瞬簡PDF 作成 2024動作環境/制限事項
動作環境
※1 インストールには管理者権限が必要です。
※2 シンクライアント環境の動作確認状況については下記ページをご覧ください。
→ シンクライアント環境での動作について
※3 ひとつの製品(1ライセンス)につき1台までのパソコンにインストールしてご利用可能です。複数のパソコンにインストールしてご利用になりたい場合は、その台数分の製品をご購入ください。
なお、企業様など団体向けの複数ライセンス(10ライセンス以上)もご用意しております。
→ デスクトップ製品 複数ライセンスのご案内
対応OS | ※ 本製品はデスクトップアプリケーションです。 Windows 11 日本語版 Windows 10(64 ビット) 日本語版 ※1 本製品は64ビット版Windowsのみで動作します。32ビット版やARM版Windowsではご利用になれません。 ※2 Windows 11/10 への対応状況詳細は下記ページをご覧ください。 →デスクトップ製品の Windows 対応状況 |
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CPU | 上記OSが動作するインテル x86系プロセッサ(1GHz以上推奨) ※1 本製品は ARM 系プロセッサには対応しておりません。 |
メモリ | 上記OSが推奨するメモリ以上(これに加えて1GB以上の空き容量を推奨) |
ハードディスク | 本製品のインストールに必要な230MB以上の空き容量 |
ディスプレイ | 解像度1280×768以上、16ビットカラー(65,536色)以上 |
スキャナー | 本製品からTWAIN対応のスキャナーを使用することができます。 ※ WIAには対応しておりません |
光学ドライブ | パッケージ(CD-ROM)版をご購入の場合、本製品をパソコンに導入するためにはCD-ROMの読み込み可能なドライブが必要です。 なお、CD-ROMドライブをお持ちでない場合は、クロスメディアサービスを利用することができます。詳しくは、次のアドレスをご参照下さい。 →https://www.antenna.co.jp/cross/ |
その他 | PDF生成仮想プリンタドライバ「Antenna House PDF Driver 8.0」からPDFを作成する場合は、そのファイルを表示して「印刷」を行えるアプリケーションが必要です。 Office アドイン機能を利用するには、ご利用のパソコンに以下のアプリケーションが正しくインストールされていて、問題なく動作する必要があります。 Microsoft Word (2016/2019/2021) Microsoft Excel (2016/2019/2021) Microsoft PowerPoint (2016/2019/2021) ※64ビット版にも対応 「Antenna House PDF Driver 8.0」は「保護された印刷モード」に対応しておりません。 「瞬簡PDF 作成 2024」の一括印刷機能を利用するには、ご利用のパソコンにそのファイルを右クリックメニューから印刷できるアプリケーションが必要です。(Adobe Acrobat DC または Acrobat Reader DC の使用を推奨) ※Windows の「リーダー」アプリおよびストアアプリ、Microsoft Edge にファイルの拡張子が関連づけられている場合は、印刷できません。 |
制限事項
「瞬簡PDF 作成 2024」の制限事項
- PDFファイルへの一括変換では、ファイルの拡張子に関連付けられているアプリケーションを用いてPDFファイルに変換します。コンピュータに該当アプリケーションが正しくインストールされ問題なく動作する必要があります。
- 右クリックメニューからの印刷に対応していないアプリケーションの文書ファイルのPDF変換には対応しておりません。弊社で動作を確認しているファイル形式は次の通りです。
ファイルの種類(括弧内は拡張子)
Microsoft Word(.DOC、.DOCX)、Excel(.XLS、.XLSX)、
PowerPoint(.PPT、.PPTX)※1
一太郎(.JTD)※2
ビットマップ(.BMP、.DIB)、JPEG(.JPG、.JPEG、.JPE、.JIFIF)、
GIF(.GIF)、PNG(.PNG)、TIFF(.TIF、.TIFF)、WMF(.WMF)、
EMF(.EMF)JPEG2000(.J2K、.JP2、.JPC、.J2C、.JPX、.JPF)
上記の形式以外のファイルについては、エクスプローラの印刷機能を利用して、ファイルの拡張子に関連付けられているアプリケーションを用いてPDFファイルに変換します。
※1 Word/Excel/PowerPointファイルからPDFファイルを作成するには、コンピュータにMicrosoft Office(Word/Excel/ PowerPoint)が正しくインストールされていて、問題なく動作する必要があります。
※2 一太郎ファイルからPDFファイルを作成するには、コンピュータに一太郎(ジャストシステム社)が正しくインストールされていて、問題なく動作する必要があります。
また一太郎形式のファイルで、複数シートのあるファイルや、パスワード/セキュリティが設定されたファイル、差込ファイルなど、ご利用の機能や形式によっては正常に変換できません。 - アルファチャンネルを持つ画像ファイルには対応していません。
- PDFファイルへの変換中は、他のアプリケーションから「Antenna House PDF Driver」へ印刷を行わないでください。変換が正常に終了しない場合があります。
- PDFファイルへの変換中は、変換対象のファイルに関連づけられたアプリケーションで変換中のファイルを開かないでください。アプリケーションの動作が不安定になる場合があります。
- 一括印刷機能を利用するには、お使いのコンピュータにそのファイルを右クリックメニューから印刷できるアプリケーションが必要です。(Adobe Acrobat DC または Acrobat Reader DC の使用を推奨)
※Windowsの「リーダー」アプリおよびストアアプリにファイルの拡張子が関連づけられている場合は、印刷できません。 - PDFのセキュリティで「印刷不可」に設定されたPDFファイルは、一括印刷機能を用いて印刷できません。
- 「分割・抽出」機能では対象PDFファイルから下記を出力ファイルにコピーします。これ以外の内容は引き継がれません。(出力オプションで設定された場合はその設定で上書きされます。)
文書情報、セキュリティ、PDFの開き方、しおり、
注釈・フォーム、添付ファイル - 「結合」機能では、文書情報、セキュリティ、PDFの開き方などファイル全体の情報は先頭ファイルの情報が引き継がれます。
- PDFファイルを結合したり、ページの分割、抽出、削除処理で、元のファイルからしおりやリンクを継承した場合、しおりやリンクが想定したページに移動しない場合があります。
- PDFファイルを結合した場合、フォームやJavascriptなどがうまく動作しない可能性があります。
- PDF/AおよびPDF/Xに準拠したPDFファイルを処理すると、出力されるPDFファイルは、PDF/A、PDF/Xに準拠したものではなくなります。
- セキュリティが設定されているPDFファイルを処理するには、そのPDFファイルに設定されている権限パスワードを入力して解除する必要があります。
- 256bit AESのセキュリティ付きファイルを分割すると、文書を開くパスワードが設定されていた場合に文書を開くパスワードが解除されて出力されます。
- 「PDF作成」のWordの「しおりを出力する」機能は、Wordに既定で設定されている「見出し 1」~「見出し 9」についてのみPDFのしおりを出力します。他のスタイルはしおりとして出力されません。
- 瞬簡PDF 作成 の「圧縮・最適化」機能はPDFに埋め込まれている画像に対し、ダウンサンプリングおよび画質の圧縮を行なうことで実現しています。埋め込まれている画像や圧縮の設定によっては、出力するPDFのファイルサイズが小さくならない場合があります。
- 瞬簡PDF 作成 の後処理プラグイン「メールに添付」機能の利用には、MAPI(Messaging Application Programming Interface)に対応した電子メールソフトが必要となります。Windows 8以降に標準搭載の「メール」アプリはこの機能に対応していないためご利用いただけません。
- 瞬簡PDF 作成 のPDFの編集機能は、PDFの本文(テキスト、画像、レイアウトなど)の内容を直接編集するものではありません。また、PDFを表示しながら編集を行う機能はありません。
- 瞬簡PDF 作成 の一括印刷機能は、ローカルプリンターにのみ対応しています。ネットワークプリンター(他のWindowsコンピューターで共有しているプリンター、またはWindows Serverのプリントサーバーに接続したプリンターなど)には対応しておりません。
- 一太郎ファイルからPDFを作成する際、ご利用の環境が 一太郎2013以降の場合には、下記の制限事項があります。
- 一太郎ファイルを連続変換するとエラーメッセージ「Internal applicationerror」が表示され、変換が失敗する場合があります。
- 作業フェーズが「提出確認」または「アウトライン」で保存されている場合、作成アプリケーションでのPDF変換が失敗します。(作業フェーズを「エディタ」「ビューア」「基本編集」で保存してからPDF変換するか、一太郎から「Antenna House PDF Driver」へ印刷してPDF変換してください。)
- Officeファイルや画像等がシートに追加された一太郎ファイルの場合、対応するアプリケーションがインストールされていないと、変換に失敗したり正常に終了しない場合があります。
- 一括印刷機能でPDFを印刷する場合、PDFに関連付けされているアプリケーションが Acrobat Reader DC の場合、Acrobat Reader DC の環境設定で保護モードが有効になっていると印刷ができません。
- ページ削除機能の「白紙を削除」オプションは、
1.)ページ内に描画オブジェクトを含まない
2.)ページ内にスペース(半角、全角)、タブ、改行コード、改ページしか含まない
3.)ページ内に注釈のみ、あるいは注釈と(2)のみのページ
の場合が対象となります。見た目が白紙のようでも、実際には何らかのオブジェクトが含まれる場合は、白紙とみなさないため除されません。 - Windows 10でご利用の場合、コンピューターがネットワークに接続されていない環境でPDF作成を実行すると「既定のプリンターを変更できません。」というエラーメッセージが表示され、PDF作成ができないことがあります。このような場合は、Windowsの「設定」>「プリンターとスキャナー」設定画面にある「Windowsで通常使うプリンターを管理する」チェックボックスからチェックを外してください。
- Windows 10 のバリアブルフォントには対応していません。(PDF作成時や透かし文字のフォント、ヘッダーフッターの文字のフォントなど)
- PDF2.0のファイルを結合する場合は、対象ファイルがすべてPDF2.0である必要があります。
- 電子署名されたPDFは結合、分割、圧縮、セキュリティ設定/解除など編集することは一切できません。
「Antenna House PDF Driver 8」の制限事項
- プリンターとしての扱いについて
- Antenna House PDF Driverは印刷機能を持つすべてのソフトウェアで使用することができますが、動作環境やソフトウェアの仕様などにより、正常にPDFが作成できない、描画状態がオリジナルと異なるなどの現象が発生する場合があります。
- Microsoftストアアプリ(Modern UIを持つソフトウェア。ストアアプリ版Officeなど)には対応していません。
- ネットワークプリンターとしてご利用いただくことはできません。
- Windowsのプリンター一覧に表示されるプリンター名を変更しないでください。
一部の機能が正常に動作しなくなるおそれがあります。 - Adobe Acrobatなど他のPDFビューアからPDF Driverを指定し印刷する動作、および出力されたPDFファイルについては保証されません。
- PDF Driverを使用した場合に作成可能なPDFバージョンは、PDF1.3~PDF2.0です。
- Windows 11 24H2以降の「Windowsで保護された印刷モード」には対応しておりません。
有効にすると「Antenna House PDF Driver 8.0」をインストールすることができません。また、すでにインストール済みの「Antenna House PDF Driver 8.0」のプリンタドライバーやプリンタは削除されます。このためPDFを作成できなくなります。
一度モードを有効にすると無効にしてもプリンタドライバーやプリンタは削除されたままです。再度利用するには「Antenna House PDF Driver 8.0」を再インストールしてください。
- 縦書きについて
- 縦書きや文字が回転されている場合は、フォントを埋め込む設定で印刷を行ってください。フォントを埋めこんでいない場合、文字が元文書とは異なる方向に回転したり位置がずれて表示されます。
- 縦書き文字の出力対応は、MSゴシックとArial Unicode MSを基準としています。
- フォントについて
- 対応フォントは、True Type、Open Type、Type1フォントです。Windowsで使用可能なフォント以外については動作保証されません。また、フォントの仕様に沿っていないフォントについては動作保証されません。
- Open Type Fontでは、フォントによって縦書き記号が回転する場合があります。
- Open Type Fontをフォント作成ツール「FontForge」でTrue Type Fontに変換したフォントは正しく変換されません。
- 一部のシンボルフォントの文字についてPDF出力が正しく行われません。
- JISX0213の一部の文字について、文字幅が元文書と異なってPDF出力されます。
- Webフォントを使用したWebページのPDF出力には対応していません。
- Windows 10 のバリアブルフォントには対応していません。(PDF作成時や透かし文字のフォントなど)
- 画像や図形について
- 透過画像や図形が含まれているとき、出力されたPDFでは黒く塗りつぶされた表示になる場合があります。
- 透過画像や図形が含まれているとき、PDF/AやPDF/X設定時にPDFが出力されなかったりファイルサイズが0KBであるPDFファイルが出力される場合があります。
- 画像や図形のグラデーションやパターンが元文書の通りに変換されない場合があります。
- Officeファイルについて
- Excelファイルにおいて、「ページ設定」の印刷品質(解像度)設定値の変更を行った場合、出力されるPDFファイルの結果が印刷プレビューと異なり、行やページが増減する場合があります。
- 「保護されたビュー」に「このファイルに問題が見つかりました。このファイルを編集すると、コンピューターに被害を与えるおそれがあります。」のメッセージが表示されるxls 形式のExcelファイルは取り込みができません。メッセージが表示されないようにするか、Excelの印刷機能またはアドオンからPDFに変換してから取り込んでください。
- PDF Driver設定[一般]タブ「同名のファイルがある場合」の設定で「連番を付ける」または「出力しない」が選択されていると取り込みに失敗します。
- Wordファイルのペン・蛍光ペンが変換されない場合があります。
- Windows機能との互換性について
- Modern UIに対応していません。Modern UIを持つソフトウェアから印刷を行った場合、ユーザーインターフェースが期待される動作をせず、ファイル保存ダイアログはデスクトップ上に表示されます。
- Windows付属の「リーダー」について動作保証していません。PDFファイルが「リーダー」と関連付けられているとき、PDF Driverの設定が「作成後PDFを表示」であっても、作成後にPDFファイルが表示されない場合があります。
- Windowsのサービス(Windowsサービス、Internet Information Serviceなど)での利用において、外字出力には対応していません。
- 透かしについて
- 透かしの配置を最背面に設定した場合、印刷を行うアプリケーションによっては、透かしが他のデータの背面に配置され見えない状態になることがあります。
- 透かし文字列のフォントとして「Roman」などfon形式フォントを選択した場合、PDF出力に失敗し、PDFが出力されない、もしくは0バイトのPDFファイルが残ります。
- 「PDFのバージョン」で「PDF2.0」を指定している場合に「透かし」としてPDFファイルを挿入する時はバージョン2.0のPDFファイルを指定してください。1.xのPDFファイルを指定した場合、PDFは出力されません。
- 印刷について
- プリンターが出力するときのピクセル数は、「用紙サイズ(インチ換算)×解像度」で決まります。この値が非常に大きくなる設定のときに、印刷が行われずPDFファイルが出力されない場合があります。
そのような場合は、用紙サイズを小さくするか、あるいは、解像度を低い値に設定してください。設定値の目安は、「用紙サイズ(縦)×解像度」あるいは「用紙サイズ(横)×解像度」が16bitの上限である「65535」より小さくなる値です(参考:3600 dpiなら約460mm、600 dpiなら約2750mmが上限値となります)。 - 印刷ジョブ名をPDFファイル名としています。Windowsにおいてファイル名に使用できない9種類の記号 \ / : * ? < > | が印刷ジョブ名に含まれている場合、これらの記号を「_」(0x5F)に置換しPDFファイル名とします。制御コード(0x01~0x1F)が含まれる場合は、これを半角スペースに置換しPDFファイル名とします。
- 印刷設定「セキュリティ」タブにおいて「閲覧用パスワード」または「編集用パスワード」を設定する場合、「1111」という文字列をパスワードとして指定することはできません。
- WebブラウザーからPDF Driverを使用して印刷を行ったとき、ページに使用されているフォントの種類によりPDF出力されない場合があります。
- Windows 11 24H2以降の「Windowsで保護された印刷モード」には対応しておりません。
有効にすると「Antenna House PDF Driver 8.0」をインストールすることができません。また、すでにインストール済みの「Antenna House PDF Driver 8.0」のプリンタドライバーやプリンタは削除されます。このためPDFを作成できなくなります。
一度モードを有効にすると無効にしてもプリンタドライバーやプリンタは削除されたままです。再度利用するには「Antenna House PDF Driver 8.0」を再インストールしてください。
- プリンターが出力するときのピクセル数は、「用紙サイズ(インチ換算)×解像度」で決まります。この値が非常に大きくなる設定のときに、印刷が行われずPDFファイルが出力されない場合があります。
- その他変換設定について
- PDF/A、PDF/X設定でPDF出力を行う場合、グレースケールあるいはモノクロ変換は 行われません。
- グレースケールあるいはモノクロ変換設定でかつPDFファイルを透かしとして指定している場合、透かし部分はグレースケールおよびモノクロ変換は行われません。
- PDF/A-2bを指定する場合、「画像」タブにおいてダウンサンプリング設定を使用しない設定にしてください。
- Antenna House PDF Driverの設定で「文中のURLにリンクをつける」設定を行った場合、URL文字列に「-」(ハイフン)などの記号が含まれると、正常にリンクが設定されない場合があります。
- PDF/A-2bを出力する設定のとき、使用しているフォントにグリフが存在しない場合はエラーとなりPDFは出力されません。
【Officeアドイン機能の制限事項】
- 以下のようなハイパーリンクを含む文書をPDF出力すると、ハイパーリンクの指定範囲(=リンク枠の位置)が不正になることがあります。
- 改行を含む文字列にハイパーリンクの指定がある場合
- 縦書き文書内でハイパーリンクを指定した場合
- ハイパーリンクを付加したWordアートや図形に「折り返しの種類と配置」機能等を加えた場合
- HTMLのブラウザでの表示結果をWordに貼付した場合
- Word文書内の画像やオートシェイプに設定されたハイパーリンク
- 文書内を移動するリンク以外のハイパーリンクについては、リンク情報が正しく出力されない場合があります。
- Officeファイルについて
- Excelファイルのシートにおいて印刷範囲が設定されている場合は、リンクの出力やコメントの注釈を作成できません。該当するファイルの場合は、アドイン出力開始時に警告メッセージが表示されます。
- Excelファイルのシートにおいてヘッダに印刷タイトルとして「行」「列」タイトルが指定されている場合、リンクの出力やコメントの注釈を作成できません。
該当するファイルの場合は、アドイン出力開始時に警告メッセージが表示されます。 - Excelファイルにおいて保護シートが存在する場合は、リンクの出力やコメントの注釈を作成できません。該当するファイルの場合は、アドイン出力開始時に警告メッセージが表示されます。
- Excelファイルにダイアログシートが含まれている場合、ダイアログシートより後ろのシートに対しては、しおりやリンクの出力、コメントの注釈の作成はできません。該当するファイルの場合は、アドイン出力開始時に警告メッセージが表示されます。
- ExcelのHYPERLINK関数によるリンクはPDFのリンクに変換されません。
- PowerPoint アドイン変換において、表の中の文字列に設定されたハイパーリンクをPDF のリンク注釈として正しく出力できません。
- Word文書上に隠し文字が存在する場合、しおりやリンクは作成されません。
- Word文書において、図形内の見出しはしおりに変換されません。
- 印刷設定について
- 印刷設定のPDFバージョンがPDF/AあるいはPDF/Xのとき、「コメントをノート注釈に変換する」設定でアドイン変換を実行した場合は、印刷途中で失敗するため、PDFファイルが出力されません。
- 印刷設定のPDFバージョンがPDF/Aのとき、「元の***ファイルを添付する」設定でアドイン変換を実行した場合は、印刷途中で失敗するため、PDFファイルが出力されません。
- 印刷設定のPDFバージョンがPDF/Xのとき、「元の***ファイルを添付する」、「リンクを出力する」、「相互参照と目次をリンクに変換する」、「脚注をリンクに変換する」設定でアドイン変換を実行した場合は、出力されるPDFファイルはPDF/Xの仕様の範囲外となります。
- PDF/AまたはPDF/Xの設定でアドイン変換する場合、PDF/A,PDF/Xの仕様と合致しているかどうかのチェックは行われません。このため、PDF出力されない、あるいは、出力されても準拠エラー状態となる場合があります。PDFが出力されないケースで認識している条件は、ファイル添付、ノート注釈設定がある場合です。
シンクライアントの制限事項
シンクライアント環境共通の制限
- 各シンクライアント環境のすべての機能と組み合わせて、本製品が問題なく使用できることを保証するものではありません。
- 本製品が問題なく動作するには、使用ユーザ数に応じたCPU処理能力/空きメモリが必要です。充分なリソースがない場合には正常に動作しない可能性があります。
- 同一ユーザでログインした複数のリモートデスクトップセッション上で、本製品を同時に使用することはできません
- スキャナー読み込み機能については動作対象外となります。
- 本製品の「印刷」機能はすべてのプリンターについて動作を保証するものではありません。
- ハードウェアプリンターについては、特定のプリンターについてサーバ上のプリンター、リダイレクトされたプリンター、またはThinPrint機能で使用可能になるローカルプリンターで印刷されることを確認しています。
- サーバ上のプリンターへ印刷をする場合は他のユーザが印刷中は同時には印刷されません。
- 「Antenna House PDF Driver」プリンターへの印刷はサポートされません。
- その他の仮想プリンタドライバーについては動作を確認しておりません。
Windows Server ターミナルサービス/リモートデスクトップサービスでの制限
- クライアントPC上のファイルを処理したり、出力先にクライアントPC上のフォルダを指定して処理を実行した場合、正常に処理が完了しないことがあります。
- Windows Server 2008 以降のターミナルサービス/リモートデスクトップサービス上でRemoteApp から利用する場合、サーバ上で PDFファイルに Adobe Reader が関連付けされていると下記の場合にAdobe Readerの「Adobe Readerの保護モード」ダイアログが表示されます。
- 「出力ファイルを表示する」がONに設定されており、出力PDFファイルが開かれる場合
- ヘルプボタンやショートカットからマニュアルを開く場合
- 印刷機能でPDFファイルを印刷する場合
- 処理を継続するには「保護モードを無効にして開く」か「常に保護モードを無効にして開く」を選択する必要があります。
XenApp での制限
- クライアントPC 上のファイルを『瞬簡PDF 作成 2024』のアプリケーションのファイルリストに直接登録することができません。(サーバ上のファイルは登録できます。)
- クライアントPC上のフォルダを出力先に指定した場合、ファイル出力が遅くなる現象が発生する場合があります。
Antenna House PDF Driver の制限
- PDF作成には、ファイル拡張子に関連づけられたアプリケーションがシンクライアント環境での動作に対応しており、正常にセットアップされている必要があります。
- PowerPoint ファイルのアドイン変換時、PowerPoint アプリケーションが前面表示される場合があります。予め画面を最小化しておくことで対処可能です。(ただしバージョンによっては最小化できない場合があります。)
- PowerPoint を利用して複数のユーザーから同時にPDF作成をした場合に、PowerPoint の強制終了や無応答やエラーが発生する場合があります。
- プリンターを複数のユーザーで共有するようなシンクライアント環境では、Microsoft OfficeのアドインボタンからのPDF作成機能をご利用いただけません。他のユーザーの印刷ジョブと重複した場合に処理ができず、予期しない動作をする可能性があります。
- ターミナルサービス/リモートデスクトップサービス/XenApp 環境ではサーバ上、「その他」のシンクライアント環境の仮想OSの場合には仮想OS上に『Antenna House PDF Driver 8.0』がインストールされ、『Antenna House PDF Driver 8.0』プリンターが作成されている必要があります。
- シンクライアント環境で提供される、「クライアントPC上のプリンターをサーバー上に対応づける機能」、「仮想OSの場合にホストPC上のプリンターをゲストOS に対応づける機能」により自動作成されたプリンターには対応しておりません。また、このようなシンクライアントの機能により自動作成された『Antenna House PDF Driver』プリンターに対して、アプリケーションから直接印刷してのPDF変換についても動作は保証しておりません。
『瞬簡PDF 作成 9』からの改訂点
新規に追加された機能
- ツールバーがリボンになりました。「編集/表示/ツール/ヘルプ」のメニューは無くなり、それらに含まれていたコマンド類は[ファイル]メニューや「ファイルリスト」、各機能設定ペインに移動しています。
- 「出力オプション」の設定内容は各機能設定ペインに移動しています。
- 最近使ったファイル履歴から追加
- 最近使ったフォルダー履歴から追加
- メイン機能の扱いが変わりました。これまではメイン機能を一つ選びそれを実行する形式でしたが、「瞬簡PDF 作成 2024」では各機能のON/OFFを切り替え「処理実行」でONにしたすべての機能をまとめて実行できるようになっています。
- 「作成/結合」⇒ 「PDF作成」と「結合」に分割、名称変更されました。
- 「再圧縮」⇒ 「圧縮・最適化」に名称変更されました。
- 「ページ分割/抽出/削除」⇒ 「分割・抽出」に名称変更されました。
- 「文書情報設定」⇒ 「文書情報」に名称変更されました。
- 「セキュリティ設定」⇒ 「セキュリティ」に名称変更されました。
- 「セキュリティ解除」⇒ 「ロック解除」に名称変更されました。
- 「透かし」機能
- Adobe Acrobat準拠になりました。
- プレビューが表示されるようになりました
- テキスト指定時、各種文字装飾、配置を指定できるようになりました
- ファイル指定時、ページ番号を指定できるようになりました
- 表示方法で回転角度、相対倍率、ミリ単位の配置指定が可能になりました
- 「ヘッダー・フッター」機能
- Adobe Acrobat準拠になりました。
- プレビューが表示されるようになりました
- 各種文字装飾を指定できるようになりました
- 開始ページ番号を指定できるようになりました
利用できなくなった機能
- 出力ファイル設定で「入力PDFファイルを削除する」機能は廃止されました。
- 右クリックメニューの「ファイルプロパティ」「文書情報」コマンドは廃止されました。
- Evernote、Dropboxとの連携機能は廃止されました。
- 「暗号レベル低(RC4 - 64bit)」の設定は廃止されました。
- 「透かし」機能で「対角線上に表示」「フォントサイズ:自動」「対象ページ指定:先頭/最後」が廃止されました。
- 「ヘッダー・フッター」機能で「文字の背景を塗りつぶす」「対象ページ指定:先頭/最後」が廃止されました。
- 「フォルダ登録」コマンドは廃止されました。フォルダのドラッグ&ドロップやエクスプローラーのコンテキストメニューからの登録は可能です。
- 「スキャナ設定」機能は廃止されました。
- 「ファイルリスト」のソート機能はできなくなっています。今後のアップデートで対応予定です。