8. バージョンアップ方法 ― Linux

PDF Tool API V5.0/V6.0を使用したプログラムをV8.0用にバージョンアップする方法について説明します。

8.1. 開発環境の準備

8.2. ライセンスファイルの準備

V8.0の動作には、V8.0用のライセンスファイルをご使用ください。

V5.0/V6.0用のライセンスファイルでは動作しません。

8.3. C++ APIの場合

8.4. Java APIの場合

  1. PDF Tool API V5.0/V6.0のプログラムのプロジェクトを開きます。(IDEツール利用の場合)
  2. リンクするjarファイルを「PdfTkJava80.jar」に変更します。
  3. 「LD_LIBRARY_PATH」にV8.0用のlibディレクトリを指定します。
  4. ビルドします。

8.5. コマンドライン

コマンドラインの実行ファイル名を「AHPDFToolCmd80」に変更してください。

8.6. ビルドした実行ファイルの配置について

ビルドした実行ファイルの配置場所は、PDF Tool API V5.0/V6.0用の実行ファイルの運用時と同様です。

PDF Tool APIのモジュールファイルをV8.0用のものにしてください。

8.7. 環境変数について

8.7.1. ライセンスファイル

PDF Tool API V5.0/V6.0のプログラムの運用時、ライセンスファイルの配置に環境変数を使用している場合、V8.0用の環境変数を作成し、指定したパスにライセンスファイルを配置してください。

環境変数名:PTL80_LIC_PATH

8.7.2. フォント構築ファイル

PDF Tool API V5.0/V6.0のプログラムの運用時、フォント構築ファイル用の環境変数を設定している場合、V8.0用の環境変数を作成し、フォント構築ファイルの場所を設定してください。

環境変数名:PTL80_FONT_CONFIGFILE

以上