第9章 コマンドラインの仕様

9–1 入出力ファイルの指定方法


コマンド内容
入力ファイル-d (ファイルパス) [パスワード]
処理対象となるPDFファイルパスを指定します。パスワード文字列を指定すると、セキュリティ付きPDFに対しても処理が可能です。文書を開くパスワードと権限パスワードの2種類が付与されている場合は、権限パスワードの文字列を指定します。入力ファイルのセキュリティ情報は、「PDFファイル結合」、「PDFセキュリティ設定」、「PDFセキュリティ削除」、「ページ抽出」を除くコマンドにおいては出力PDFファイルに引き継がれます。
例) –d c:\test\test.pdf ownerpass
出力ファイル-o (ファイルパス) [-linearize]
保存先となるPDFファイルパスを指定します。「-linearize」オプションを付けた場合は、リニアライズ保存(Web表示用に最適化)されます。
例) –o c:\sav\out.pdf -linearize