか。

はい、ご利用いただけます。以前より、64ビットOSでもご利用いただけましたが、XMetaLから、64bitネイティブ版がリリースされました。

機能について

XMetaLはアラビア語のような右から左へと読むような言語の編集に対応していますか?

対応しております。

image要素で svgファイルを指定すると、XMetaL上ではsvgファイルが表示されず、エラーになってしまいます。svgファイルをXMetaLで表示するにはどうしたらよいでしょうか。

XMetaLはInternet Explorerを使ってSVGを描画します。IE10以降ではSVG ViewerなしでSVGが表示されます。IE8以前ではSVG Viewerが必要です。以下からダウンロードをお願い致します。

http://www.adobe.com/jp/svg/viewer/install/

XMetaLで連携可能なCMS製品には何がありますか?

XMetaLがサポートされているかにつきましては、個々のCMSベンダーにお問い合わせください。

XMetaLで他のエディタで編集したXMLファイルを開くと、特定の要素に自動的にid属性が振られてしまいます。id属性が付かないようにするにはどうしたらよいでしょうか?

XMetaLには、IDを自動付与する機能があります。この機能をオフにしてください。オフにするには、メニューの"Tools"→"DITA Options"→"General"にある"Auto-assign elements IDs"のチェックをオフにしてください。また、"Auto-assign elements IDs"の横のオプションボタンから、ID自動付与対象の要素を選択することが出来ます。

以前に使用していたメニュー項目が、表示されなくなってしまいました。どうしたらよいでしょうか。

以下の手順を実行して、ワークスペースをリセットしてください。

  1. XMetaL を終了してください。
  2. Windows エクスプローラを起動します。
  3. エクスプローラのアドレスバーに、"%APPDATA%"と入力します。環境変数%APPDATA%に設定されているフォルダの内容が表示されます。
  4. Windowsエクスプローラで、"SoftQuad" フォルダを削除します。(この際、特殊化したDITA DTDがある場合は、削除の前にDTDのバックアップをとってください)
  5. Ctrlキーを押したまま、XMetalを起動します。このとき、「Do you want to reset the XMetaL workspace?」とダイアログが出ますので、[はい]を押してください。(もしダイアログが出なかった場合は、XMetalをそのまま終了し、再度Ctrlキーを押しながら起動してください)
  6. "Help"-"Samples"から、World Time Pro(DITA)を選択して、表示されなくなったメニュー項目が表示されているか確認してください。

Microsoft Wordの画面から文字列をコピーして、XMetaLにペーストすると、元文書に無い空白が入ってしまいます。

標準ビュー、タグ表示ビューの場合にこの現象が発生します。
Wordから文字列をコピーすると、Windowsのクリップボード上に様々な形式でデータが格納されます。XMetaL 10.0は、この中からHTML形式を選択して貼り付けを行います。
ところがHTML形式では、Wordが英字と漢字/かなの間に空白を挿入する場合があります。XMetaL 10.0では、そのままXMLに変換して貼り付けを行なうため、元文書にない空白が挿入されてしまいます。
回避策はプレーンテキストビューでコピー/ペーストを行うことです。プレーンテキストビューではクリップボード上のテキスト形式から貼り付けが行われます.この場合は余分な空白が挿入されることはありません。

XMetaLで同一フォルダ内の他のトピックやマップの要素をconrefした場合、conref属性のファイルが絶対パスになってしまう場合があります。これを回避する方法はないでしょうか?

新規にトピックやマップを作成し、保存しない状態で、conrefを使用した場合は、conref属性の参照先のファイルのパスは絶対パスとなります。この場合は一旦ファイルを保存してから行ってください。

プレーンテキストビューでは半角空白を連続して入力できますが、ノーマルビューに切り替えたり、保存した場合には一個の空白にまとめられてしまいます。

これはXMetaLの仕様です。連続した空白を確保したい場合は、HTMLでも使用されるU+00A0(NO-BREAK SPACE)を御検討ください。

XMetaLの"Insert"から"Link"→"Web Link"でhrefにURLを挿入すると、xref要素のformat属性の値が"http"となります。なぜformat属性の値が"html"とならないのでしょうか?

XMetaLはhref属性に指定したURLからプロトコル部分(httpやftp)を抜き出してformat属性に設定しています。

  • http://www.xmetal.com/index.html → format="http"
  • ftp://ftp.xmetal.com/folder → format="ftp"

御不便をかけて申し訳ありませんが、現在の回避策はformat属性の値を、属性インスペクタか、hrefを挿入するダイアログの"その他属性"のタブから修正をしていただくしかありません。

マップにtopicref要素があります。このファイルをXMetaLで編集すると、topicref要素に、編集前には付いていなかったnavtitle属性が付いてしまいます。

XMetaLはtopicref要素のhref属性のリンク先ファイル内にtitle要素があると、この文字列値をnavtitle属性として自動的に生成します。これを回避するには、topicref要素にlocktitle属性を付けて、この値を"yes"とします。ただしlocktitle属性は継承されないため、locktitle="yes"はnavtitle属性が生成される個々のtopicref要素に指定する必要があります。

"Track Changes"を常にオンにしておくことはできますか?または、オフにできないようにすることはできますか?

"Track Changes"を常にオンにしておく機能/オフにできないようにする機能はありません。

"Track Changes"を承認/却下できる人を限定することはできますか?

承認/却下できる人を限定することはできません。

"Track Changes"ではテキスト以外の要素や属性の変更も記録できるのでしょうか?

要素の削除/挿入は記録の対象となります。属性の変更は記録の対象にはなりません。

"Tools"→"DITA Options"→"General"にある"Auto-assign elements IDs"のオプション設定を全てのトピックタイプに対して一括で行なう方法はありますか?

XMetaLで全てのトピックタイプの"Auto-assign elements IDs"のオプション設定を一括で行なう方法はありません。この設定はDTD毎の設定として保存されているため、各々のトピックタイプのファイル(例えばtaskファイル)を開いた上で、"Auto-assign elements IDs"の操作を行なう必要があります。

XMetaLでDITA 1.1の言語仕様に基づいたXMLを作成できますか?

可能です。XMetaLはDITA 1.1、1.2、1.3のDTDを用意しています。メニューの、"Tools"→"DITA Options"→"General"→"Select defalt DITA Version"のコンボボックスで、既定値の1.2ではなく1.1を選択してください。これによりXMetaLはDITA 1.1のDTDを参照するようになります。この設定変更でDITA 1.1の言語仕様に基づいたXMLが作成可能になります。

</p>の前に改行が入り次行に送られてしまいます。また行の末尾に半角スペースが付いてしまうことがあります。

マクロのDITA Configuration: Turn ON Pretty-Printingが実行されているようです。Pretty-PrintingはDITA編集時にプレーンテキストで見やすいように体裁を整えますが、意図しない改行や行の末尾に半角スペースが入ることがあります。以下の手順で停止させてください。

  1. XMetaL を管理者として実行してください。
  2. "Tools"→"Macros..."→"DITA Configuration: Turn OFF Pretty-Printing"にカーソルを置きます。
  3. "実行"ボタンを押してください。

XMetaLで、SVGドメインを使用してファイルにSVGを直書きした所、標準ビュー、タグ表示ビューでSVGが表示されません

XMetaLにはSVGドメインによって書かれたSVGを表示する機能がありません。SVGを表示させたい場合はimage要素を使用してください。

編集画面のウィンドウ表示を初期状態に戻すにはどうしたらよいでしょうか。

以下の手順を実行して、ワークスペースをリセットしてください。

  1. XMetaL を終了してください。
  2. Ctrlキーを押しながら、XMetaLを再起動します。
  3. "Do you want to reset the XMetaL workspace?"というメッセージダイアログで"はい"を選択します。
  4. ワークスペースがクリアされた状態でXMetaLが起動されます。