PDF、組版と文書変換のアンテナハウス株式会社

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瞬簡PDF 書けまっせ 7 よくいただくご質問

このページでは『瞬簡PDF 書けまっせ 7』について、よくお寄せ頂くご質問を紹介しています。
ご購入に関するご質問はこちらをご参照ください。

製品全般について

動作環境について

PDF加工・編集について

ページの表示、編集について

オブジェクトの操作、編集について

差し込み印刷について

PDF出力について


以下、回答

製品全般について

動作環境、インストールについて

サーバーインストールとは?

ネットワーク上のファイルサーバに『瞬簡PDF 書けまっせ 7』をインストールして、多人数で実行ファイルを共有する方法です。
『瞬簡PDF 書けまっせ 7』を起動させる各自のパソコン(クライアント)には、必要最低限の環境設定ファイルやレジストリ設定のみのインストールで利用することができます。
クライアントにはプログラム本体が置かれませんので、ハードディスクを圧迫しません。

『瞬簡PDF 書けまっせ 7』を利用したい各クライアントへは、サーバーへのインストール後、ファイル共有されているインストール先のフォルダ内にある「client_setup.exe」を実行する事により、インストールを行うことができます。(クライアントインストール)

複数のパソコンからご利用の場合、インストールするパソコンの台数分のサイトライセンスをご購入いただく必要がございます。サーバーインストールはサイトライセンスのみご利用いただけます。

以下の点に留意ください。
  • ネットワークの状況によっては通常のインストールに比べ動作速度が遅くなることがあります。
  • サーバーインストールを行う場合は、ネットワーク/サーバー管理者の方に必ずご相談下さい。

サイトライセンスご購入につきましては、下記をご覧ください。
☞ 『瞬簡PDF 書けまっせ 7』のご購入案内(サイトライセンスのご案内)

ソースネクストのいきなりPDF Platinumをインストールしています。さらに『瞬簡PDF 書けまっせ 7』をインストールして問題が発生することはないでしょうか?

ソースネクストのいきなりPDF Platinumをはじめ、PDFを扱うソフトウエアがインストールされているパソコンに、『瞬簡PDF 書けまっせ 7』をインストールして問題が起きたという報告は現在のところございません。

『瞬簡PDF 書けまっせ 7』のインストーラーは、以下にご説明しますファイル拡張子の設定を除いて、他のソフトウエアと競合したり干渉を起こすような設定の変更や機能の追加等は行いません。

ファイル拡張子「.wppx」とWindowsのファイル拡張子の関連付けについて

『瞬簡PDF 書けまっせ 7』をインストール中に、ファイルの拡張子「.wppx」の関連付けを『瞬簡PDF 書けまっせ 7』に設定します。拡張子「.wppx」は、『瞬簡PDF 書けまっせ 7』専用の編集情報を一時保存するためのファイルとして使用します。

『瞬簡PDF 書けまっせ 7』をインストール後、ファイル名の拡張子が「.wppx」のファイルは、ファイルのアイコンが『瞬簡PDF 書けまっせ 7』のアイコンになります。また、そうしたファイルをダブルクリックすると、『瞬簡PDF 書けまっせ 7』が起動して、そのファイルを開こうとします。

拡張子が「.wppx」でも、『瞬簡PDF 書けまっせ 7』が対応していない別の種類のファイル形式である可能性があります。そうしたファイルは『瞬簡PDF 書けまっせ 7』で開くことはできません。

Windowsのファイル拡張子の関連付けを変更する方法は、下記のマイクロソフトのWebページをご覧ください。
LANで接続されたスキャナーを『瞬簡PDF 書けまっせ 7』で利用できますか?
また、富士通(PFU社製)のScanSnap(スキャンスナップ)は使えますか?

『瞬簡PDF 書けまっせ 7』ではスキャナーのコントロールにTwainと呼ばれる標準技術を採用しております。Twainをサポートしたスキャナーであれば『瞬簡PDF 書けまっせ 7』でご利用いただくことが可能です。

企業などで使用される複写機は、プリンターやスキャナーとしても利用できる製品(複合機)が増えてきています。また、LAN(ネットワーク)対応となり、スキャンしたデータをネットワーク上で活用することができるようになっています。こうしたLAN対応複合機のスキャナ機能でTwainが利用できる場合、『瞬簡PDF 書けまっせ 7』で直接スキャナを操作することが可能です。

また、エプソンやキヤノンなどから販売されている家庭用のスキャナやプリンタもLAN対応が増えています。これらもTwainに対応していればご利用いただけます。

なお、PFU社製の「ScanSnap」シリーズは、Twain準拠ではないため、『瞬簡PDF 書けまっせ 7』から直接操作はできません。「ScanSnap」シリーズ製品に同梱されている専用のアプリケーションで保存したPDFをご利用ください。

『瞬簡PDF 書けまっせ』のペン機能ですが、市販のスタイラスペンは使用できるのでしょうか。

タッチパネルに対応しているPCであれば使用できますがあくまでペンをタッチの代わりとするだけですので、本来のペンとしての機能、たとえば高解像度入力や筆圧はご利用できません。また、『瞬簡PDF 書けまっせ 7』以降の機能「紙と鉛筆の操作性」もご利用いただくことができません。
本来のペンによる手書き入力をご利用されたい場合はそのPC専用のペンが必要です。最初からペンが付属しているノートパソコンなどをご使用ください。

製品マニュアルが見つかりません。
製品には紙のマニュアルは付属しておりません。その代わり印刷に適したPDF形式の「PDFマニュアル」、画面表示に適した「ヘルプ」が製品にインストールされておりますのでこちらをご利用ください。

「PDFマニュアル」および「ヘルプ」の表示方法は複数存在します。次の中からお選びください。

PDFマニュアル
・Windows の[スタート]ボタン→[Antenna House 瞬簡 PDF]→ [瞬簡PDF 書けまっせ 7 マニュアル]
・『瞬簡PDF 書けまっせ 7』を起動→ [ファイル] → [ヘルプ] → [マニュアル]ボタン
ヘルプ
・『瞬簡PDF 書けまっせ 7』を起動→ クイックアクセスツールバーの右端にある[?]アイコンのボタン
・『瞬簡PDF 書けまっせ 7』を起動→ キーボードの[F1]キー
・『瞬簡PDF 書けまっせ 7』を起動→ [ファイル] → [ヘルプ] → [ヘルプ]ボタン

動作環境について

ファイルを開いた時、「パラメータが間違っています」というエラーが表示される
現象 Outlook(メーラー)で受信したPDFファイルを本製品で開くと「パラメータが間違っています」というエラーが表示される。
原因 2020年5月5日に配布されたOutlook2016の更新プログラム(KB4484343)による不具合です。この更新を行ったOutlookからドラッグ&ドロップで添付ファイルを取り出すと作成日が4501年になり今回の問題が発生します。
対処方法 下記いずれかの方法で対応できます。
Windowsのディスプレイ設定で「項目サイズの変更」や「テキスト、アプリ、その他の項目のサイズ」を変更したところリボンの表示が一部おかしくなります。どうすればいいでしょうか?
「ディスプレイの項目サイズ」とは以下の手順で変更するサイズのことです。
  • Windows8.1の場合、[コントロールパネル] > [デスクトップのカスタマイズ] > [ディスプレイ]を選択、「すべてのディスプレイで同じ拡大率を使用する」にチェックを入れて「中(125%)」または「大(150%)」を選択する
  • Windows10(CreatorsUpdate前)の場合、[コントロールパネル] > [デスクトップのカスタマイズ] > [ディスプレイ]で「項目サイズの変更」の中にある「カスタムの拡大率を設定」を選択、ドロップダウンの「100%」の値を変更する
  • Windows10(CreatorsUpdate後)の場合、[設定] > [システム] > [ディスプレイ]で「拡大縮小とレイアウト」の中にある「テキスト、アプリ、その他の項目のサイズを変更する」を選択、ドロップダウンの「100%」の値を変更するか「カスタムスケーリング」で拡大率を変更する
以前のバージョンでは、これを「100%」以外に設定すると「瞬簡PDF 書けまっせ 7」のリボンUI表示がおかしくなり、特にエディットボックスの幅が極端に狭くなりパラメータの入力が困難になる現象が起きていましたが、バージョン7.1.0で修正されました。

「改定情報・アップデート」のページよりアップデートファイルをダウンロードして最新版にアップデートを行った後、次の手順でリボンUIを初期状態に「リセット」してください。
  1. リボンより[ファイル]-[オプション]を選択してオプションダイアログ画面を表示します。
  2. 左側のメニューから[リボン]を選択します。
  3. 右側のリボンカスタマイズ画面から右下の[リセット]ボタンをクリックすると初期状態に戻ります。
アップデート後、リボンのリセットを行っても改善されない場合、Windows10をご利用の方は次の操作を試してください。(CreatorsUpdateの更新を行っている必要があります)
  1. 「瞬簡PDF 書けまっせ 7」のインストール先フォルダを開き、「PDFWrite.exe」というファイルを右クリックしてメニューから「プロパティ」を選択します。
  2. 「互換性」タブを選択します。
  3. 「高いDPIスケールの動作を上書きします。」にチェックを入れます。
  4. カーソルキーの↑↓を押してドロップダウンの選択を変更します。
    「アプリケーション」、「システム」、「システム(拡張)」の3種類が選択できますので切り替えて[OK]を押します。
  5. 「瞬簡PDF 書けまっせ 7」を起動、リボンをリセットして表示を確認します。3種類すべてを試して表示が改善されるものがあればそれを使ってください。
スキャナから複数ページをスキャンできますか。
複数ページをスキャンしてひとつのPDF文書として取り込むことができます。
画像の挿入で扱える画像の種類は?

『瞬簡PDF 書けまっせ 7』で画像を挿入する際、対応する画像の種類は下記のとおりです。

BMP、JPEG、GIF、PNG、WMF、EMF

詳しくは『瞬簡PDF 書けまっせ 7』機能一覧「制限事項」の「PDF編集時の制限」をご覧ください。

Webなどで配布されている「編集制限」が設定されたPDFに文字や図形を書き込むことができますか?
はい。できます。
正常に使用できておりましたが、何かの拍子にリボンやクイックアクセスツールバーの表示がおかしくなってしまいました。初期状態に戻すにはどうすればよいでしょうか?

リボンUIは次の手順で初期状態に戻すことができます。

  1. リボンより[ファイル]-[オプション]を選択してオプションダイアログ画面を表示します。
  2. 左側のメニューから[リボン]を選択します。
  3. 右側のリボンカスタマイズ画面から右下の[リセット]ボタンをクリックすると初期状態に戻ります。

PDF加工・編集について

ページの表示、編集について

リボンの[ホーム]タブに倍率変更がなくて不便です
倍率変更はリボンでは[表示]タブにあるためタブを切り替えなくてはならず不便に思われるかもしれません。
しかし実はステータスバーにも同じボタンが配置されていますのでこちらを使ってみてはいかがでしょうか?

またはリボンのカスタマイズで[ホーム]タブの好きな位置に倍率変更関係のボタンを持ってくることも可能です。
  1. リボン[ファイル]-[オプション]でオプションダイアログを開き、[リボンのカスタマイズ]を選択します。
  2. 「コマンドの選択」でドロップダウンから「表示」を選択します。
  3. 「倍率指定」など倍率変更関係のボタンを「追加」で適当な場所に追加します。
マウスホイールでのズームイン・アウト機能が欲しい
[Ctrl]キーを押しながらマウスホイールを動かすことでズームイン・アウトが可能です。
用紙PDFの1ページだけの回転ができますか。
『瞬簡PDF 書けまっせ 7』の「用紙PDFの回転」機能は全ページが対象で、回転するページの指定はできません。回転は90度ごとになります。
ペンを使って手書きの文字や矢印や丸囲みなどを描くことができますか?

はい、可能です。『瞬簡PDF 書けまっせ 7』ではWindows標準のペン機能を搭載しました。スクロールやズームのたびに確定することはなくシームレスに書くことができるようになっています。

スキャナーから取り込んだ際に紙が傾いていていたようで、書き込みしたい文書ファイルの画像が傾いています。
傾きを変えたり補正する機能はありますか。

はい、可能です。『瞬簡PDF 書けまっせ 7』ではスキャナで取り込んだ画像を0.1度単位で傾き補正する機能と、トリミングする機能が追加されました。

自動でPDFにページ番号をふることは出来ますか?

「ページをふる」という機能はありませんが、関数を使えば、同等のことが可能です。以下に、その方法を記載いたします。

  1. ページを振りたいPDFファイルを開きます。
  2. テキストボックスを、ページ番号を表示したい箇所に一つ作ります。その時、どのようにPDFへページをふるか、決めて下さい。
    【例:ファイルの一番最初のページからページをふる。】
  3. リボンより「書式」タブを開き、「出力」カテゴリで希望する出力方法を指定します。
  4. ページを指定する場合は、直下の「ページ指定」項目で、ページを振りたい範囲のページ番号を指定します。全ページに番号を振る場合は「全ページ出力」を選択してください。
  5. リボンより「テキスト」タブを開き、「式」カテゴリの「式入力支援」ボタンをクリックします。
  6. 「式入力支援」ダイアログ内の「式(R)」に、下記の要領で計算式を記入します。
    ダイアログボックスを開かずとも、プロパティボックス「式」欄に直接記入も出来ます。

例:ファイルの一番最初のページからページをふる場合
PAGE() & "ページ" & "/" & "全" & TOTALPAGE() & "ページ"

計算式が、正しくファイルに反映されるかどうかは、[ファイル]タブから「印刷」を選択すると表示される印刷プレビューで確認できます。

オブジェクトの操作、編集について

テキストボックスに文字を入力した際、枠内に収まらず隠れてしまい文字が見えなくなってしまうことがある。どうにかできませんか?
文字が入力枠からはみ出るような場合は、収まるように文字全体のフォントサイズを自動的に縮小する「自動フォントサイズ」という機能があります。テキストボックスを選択して機能にチェックを入れることで自動的に機能します。
リボン[テキスト]タブの「その他」-「自動フォントサイズ」
テキスト内の折り返しや改行時の行間隔を自由に設定出来るようにしたい
現状では行間隔を自由に設定することはできませんが、「行割」機能とテキストボックスのサイズを変更することである程度、行間隔を調整することが可能です。
リボン[テキスト]タブの「その他」-「行割」
オブジェクトを作成するとき毎回ボタンを押すのが面倒なのですが・・・
最初にオブジェクトを作成するとき、[Ctrl]を押しながらボタンを押してください。
これでオブジェクトの連続挿入モードになり、毎回ボタンを押さなくても同じオブジェクトを連続で作成できるようになります。
メニューから[ファイル]-[オプション]を開き、「オブジェクトの連続挿入モードをONにする」のチェックをつけると[Ctrl]を押さなくても連続挿入モードがデフォルトになります。
数桁ある数字入力欄に一文字一数字入れるときもっと綺麗に入力できるようにしてほしい。
テキストボックスの「桁割」という機能を使えば可能です。
テキストボックスを選択して「桁割」にマス目の数をセットしてください。例えば12桁の数字入力欄であれば”12″をセットします。
リボン[テキスト]タブの「その他」-「桁割」
テキストボックスのフォントサイズはいつも決まった値をデフォルト値にしたい
可能ですがフォントサイズ”だけ”を決まった値に!ということはできません。デフォルト値を設定すると他のプロパティも一緒に決まることになります。
通常は最後に設定した値が次のデフォルト値になります。例えば最後に作ったテキストボックスのフォントを18ptに設定したとすると、次にテキストボックスを作ったときも18ptになります。

毎回決まった値をデフォルト値にしたい場合は次のようにしてください。
  1. メニューから[ファイル]-[オプション]を開き、「オブジェクトのプロパティ変更で、常に既定値を変更する」のチェックをはずします。
  2. テキストボックスを作りデフォルト値として設定したい値をセットします。
  3. テキストボックスを選択して右クリックメニューから「既定値として設定」をクリックします。
オブジェクトを移動するときマウスだと大まかにしか移動できない。1ドット単位で移動してピッタリ合わせたい。
オブジェクトを選択した状態でカーソルキー[↑][↓][→][←]を使って移動させてください。[Ctrl]を押しながらカーソルキーを押すと移動速度が速くなります。

「位置とサイズ」ダイアログを表示して移動位置を値で設定することも可能です。
リボン[書式]タブの「配置」-「位置」
表示形式を設定しても指定どおりに表示されません。
式を正しく設定しているのに、「#ERROR!」と表示されてしまいます。
テキストボックスに改行が含まれていないかご確認ください。
『瞬簡PDF 書けまっせ 7』の表示形式や式の計算では、改行を含まない1行の文字列を操作の対象とします。テキストボックスに文字を入力するときに[Enter]キーを押して改行を挿入することができますが、行の末尾に改行があると複数行扱いとなり、表示形式は無効に、式の計算ではエラーになります。
修正テープ(墨消し)で画面表示とPDF出力の結果が異なる。墨消しした文字の隣の文字まで消えたり、消していないところが消えてしまったりする。
修正テープ(墨消し)機能では、墨消し範囲が少しでもオブジェクトに掛かるとそのオブジェクトはは削除されるという仕様になっています。例えば画像に少しだけ墨消しがかかっているだけでもその画像全体が削除されることになります。
テキストの場合も同様ですが、テキストの文字はどこからどこまでがその範囲になるのかが見た目には分かりづらく、一見墨消しが掛かっていないように見えるのにPDF出力すると消えるということがあります。このように意図しないところまで消えてしまう場合は墨消し範囲を小さくしてみてください。
入力欄の自動認識は点線(破線)でも認識しますか?
点線(破線)は基本的に認識しません。
テキストボックスで句読点が右端にくると、句読点と左側の一文字が次の行に送り出されてしまいます。
テキストボックス内では禁則処理を行っています。テキストボックスの左右の余白を文字の幅分広げると、余白部分に句読点をぶら下げることができます。

日本語の禁則文字(一部抜粋)は次のようになります。

行頭禁則文字
!%),.:;?]}°’”‰′″℃、。々〉》」』】〕゛゜ゝゞ・ヽヾ!
%),.:;?]}¢
行末禁則文字
$([\{£\‘“〈《「『【〔$([{「£¥
『瞬簡PDF 書けまっせ 7』の画面では、修正テープの色と下地の色が同じに表示されますが、PDF出力してAdobe Readerで表示すると、修正テープの色とその下の部分の色が異なっています。

修正テープの色はRGB(DeviceRGB)で指定されています。スポイドツールや修正テープのようにオブジェクトの色を抽出するツールは、画面表示の色を利用します。用紙PDFで使われているカラーがCMYKの場合、『瞬簡PDF 書けまっせ 7』では画面表示用にRGBに変換して表示を行いますが、元のPDFの色のデータはそのままです。

上記のような用紙PDFに修正テープを貼り付けてPDF出力すると、CMYK色の下地の上にRGB色の修正テープが乗った状態のPDFになります。このPDFをAdobe Readerなどで表示すると、修正テープとその下の色が異なって見えてしまいます。

色の表示は、Adobe Readerなどと『瞬簡PDF 書けまっせ 7』とほぼ似た結果にはなりますが、同じにはなりません。特に、用紙PDFに使われている色のデータ形式がRGB(DeviceRGB)でない場合、『瞬簡PDF 書けまっせ 7』とAdobe Readerなどとの画面表示の差が大きくなります。

「テキストボックス」を作成すると、水色半透明の背景色が表示されますが表示しないようにできないでしょうか。

『瞬簡PDF 書けまっせ 7』では、「テキストボックス」の位置が視覚的に確認しやすくするために未入力の「テキストボックス」に対して「ガイド色」が表示されます。

「ガイド色」は画面に表示されるだけで、印刷されず、PDF出力もされません。また、「ガイド色」は差込印刷で使用する「差込フィールド」でも表示されますが、これも印刷やPDF出力には影響しません。

「ガイド色」は次の手順で非表示にすることができます。

  1. リボンより[ファイル]-[オプション]を選択してオプションダイアログ画面を表示します。
  2. [テキストボックスにガイド色を表示する]のチェックを外します。

上記の設定画面で「ガイド色」の色を変更することもできます。

差し込み印刷について

差し込み印刷をエクセルよりしたのですが、空欄のセルは無視をされて差し込みがなされます。セルが空欄のところは空欄のままで差し込み印刷をしたいのですが、どのような方法がありますか。
差し込みフィールド(表)をお試しになってみてください。
差し込みフィールド1
差し込みフィールド2

差し込みフィールドを使うと、エクセルの行については、一行中に有効なデータが入っているセルまでを、差し込みフィールドの順番に差し込みます。有効なデータが一つもない行は無視します。


差し込みフィールドに表を使いますと、エクセルの一行単位で表の一行に対応させます。この場合、有効なデータが一つもない行も表の行に対応します。

画像をクリックすると、拡大表示されます

PDF出力について

特定のフォントを使うとPDF出力時「PDF出力に失敗しました。出力ファイルへの書込ができません。ファイルが読み取り専用、または他のアプリで開かれていないか確認してください。」というエラーが発生します。

Windows 10 ver.1809以降、ユーザーでもフォントのインストールが可能になりましたが、ユーザーフォントを使用した場合PDF出力で該当のエラーが発生します。
これを防ぐにはフォントを「すべてのユーザーに対してインストール」してください。

上書き保存や別名保存で「編集情報付きPDF」を選択できますが、このPDFは通常の「PDF出力」と何が違うのでしょう。

編集情報をそのまま保存する方法として、書けまっせ!!PDF専用ファイル(拡張子:wppx)と、編集情報付きPDF(拡張子:pdf)のいずれかを選択することができます。

編集情報付きPDFをAdobe ReaderなどのPDFビューアで表示すると、文字や図形など追加作業したところまでを通常のPDFとしてご覧いただけます。このPDFファイルを書けまっせで開くと、書けまっせ!!PDF専用ファイルと同様に、追加した文字や図形、画像などを再編集することができます。作業途中の状態で画面表示され、いつでも再編集が可能です。

編集情報付きPDFは、編集作業前のオリジナルのPDFファイルをそのまま内部に含んでいます。さらに、文字や図形などの追加・編集情報と、編集後の閲覧用PDFとしての情報も含んでいますので、ファイルサイズが元のPDFの2倍以上になります。

こうした事情から、「編集情報付きPDF」のご利用は、PDFとしていつでも閲覧できて、編集も可能にしておくような運用に適していますが、通常のご利用では書けまっせ!!PFD専用ファイル(拡張子:wppx)でも問題ございません。

PDFにPDFを貼り付ける際には書いた文字は画像になるとのことですが、貼り付ける方のPDFの文字が画像になるのでしょうか? また、貼り付けられた元のPDFの文字は文字情報として残るのでしょうか?

PDFを画像として貼り付けたとき、貼り込むPDFページはEMF形式の画像に変換されます。
そのため、変換後に元のPDFのイメージを再現できない場合があります。また、PDF特有の情報は保持できません。

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