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Web Interface V6.0 for AH Formatter機能紹介:基本機能

『Web Interface V6.0 for AH Formatter』は、サーバプログラムとクライアントプログラム、フォルダ監視サービスから構成されます。各プログラムは Java で設計されており異なるプラットフォームの相互間でインターネットを超えて連携することができます。サーバとクライアントはカスタムプロトコルを使用してTCPソケットを介して通信します。

処理の流れ
処理の流れ

プログラムレスでサーバ運用が可能

サーバ側のアプリケーション開発の必要がありません。『Antenna House Formatter』がインストールされたサーバ上に『Web Interface』のサーバプログラムをインストールするだけでサーバ側の準備が整います。

簡単なコマンドでリクエスト送信

クライアント上では、サーバ上の『Formatter』を利用するためのコマンドと組版対象データをまとめてサーバに送信します。送信するコマンドに『Formatter』のコマンドラインと同じパラメータを用いたインターフェイスを提供します。『Formatter』のコマンドラインをご利用の方には馴染み深いものになっています。

『Formatter』クライアントの実行例:

ahfcmd -d sample.fo -o output.pdf

AHFCmd : Antenna House Formatter V7.4 R1 Windows : 7.4.1.63121 (2023-12-20T11:05+09)
Copyright (c) 1999-2024 Antenna House, Inc.

AHFCmd :Formatting finished normally :total 1 page

『Web Interface』クライアントの実行例:

java -jar xds-client.jar -xds-host 10.1.10.6 -d sample.fo -o output.pdf

AHFCmd : Antenna House Formatter V7.4 R1 Windows : 7.4.1.63121 (2023-12-20T11:05+09)
Copyright (c) 1999-2024 Antenna House, Inc.

AHFCmd :Formatting finished normally :total 1 page

Windows、Linux の相互間で通信

サーバとクライアントプログラム、フォルダ監視サービスは Java で設計されており、Windows のクライアントから Linux のサーバへの接続、Linux のクライアントから Windows のサーバへの接続といった異なるプラットフォームでも相互間の通信が可能です。

フォルダ監視サービスで更に簡単利用

クライアントではフォルダ監視サービスを利用することにより、さらに簡単に『Formatter』を利用することができます。フォルダ監視サービスで指定したフォルダに変換したいファイルを転送するだけで変換結果を得ることができます。