3–15 基本図形の変形

四角形、楕円、平行四辺形、三角形、矢印、吹き出し、括弧など、リボン「ホーム」タブなどにあるオブジェクトギャラリーの基本図形グループに含まれている図形には、特殊なハンドルを使って図形を変形できるものがあります。

オブジェクト一覧

図3・51 オブジェクト一覧

3–15–1 特殊ハンドルで図形を変形

図形を選択すると、一部の図形(下記)では、リサイズ用のハンドル(オブジェクトの四隅と上下左右の小さな□)に加えて、黄色いひし形の特殊なハンドルが表示されます。

オブジェクトの特殊なハンドル

図3・52 オブジェクトの特殊なハンドル

Mspng 特殊ハンドルが表示されないとき

一度でも「頂点の編集」を行うと、図形は単なる多角形という扱いになり、特殊ハンドルは表示されなくなります(3–16 多角形と図形の編集参照)。なお、今図形がどのような扱いになっているかはオブジェクト一覧で確認できます(3–26 オブジェクト一覧参照)。

オブジェクトを[Ctrl]+[A]で一度にすべて選択すると、矢印オブジェクト以外のひし形ハンドルは表示されません。

基本図形の作成、選択、移動、サイズ変更、コピー&ペーストなどの操作は、3–8 オブジェクトの作成、選択、移動など基本操作を参照してください。

基本図形の位置、サイズ、配置を細かく調整する操作は、3–10 オブジェクトの配置とサイズの調整を参照してください。