Windows 7 でPDFドライバがインストールできない
リッチテキスト・コンバータ20に付属のAntenna House PDF Driver V3.2 についてはWindows 7上では動作対象外となります。Windows 7 での動作については「
制限事項」をご参照ください。
CD-ROMをセットしてもセットアッププログラムが起動しない。
CD-ROMの内容をマイコンピュータなどで開いて、その中の「R20_Startup.exe」というファイルのアイコンをダブルクリックして下さい。
シリアル番号を受け付けない。
以下について確認してください。
- バージョンアップのお客様
旧製品のシリアル番号は受け付けません。『リッチテキスト・コンバータ20』のシリアル番号を入力して下さい。シリアル番号は宅配伝票に記入されています。宅配伝票を紛失されてシリアル番号がわからない場合には、弊社サービスセンターにお問い合わせ下さい。
- 新規購入のお客様
入力したシリアル番号に間違いがないか再度確認して下さい。入力は半角英数字でお願いします。
インストール途中でレジストリの登録中にエラーが発生する。
Administrator権限(コンピュータの管理者)の設定されたユーザーIDでパソコンにログオンしてインストールを行って下さい。
インストール途中で「セットアップ初期化エラー。アンインストールシールドが使用中であることを検出しました。」となる。
以下の点を確認後、再インストールして下さい。
- 他のソフトウエアのアンインストール(削除)が完全に終了していない場合、該当のソフトウエアのアンインストールを行う。
- ウイルスチェックやシステムを管理するような常駐プログラムがあれば終了する。
- 他のソフトウエアが起動中であれば終了する。
サーバからAHSETUPでインストールしたが、コンピュータを立ち上げなおしたらコンバータが起動できなかった。
コンバータの入っているサーバのドライブを「ネットワークドライブの割り当て」でクライアントパソコンのドライブとして割り当てて下さい。このときAHSETPを実行したときに割り当てていたドライブと同じドライブ名に割り当てて下さい。
割り当てを行うときには「ログオン時に再接続(T)」を必ずチェックしておいて下さい。
クライアントPCからWindowsサーバにサーバインストールできない。
セットアップを実行する前に、「ネットワークドライブの割り当て」でインストール先をクライアントパソコンのドライブとして割り当てておく必要があります。インストール先フォルダーは、割り当てを行ったドライブ名からのパス名で指定して下さい。
また、インストール先は必ず書き込みが許されているフォルダーを指定して下さい。新たにフォルダを作られる場合は、お客様のサーバ管理者の方にご相談下さい。
インストール作業中にハングアップしてしまった。
以下について確認してください。
- 画面の解像度、色数を変更して試してみて下さい。
- インストールの再実行は、必ずコンピュータを起動し直し、「スキャンディスク」でディスクに異常がないことを確認してから行って下さい。
「スキャンディスク」は、エクスプローラでHDDのドライブアイコンを右クリックし、表示されるメニューの「プロパティ」をクリックしてから、「ツール」を選び「エラーチェックの履歴」の[チェックする(C)]ボタンをクリックすることで実行できます。
- Windowsが、インストールされているドライブの空き容量が少ない場合も、同様の現象が発生する場合があります。ドライブの空き容量をご確認下さい。
コンバータをアンインストール後、MS-DOS 1.2MBの2HDディスクが読めなくなった。
コンバータをアンインストール完了後、再起動するとWindowsの標準フロッピディスクコントローラ、フロッピディスクドライブが組み込まれます。インストール前に各メーカ製の3モードドライバを組み込んでいた場合は再度、そのドライバの組み込みを行って下さい。
旧製品からバージョンアップした場合のインストールについて。
リッチ・テキスト・コンバータの旧バージョンから最新版にバージョンアップした場合、旧製品のアンインストール時にFDドライバを削除しなければ、最新版でも同じFDドライバを使用することができます。旧製品で使用していたFDドライバでワープロ専用機のFDが正しく読み込めていた場合は、アンインストール時に表示される「ドライバを削除しますか?」という質問に対して「いいえ」を選択することでドライバがアンインストールされません。
この状態で最新版をインストールすると、インストール中に「お使いのパソコンには本製品で使用可能なフロッピーディスクドライバが既に組み込まれています。現在のドライバを置き換えますか?」と表示されます。ここで「いいえ」を選択することで旧製品と同じドライバが使用できます。
ただし、動作判定ツールを使用した後、アンインストールせずにリッチテキスト・コンバータのインストールを行う場合や、動作判定ツールをアンインストールしてもドライバを削除していない場合などは「はい」を選択するようにしてください。
変換対象ワープロ専用機の機種をおしえてください
リッチテキスト・コンバータで変換可能なワープロ機種については
対応ワープロ機種をご確認ください。
内蔵のFDドライブでワープロ専用機のフロッピーディスクが読み込めない
パソコン本体に内蔵されたFDドライブでワープロ専用機のフロッピーディスクを読み込むためには、弊社製のドライバを組み込む必要があります。ドライバはリッチテキスト・コンバータのインストール時に表示される、パソコンのメーカーと機種を選択する画面でご使用のパソコンを選択することで適切なドライバがインストールされます。ここでの選択を間違えますとパソコンに適合しないドライバがインストールされるため、ワープロ専用機のフロッピーディスクを読み込むことができません。
また、画面中にお使いのパソコンが無かった場合は以下についてお確かめ下さい。
- 弊社で動作確認を行っていないパソコンになりますので、動作判定ツールによる確認を行って下さい。動作判定ツールで読み込み可能の結果が出たら、結果を保存後リッチ・テキスト・コンバータのインストールを行って下さい。インストール中に動作判定の結果を使用するか問い合わせがありますので、ここで「はい」を選択することで、適切なドライバがインストールされます。
- 動作判定ツールでも読み込みができなかった場合、お使いのパソコンではワープロ専用機の2HDディスクを読み込むことができません。インストール時のパソコン機種選択画面で「該当なし」を選択することで、ワープロ専用機の2DDディスクとU1PRO、U1Bの2HD、カシオワード、OASYS5000の1.44MBフォーマットの2HDディスクの読み込みは可能になります。これ以外のワープロ専用機の2HDディスクを読み込む必要がある場合、別途弊社で動作保証をしております外付けFDドライブを使用する必要があります。
ドライバのインストールはしたが、ワープロ専用機のフロッピーディスクが読み込めない
お使いのパソコンにウィルス対策ソフトは常駐されていませんか?ワープロ専用機のフロッピーディスクはWindowsで扱えるフロッピーディスクと初期化形式が異なっているため、パソコンで読み込もうとするとウィルス対策ソフトがガードしてしまう場合があります。このような時は一度ウィルス対策ソフトを終了するか、常に監視しない状態にしておくことでワープロ専用機のフロッピーディスクが読み込めるようになります。なお、リッチテキスト・コンバータの作業終了後には、再度ウィルス対策ソフトの設定を戻しておいて下さい。
外付けFDドライブでパーソナル書院の2DDのフロッピーに書き込みを行ったり、仮想化/復元をすることができない
パーソナル書院の2DDディスクは一部に単密度という初期化形式が使用されています。外付けFDドライブによってはハードウェアの仕様上、この部分の読み込みができません。この現象につきましてはハードウェア仕様上の制限となります。
外付け FDドライブのご使用について
弊社で動作保証している外付けFDDは、
FDドライブについてでご確認ください。なお、お持ちのパソコンやOSでの動作確認については、事前に外付けFDDのメーカーへお問い合わせ下さい。
「判別」ボタンをクリックすると、「ディスク内容が異常です」等のエラーメッセージが表示される。
拡張ディスクドライバのインストールが行われていない可能性があります。行っていない場合は拡張ディスクドライバのインストールを行ってください。
「更新」ボタンをクリックすると、「ディスク内容が異常です」等のエラーメッセージが表示される。
以下の点を確認して下さい。
- 変換対応しているワープロ機種のフロッピーディスクの媒体は合っているか?また、フロッピーが破損していることはないか?
- クラシック表示の場合、「変換先」の一覧を取得していないか?(変換先の文字が青色で反転している状態)
このような場合には、「変換元」という文字を1回クリックして、再度一覧を取得して下さい。
Macintosh上で作成したフロッピーディスクを認識しない。
2DDのMacintoshディスクは読み書きできません。2HDディスクに保存してからご使用ください。
Macintosh HFS形式ディスクに保存されている文書を一覧表示できるが変換できない。
以下の点を確認して下さい。
- MacintoshのNorton Utilityにて、フロッピーディスクに異常がないかチェックを行って下さい。特に、「ディスクの断片化の解消と最適化」を実行して下さい。「極度に断片化」している場合、変換できないことがありますので、この場合には「最適化」を行ってください。
- 対応ワープロ機種にて弊社で変換対応としているワープロ/表計算ソフトで作成されているかどうか確認をお願いします。
ファイルの一覧表示で変換不可のファイルも表示される。
「ファイルの種類」に「すべてのファイル」が設定されていると、変換不可のファイルも全て表示します。「ファイルの種類」をワープロ機種(ワープロソフト)に特定して下さい。
1ドライブでフロッピー同士での変換を行った場合、エラーメッセージが出る。
変換を実行するときに、変換元文書ディスクではなく、変換先文書ディスクをセットしていませんか?変換元文書ディスクをセットしたうえで実行して下さい。
フロッピーディスクへの書き出し中エラーメッセージが表示される。
以下の点を確認して下さい。
- 変換先フロッピーディスクは変換先ワープロで初期化されたものを使用していますか?
- 変換先フロッピーディスクは書き込み禁止ではありませんか?
- 変換先フロッピーディスクの空き容量が不足していませんか?
弊社 動作試験で「制限なし」パソコンで、パーソナル書院の書込、LANPLAN・LANFILEの読み書きが出来ない。
通常、インストール時には単密形式のディスクへアクセス出来ない設定でインストールします。弊社 動作試験結果で「制限なし」のパソコンでご利用いただく場合は、インストール後、次の操作をして設定の変更を行って下さい。
- Windowsの「スタート」メニューから「すべてのプログラム」→「リッチテキスト・コンバータ」→「ツール」→「FDアクセス機能の設定」をクリック。
- 「旧形式ディスクのアクセス」タブをクリック。
- 「旧形式ディスク(単密)OK」チェックボックスをクリックしチェックをして下さい。
- 「適用」をクリックし「OK」をクリックして下さい。
特定のワープロ文書の読み込みができない。
Windowsのスタートメニューから「すべてのプログラム」→「リッチテキスト・コンバータ20」→「ツール」から「FDアクセス機能の設定」を起動し、「アクセス方法」タブにて「OSのファイルシステムを使ってアクセスする」がチェックされている状態で使用する場合、
ワープロによってはそのままで扱えないものがあります。「ディスク修復」の処理を施してから、変換していただくことになります。
ワープロ名 |
FDの種類 |
カシオワード
文豪ミニ5タイプ2
文豪ミニ7
文豪HYPER7
文豪JX
ビジネス書院形式
U1PRO
FM-R MS-DOS
|
2DD
2DD・2HD
2DD・2HD
2HD
2HD
2DD
2DD
2HD |
次のワープロ文書が変換作業後、実機で読めなくなった。
U1PRO、U1B(2HD)、サンワード(2HD)、TOSWORD<オプション>「FDアクセス機能設定」の「アクセス方法」にて、「OSのファイルシステムを使ってアクセスする」がチェックされている状態で使用する場合、ワープロによっては変換作業後、実機で認識できなくなる場合があります。「ディスク修復」の処理を施し、実機でお試し下さい。
文豪ミニ7で保存したはずの文書が一覧に表示されない。
文豪ミニ7のフロッピーディスクにはタイプ1とタイプ2の2つの形式があり、文書にもタイプ1とタイプ2の2つの形式があります。両方の形式を扱える機種で文書を作成した場合、フォーマットされた形式にかかわらず、タイプ1形式とタイプ2形式の両方の文書を混在させて保存できます。このようなディスクをコンバータで扱う場合、判別で指定されたディスクの形式と同じ形式の文書のみ一覧表示されますので、異なる形式で保存された文書を一覧表示させるためには、手動でディスクの種類を文書の形式に合わせて変更して頂く必要があります。
また、このようなディスクを仮想化したデータでは、ディスクの種類に合わせた形式の文書のみが表示されるようになりますので、一度フロッピーディスクに復元をしてから、手動でディスクの種類を文書形式に合わせて一覧表示を行ってください。
「SONY メモリスティック・フロッピーディスクアダプターMSAC-FD1」を使用している環境で、コンバータをインストールすると、画面がブルーバックになってしまう。
「SONY メモリスティック・フロッピーディスクアダプター MSAC-FD1(以下MSAC-FD1)」がインストールされている環境に、コンバータをインストールすると、インストールの途中もしくは再起動後にブルーバックになってしまう場合があります。
この現象は、「MSAC-FD1」の専用のフロッピーディスクドライバが、コンバータ用のドライバと共存できないため発生します。
これを回避するためには下記のいずれかを行う必要がございます。
- 1.「MSAC-FD1」のドライバを削除する
- 2.弊社コンバータで対応している外付けFDDを使用する
1の方法を行う場合、「MSAC-FD1」を削除後通常のインストールを行って下さい。
2の方法を行う場合、コンバータのインストール時に、フロッピーディスクドライバをインストールしない設定にしてインストールを行って下さい。
PDFや画像からの変換時にOCR処理「常に行う」を設定してもOCR処理されず、画像のまま出力されてしまう
OCRを使用した変換の際には、お使いの環境にMicrosoft社が配布している"Microsoft Visual C++ 2005 Redistributable"がインストールされている必要があります。
Windowsのスタートボタンから[コントロールパネル]→[プログラムの追加と削除]を選
択し、表示された一覧の中に以下のプログラムが表示されているかご確認ください。
「 Microsoft Visual C++ 2005 Redistributable 」
もし、上記がない場合は、「
Microsoft Visual C++ 2005 Service Pack 1 再頒布可能パッケージ MFC のセキュリティ更新プログラム 」のページからファイル(vcredist_x86.exe)をダウンロードして頂き、ダウンロードされたプログラムをインストール後に、再度OCRを使用した変換をお試しください。
Windows Vista/7 で、文書の変換時に「フォントマッピング定義表が見つかりません」というエラーが表示される
変換時には "C:\User\ユーザー名\AppData\Local\AntennaHouse\RichTextConverter\2008.0.0" フォルダの中にある「FMAP」フォルダ内にある拡張子 .FMP ファイルを参照しますが、この「FMAP」フォルダまたは .FMP ファイルが見つからない場合エラーが発生します。
このような場合、本製品のインストールフォルダ内にある「FMAP」フォルダを上記フォルダへ手動でコピーして頂くことでエラーを回避することができます。
MS-Word97/98/2000/2002/2003(変換先)への線画文字の変換について。
変換元から出力された線画文字をテキストボックスに変換するか、ワードアートに変換するかを選択します。
テキストボックスに変換した場合、文字列の方向が再現できません。文字列の方向が文書と異なるような場合は、ワードアートを指定して下さい。設定方法は以下のようになります。
- 変換先「MS-Word97/98/2000/2002/2003」の「書出条件」をクリックして下さい。
- 「書き出し条件」をクリックし、「テキストボックスに変換する」か「ワードアートに変換する」にチェックを入れて下さい。
- 「OK」をクリックしこの後、再度変換を行って下さい。
MS-Word2000/2002/2003(変換先)への均等割付/ルビの変換について。
MS-Word2000/2002/2003への変換で元文書で均等割付/ルビを使用している場合、コンバータで以下の設定を行って下さい(変換元で縦中横・割り当てに相当する出力するが行われた場合も該当します)。
- 変換先「MS-Word97/98/2000/2002/2003」の「書出条件」をクリックして下さい。
- 「書き出し条件」をクリックし、「Word2000の拡張機能を使用する」にチェックを入れて下さい。
- 「OK」をクリックしこの後、再度変換を行って下さい。
MS-Word2000/2002/2003への変換で「文字数と行数を指定した」文書へ変換したい。
通常、変換元の1頁行数、1行文字数の書式設定を、Wordの標準スタイルに反映し、ページ設定では「標準の文字数を使う」に設定していますが、以下の設定により、「文字数と行数を指定する」に設定した文書へ変換を行います。
- 変換先「MS-Word97/98/2000/2002/2003」の「書出条件」をクリックして下さい。
- 「書き出し条件」をクリックし、「行数・文字数設定の文書へ変換する」にチェックを入れて下さい。
- 「OK」をクリックしこの後、再度変換を行って下さい。
上記設定で変換した場合、Wordの仕様により、変換元の行間設定が狭いような場合には反映できないことがあります。
MS-Word97/98/2000/2002/2003(変換先)への罫線・セルの変換について。
「Word97/98/2000/2002/2003」への変換では、変換元で罫線が使用されている場合、セル(表)へ変換します。このときに、変換先の機能に応じて、セル以外の機能に割り当てることが適当と判断される場合はその機能へ割り当てを行います。
変換先「MS-Word97/98/2000/2002/2003」の「書出条件」→「罫線・セルの変換」の順にクリックすると、以下の設定項目があります。
- 「単独の罫線を段落罫線に変換する」
変換元から出力された罫線が、線幅・線種が変更されていない独立した1本の横線であり、行内に文字が存在しない場合、原則として段落罫線(横線)へ割り当てます。
- 「単独の矩形形状の罫線をテキストボックスに変換する」
単独の長方形を構成する罫線はテキストボックスへ割り当てます。
- 「単独の横罫線、表を構成する罫線を除いて、罫線を線画に変換する。」
断続した横線、線種・線幅に変化のある横線、および表を構成する線ではない、独立した罫線と判断される場合は線画へ割り当てます。
これらの判定は自動で最適と思われるものに変換を行っていますが、元文書の罫線の形状によっては期待に沿わない結果となることもあります。
このような場合には、この変換条件で、段落罫線・線画・テキストボックスなどへの割り当てを行わないように設定することにより、各罫線がセルへ変換されます。
MS-Wordへの変換で変換元の書式の文字数が反映されない。
MS-Wordへの変換は、文字サイズ・文字間・左右のマージンから判断して1行の文字数を決定している為、1行文字数は必ずしも元文書と同じにはなりません。
MS-Word V5へ変換した文書をWord2003で読み込むと文字化けしてしまう。
リッチテキスト・コンバータで変換を行い作成されたWord V5形式の文書に限らず、実際にWord V5を使用して直接作成したオリジナルのWord文書についても同様の現象が発生します。
Wordの各バージョンでWord V5文書を読み込みを行った場合以下のような結果となります
バージョン |
結果 |
Word 95 |
特に問題なし |
Word 97 |
特に問題なし |
Word 98 |
文書上部にゴミが複数行に渡って表示される |
Word 2000 |
文書上部にゴミが複数行に渡って表示される |
Word 2002 |
特に問題なし |
Word 2003 |
読み込み時にエンコードの種類が指定できるが、SJIS/JISなど指定してもほとんどの文字が文字化けする。 |
上記から、Word98/2000/2003についてはコンバータ出力の文書に限らず、WordによるWord Ver.5の読み込みがうまくされていないと考えられます。
回避策
・Word 98/2000の場合
Word 98/2000のインストール時にカスタム設定でインストールを行うと、インストールするオプションを選択することができますが、この中に文書コンバータがあります。この文書コンバータの一覧から「Word for Windows 5.0」を選択しWordに組み込むことで、Word Ver.5のファイルを正常に読み込むことができます。
・Word 2003の場合
Word2003のインストール・オプションでは、文書コンバータに「Word for Windows 5.0」の選択肢がありません。このため、Word 2003で読み込みを行う場合や上記の回避策が取れない場合、リッチテキスト・コンバータを使用してWord V5からWord97/98/2000/2002/2003へ変換を行うことで正常に読み込むことが可能となります。
・その他
Word2000の文書コンバータを組み込んだ後、Word2003をインストールすると、Word2003上にも「Word for Windows 5.0」コンバータが継承して組み込まれ、Word Ver.5文書を正常に読み込むことができます。
変換後のMS-Word文書で文字の上半分が消える。
MS-WordV7以前のバージョンへの変換では、縦倍角などの文字の場合、行間隔が狭いと完全に表示されません。Word文書側で改行幅を変更すれば見えてきます。また印刷結果では正常に印字されます。
MS-Word97/98/2000/2002/2003への変換の場合には、書き出し条件の「改行幅調整」を「最小値にする」に設定して変換を行うと、この現象は回避されます(但し、罫線を使用している部分に関しては、この設定は無効になります)。
上記の方法でも解消されない場合は、変換結果文書をMS-Wordで読み込み、以下の操作を行ってみて下さい。(この操作はMS-Word98での操作方法です。)
- メニューの<編集>→<全て選択>をクリックし、文書全体を選択します。
- メニューの<書式>→<段落>をクリックし、【段落】ダイアログを起動して下さい。
- 【段落】ダイアログ内の【インデントと行間隔】タブをクリック。
- 【間隔】内の【行間】の値を「1行」もしくは「最小値」にして下さい。(MS-Word98の新規文書の初期値は【1行】です。)
- 「OK」ボタンをクリック。
以上です。
変換後のMS-Word文書で表の右側の罫線が全て消えている(文字は変換されている)。
MS-WordV5、V6、V7では、表のセルは31列まで、MS-Word97/98/2000/2002/2003では63列までしか作成できないので、1行に縦罫線が31本以上もしくは63本以上存在する場合、それ以降の罫線は無視して文字のみ出力しています。
変換後のMS-Word文書で網掛けが無効になっている。
MS-WordV5、V6、V7では網掛けが段落単位でのみ設定可能ということで、こちらへの変換では網掛けはすべて無視します。ただし、MS-Word97/98/2000/2002/2003への変換では、文字単位の網掛け(塗りつぶし)も変換されます。
縦書きの指定された文書をMS-Wordへ変換すると、文字が横に寝た状態で変換される。
MS-Wordでは文字に対して縦書き指定が出来ますが、罫線表についてはこの指定に関わらず左から右への文字方向のみ可能となります。縦書き文書をWordへ変換する場合、そのまま縦書き書式で変換を行うと、本文は問題ありませんが、文書内に含まれている表などのレイアウトが崩れてしまいます。「リッチ・テキスト・コンバータ」では、このレイアウトの崩れをさけるため、次のような変換を行っています。
- 元文書の用紙の向きが縦置きであれば左に90度回転させ用紙の向きを横置きに変更します。
- 文字、文字の流れの向きを用紙に合わせて回転します。
- 用紙の回転に合わせて行の流れも変更します。
以上のような変換は、元文書のレイアウトを保つための仕様となります。
変換後のMS-Word文書で半角英数字が存在する行の文字位置がずれる。
MS-Wordへの変換の場合、半角英数字に関してましては、「プロポーショナルフォント」を使用して変換しますので、文字毎に文字サイズが異なるため、文字位置がずれこむ場合があります。
MS-Excelからの変換で1頁に収まっていた文書が変換先で縦に分割される。
1頁に収まる範囲はプリンタードライバに依存します。変換元のMS-Excelで印刷可能領域に余裕を持たせれば変換できます。
MS-Excel Ver.5/7/97/2000/2002/2003へ変換した場合、実線が点線に変換される。
変換元文書内に変換元ワープロの罫線の中で細い実線を使用していた場合、MS-Excelの一番細い罫線へ変換しています。MS-Excellの画面及び、印刷プレビューでは点線として表示される場合がありますが、MS-Excel上で印刷を行うと設定通りの最も細い実線で印刷されます。
一太郎8~13/2004~2008への変換で線画(図型)が変換されない。
線画・イメージファイルの変換が可能な組み合わせの場合でも、元文書で枠内に線画が作成された場合は変換できません。また、枠内の画像が変換されない場合もあります。
テキストへの変換で、段組が印刷イメージで変換される。
弊社コンバータでは、元文書に段組の設定がある場合は段毎の変換を行います。例えば、縦の2段組で
あいうえお │ さしすせそ
かきくけこ │ たちつてと
という文書があり、これをテキストへ変換すると
あいうえお
かきくけこ
さしすせそ
たちつてと
と変換します。
あいうえお さしすせそ
かきくけこ たちつてと
と変換される場合は、見かけ上、段組に見える配置をしているだけで、段組の設定がされていない文書と思われます。元文書に段組が設定されているか確認して下さい。
図形の変換が可能な、ワープロの組み合わせは?
組み合わせは以下のようになります。
●線画/イメージの変換が可能な組み合わせ
変換元 |
変換先 |
MS-Word97/98/2000/2002/2003
MS-Word98/2001/X for Macintosh
一太郎8~13/2004~2010 /Lite/Lite2/Home/Home2/スマイル
OASYS V5/V6
OASYS V7/V8/2002
クラリスワークス4文書
AppleWorks6文書
MS-Works 2000/2001
MS-RTF
EGWORD9/10/11/12/13
html
PDF
OASYS
OASYSオンライン
RUPO
パーソナル書院
ビジネス書院
文豪JX
キヤノワードNX/J
リポート
ワードパル |
MS-Word97/98/2000/2002/2003
MS-Word98/2001/X for Macintosh
一太郎8~13/2004~2010 /Lite/Lite2/Home/Home2/スマイル
クラリスワークス4文書
AppleWorks6文書
MS-RTF
PDF
* html/特許庁html
* OASYS V5/6/V7/8/2002
* MS-Works 2000/2001
* イメージの変換のみ対応
|
●OLEオブジェクトの変換が可能な組み合わせ
変換元 |
変換先 |
MS-Word97/98/2000/2002/2003
MS-Word98/2001/X for Macintosh
一太郎8~13/2004~2010 /Lite/Lite2/Home/Home2/スマイル
OASYS V5/6
OASYS V7/8/2002
クラリスワークス4文書
AppleWorks6文書
MS-Works 2000/2001
MS-RTF
html
特許庁html
|
MS-Word97/98/2000/2002/2003
MS-Word98/2001/X for Macintosh
一太郎8~13/2004~2010
Lite/Lite2/Home/Home2/スマイル
OASYS V5/6
OASYS V7/8/2002
MS-RTF
html
|
【注意】クラリスワークス、AppleWorksへの変換では、変換元の文書内で文字アンカーとして設定されている線画・イメージ・OLEのみ変換します。
- クラリスワークス、AppleWorksのOLEオブジェクトはイメージとして変換されます。
- htmlへの変換では、一部の線画をイメージデータに変換することができます。
- MS-RTFからの変換では、OLEオブジェクトはイメージとして出力されます。
- MS-RTF、htmlへの変換では、OLEオブジェクトはイメージとして変換されます。
- 花子オブジェクトなどのジャストシステム社のOLEオブジェクトは、ジャストシステム社の該当アプリケーションがインストールされていない環境では、変換できないことがあります。
- 罫線と線画を組み合わせて図形を作成し、改行幅を変更している場合、図形・イメージの位置がずれる場合があります。
- 変換元ワープロと変換先ワープロの図形・イメージの持ち方が異なる場合、図形・イメージの位置がずれる場合があります。
【備考】アンカーとは枠や作図の位置を示すマークのことです。
フォントのマッピングを設定して変換したい。
フォントのマッピングは以下の手順で行って下さい。
- 変換元文書を選択します。
- 「変換」メニューより「フォントマップの定義」を選択します。
- 「フォントマップ定義表」の画面で「日本語」、「英語」、「シンボル」の各フォントを、変換先のフォントに割り当てます。
- 各割り当てが終了したら、「保存」ボタンをクリックし、フォントマップ定義表の名前を入力し、「OK」ボタンをクリックします。
- 変換元・変換先側での各設定を行い、変換先の「条件」より「変換テーブル」を選択。フォント変換の設定の「フォントマップ」を行うにチェックを入れます。
- 3で保存した「フォントマップ定義表のファイル名」を選択して、「OK」ボタンをクリック。この後、変換を実行して下さい。
※既に作成したフォントマップを編集する場合は、「変換」メニューより「フォントマップの編集」を選択して下さい。
フォントのマッピングが可能な組合せは?
変換元と変換先で以下のワープロ(ソフト)を双方使用している場合、可能になります。
変換元 |
変換先 |
一太郎8~13/2004~2010
MS-Word97/98/2000/2002/2003
MS-Word98/2001/X for Macintosh
MS-RTF
OASYS V5/V6/V7/V8/2002
OASYSオンライン
クラリスワークス4(文書)
AppleWorks6(文書)
html
OASYS
RUPO
パーソナル書院
ビジネス書院
文豪JX
キヤノワードNX/J
リポート
ワードパル
|
一太郎8~13/2004~2010
MS-Word97/98/2000/2002/2003
MS-Word98/2001/X for Macintosh
OASYS V5/V6/V7/V8/2002
クラリスワークス4(文書)
AppleWorks6(文書)
html
MS-RTF
|
スタイルシートのマッピングを設定して変換したい。
スタイルシートのマッピングは以下の手順で行って下さい。
- 変換元文書を選択します。
- 「変換」メニューより「スタイルマップの定義」を選択します。
- 変換先ワープロ(MS-Word97/98/2000/2002/2003)を設定し、OKをクリックします。
- 「文字スタイル」、「段落スタイル」の割り当てを行います。
- 各割り当てが終了したら、「保存」ボタンをクリックし、スタイルマップ定義表の名前を入力し、「OK」ボタンをクリックします。
- 変換元・変換先側での各設定を行い、変換先の「条件」より「変換テーブル」を選択。スタイル変換の設定の「スタイルマップを変換する」にチェックを入れる。
- 「スタイルマップを行う」にチェックを入れる。5で保存した「スタイルマップ定義表のファイル名」を選択して、「OK」ボタンをクリック。この後、変換を実行して下さい。
※既に作成したスタイルマップを編集する場合は、「変換」メニューより「スタイルマップの編集」を選択して下さい。
スタイルシートの変換が可能な組合せは?
変換元と変換先で以下のワープロ(ソフト)を双方使用している場合、可能になります。
変換元 |
変換先 |
一太郎8~13/2004~2010
MS-RTF
OASYS V5/V6/V7/V8/2002
html
キヤノワードNX/J |
MS-Word97/98/2000/2002/2003 |
【注意】htmlは「H1」~「H6」を「見出し1」~「見出し6」というスタイルとして扱います。
※スタイルとは文書内でフォントの種類、文字ポイント、インデント、タブ等をあらかじめ指定する書式設定のことです。
「線画文字」の変換が可能な組合せは?
以下の組み合わせの変換であれば、【線画文字】の変換もできます。ただし、【線画文字】入力された外字(例:①~⑨、⇒⇔等)は対応していませんので、【〓】(半角文字は【#】)に変換されます。
変換元 |
変換先 |
OASYS/OASYSオンライン
パーソナル書院
ビジネス書院
リポート
ワードパル
一太郎8~13/2004~2010 |
MS-Word97/98/2000/2002/2003
一太郎8~13/2004~2010 |
罫線がくずれる。
ワープロによって、罫線処理の概念がちがいます。例えば、縦罫線を文字と文字の間に引けるものと、半角文字分使用して引くもの、1文字分使用して引くものなどがあります。
このため、罫線がずれたり、文字の上に重なってしまったりする場合があります。その場合には変換先指定ウィンドウの「書出条件」ボタン
をクリックすると「罫線・セルの変換」という項目がありますので、いくつかのパターンを選択して変換してみて下さい。
また、変換元文書でタブ設定で文字間がとられている場合、文字がずれてしまう場合があります。
外字が〓になってしまう。
外字についてはオンラインマニュアルに詳細が載っています。以下の手順で参照して下さい。
- リッチテキストコンバータの「ヘルプ(H)」メニューより「オンラインマニュアル(O)」を選択。
- トップメニューより「マニュアルを開く」をクリック。
- 目次の「変換仕様説明」内の「変換概要」をクリック。
- 左側の「変換概要」より「6.ワープロ外字の取り扱い」及び「7.変換テーブル」をクリック。
こちらの各項目を参照し、外字変換テーブルをカスタマイズして変換して下さい。
カスタマイズした変換テーブルは、変換先指定ウィンドウの「書出条件」をクリックし、「変換テーブル」の項目の「外部テーブルを使う」をチェックし、変換テーブルのファイル名を指定することにより、実際の文書変換で参照されます。
外字テーブルの編集方法等の不明な点、詳細につきましては、ユーザサポート窓口までお問い合わせ下さい。
ワープロで作った表計算やカルクが変換できない。
ワープロ専用機の表計算機能やカルク機能など、日本語文書作成機能以外の機能を使用して作成されたデータは、リッチ・テキスト・コンバータでは変換対象外となります。但し、ワープロにJアドレス形式で保存する機能があれば、住所録機能で作成されたデータについては、Jアドレス形式でMS-DOSフォーマットのFDに保存することで変換可能となります。各ワープロの変換できない機能については「
動作環境/制限事項」の項目を参照して下さい。
スキャナーで作成したPDFは、変換できますか?
紙媒体からスキャナーを使用して作成したPDFでも本製品で変換が可能です。ただし、変換結果につきましては以下にご注意ください。
スキャナーで紙媒体からPDFを作成した場合、文字はPDF内に画像データとして格納されます。これを変換した場合は、変換先でもそのまま画像として変換されます。画像のため、変換先で文字部分を編集することはできません。
スキャナーの機能でPDF作成時に文字部分のOCR処理を行った場合は、PDF内に透明テキストが付加されます。これを変換すると、変換先にはテキストと画像が共に変換されます。テキストは、変換先で編集することが可能となります。
OASYSへ変換した文書を印刷すると文頭に「10」など意味不明の文字が印刷される。
例えば、「マルチポイントの10ポイント」を使用して文字を入力している場合、「ポ10」という制御記号が文頭に付加されます。マルチポイントに対応していないOASYSワープロでこの文書を読み込むと、「ポ」というものが数字のパラメータを伴う制御記号であることを認識できず、数字の「10」の部分が印刷されてしまいます。
OASYSのA4文書を変換するとフリーサイズになる。
文書書式の文字間隔×1行文字数 > 用紙の横幅 の場合、変換先で用紙サイズがフリーになります。
OASYSで初期化したフロッピーディスクをセットしても、認識されない。
OASYSフロッピーディスクのディスク判別を行ってみて下さい。ディスク判別の結果、「初期化形式」が「OASYS初期フロッピ作成済みディスク」という表示の場合、OASYS実機にて「文書フロッピ初期化」を行った文書ディスクをご使用いただく必要があります。
OASYSのイメージファイルが変換されない。
弊社コンバータで変換できるイメージの変換は枠内にイメージが張り付けてある状態のファイルになります。
ビジネス機では、枠がなくてもイメージが貼り付けられますが、弊社コンバータでは対応していません。
リポートからの変換で右端の罫線が消えてしまう。
リポートでは1行の設定文字数よりもはみだした余白の部分に罫線を引くことができます。
この部分に書かれた罫線は変換できませんので、リポート実機にて1行文字数を増やして下さい。
リポートへ変換すると罫線表が崩れる。
リポートへの書き込み時、書式設定の字詰め設定は、「文字数/行数」として変換します。これをリポート実機では、「文字間隔/行間隔」に変更して扱う為、表の縦罫線がつながらなくなります。
変換後のリポート文書がリポート実機で読み込めない。
リポートにはレベル1文書とレベル2文書の2タイプの文書形式があります。
弊社製品ではレベル2を規定値として変換していますので、変換対象機種一覧(利用ガイド:P251)を参照してお使いの機種がレベル1文書しか扱えないようでしたらリポート側の書き出し条件を「レベル1」にして下さい。
RUPOから変換された文書の文字サイズが小さくなる。
RUPO実機にて文書書式にワーニングが発生していないか確認して下さい。書式情報が不正な文書は正しく変換されません。
RUPOの図形の変換での制限事項
RUPOの図形変換では下記の制限事項があります。
- RUPO JW-V860で編集することができないイメージは変換できません。
- RUPO JW-V860で編集することができないグラフは、グラフ位置に近い黒い枠線を作成します。
- 罫線の塗りつぶし、絵文字、内蔵イラストは変換できません。
パーソナル書院の2HD文書ディスクが読めない。
パーソナル書院のパーソナルフォーマットは2DDディスクのみとなります。パーソナル書院実機で2HDディスクをパーソナルフォーマットして使用可能な場合がありますが、このようなディスクはコンバータでは扱えません。2DD文書ディスクに保存し直してください。
尚、パーソナル書院でビジネスフォーマットとした2DD/2HD文書ディスクは「ビジネス書院」で変換可能です。ディスク判別でフォーマットの種別を確認してみて下さい。
パーソナル書院/ビジネス書院の図形の変換での制限事項
パーソナル書院/ビジネス書院の図形変換では次のような制限事項があります。
- グラフは変換できません。
- 文書ファイル以外に取り込まれた線画・イメージは変換できません。
キヤノワード文書が変換できない。
弊社コンバータで対応しているキヤノワードは、αシリーズ、CWシリーズ、またJ・NXシリーズ(読み込みのみ)になります。(詳しい型番は、
対応ワープロ機種でご確認下さい。)
キヤノワード J・NXシリーズへの書き出し、PRO1000シリーズ、EZPSシリーズの文書の変換はできません。
キヤノワードCW/αへ変換した文書がパスワード付きの文書になってワープロ実機で読み込めない。
変換元の文書名に「****:####」のように「:」が含まれている場合、「:」以前(****)を文書名、「:」以降(####)をパスワードとして変換します。これはキヤノワードCW/αでパスワード付きの文書名を作成する際に「文書名:パスワード」と入力するのに従っています。キヤノワードCW/αへの変換の際、変換元の文書名には「:」を含まない文書名にして下さい。
TOSWORD文書を変換すると、「同音語文書は変換できません」というメッセージが表示される。
同音語を確定せずに保存した文書は変換できません。「TOSWORD」のモード切替で保存時の同音語選択を「する」にして再保存するか、文書中の同音語を確定して再保存してから変換して下さい。
文豪ミニ7の罫線がとぎれて変換される。
文豪ミニ7で罫線の挿入等を行うと画面上、印刷結果はつながって見えますが、実際の罫線情報がとぎれてしまう場合があります。文豪ミニ7実機で罫線を引き直して下さい。
文豪のファイルの全選択ができない。
文豪の場合、各フォルダーに最大16文書を格納することができます。一覧取得では、まずこのフォルダをを表示しますが、この状態での選択は行えません。いずれか1つのフォルダを選択(ダブルクリック)していただきますと、フォルダー内の文書の一覧が表示されますので、そちらで変換対象文書を選択して下さい。
松文書の保存されているフロッピーディスクが読み込めない。
MS-DOSでフォーマットされているフロッピーディスクに松文書を保存している場合、Windowsにてそのフロッピーディスクが読み込めないことがあります。この場合には、Windowsにてフォーマットしたフロッピーディスクに松文書をコピーしなおしてから変換作業を行って下さい。
変換できないカシオワードの文書がある。
カシオワードにて「フォーム」機能や「自由に作成」機能を用いて作成された文書は変換することができません。
U1Bのファイルが変換できない。
U1Bの場合、U1W形式で作成された文書のみ変換対応となっています。U1PRO形式、5000(パナワード)形式で作成された文書は変換することができません。
Windows環境に保存してあるEGWORDの文書が変換できない。
Windows環境にEGWORD文書がある場合、どのバージョンのEGWORDで作成された文書かコンバータが判別できないため、一覧を取得した時に、コンバータの対応していないバージョンのEGWORDで作成された文書にも変換可能の○がついてしまいます。このような場合コンバータの対応しているバージョンで保存し直していただければ変換することができます。
コンバータ起動時に動作が停止する。または、起動後に動作が不安定になる。
お使いのコンピュータのデスクトップ画面に拡張子「.msi」のファイルがあると、起動時に動作が停止するなど、動作が不安定になることがあります。このような場合、拡張子「.msi」のファイルを別のフォルダに移動することでこの問題を回避することができます。
Macintoshの文書データをCD-Rやメモリカードなどに保存して変換したい
Macintoshで作成した文書データは、Windowsでも読み込み可能なフォーマットでCD-RやUSBメモリに保存することで、リッチテキスト・コンバータにより変換することができます。
この場合、変換元の「ディスクの種類」を「Windows/DOS」に、変換元の「ファイルの種類」を「すべてのファイル」にしていただくことで文書の一覧が表示されますので、以降通常の変換と同じ手順での変換が可能となります。
※Macでのデータ保存時には下記の点にご注意ください
- CD-Rにデータを保存する場合、ハイブリッドフォーマットでないとWindows上でCD-Rを読み込むことができません。
- USBメモリなどのメディアにデータを保存する場合、必ずDOSフォーマットで保存してください。
Windows 7/Vistaでの文字の扱いについて
Windows 7/Vistaでは日本語フォントがWindows XPで使用されていたJIS90から新JIS漢字(JIS X 0213:2004、JIS2004)に対応した日本語フォントに変更されています。
この変更により、Windows XPでは入力できない文字でも、Windows 7/Vistaでは入力できるようになったり、同じ文字を入力してもWindows XPで入力した場合と、Windows 7/Vistaで入力した場合では字形が変わる場合があります。
このためWindows 7/Vista上で作成した文書を変換して、Windows Vista以外のWindows上で変換後のファイルを開いた時に次のような現象が発生いたします。
- 文字の形がWindows 7/Vistaでの表示と異なっている
Windows Vistaで字形の変更が行われた結果、生じる現象となります。
お使いになっているWindows XPであれば、Microsoft社が配布している「Windows XP および Windows Server 2003 向けJIS2004 対応 MS ゴシック & MS 明朝フォントパッケージ」をダウンロードし、インストールを行うことでこの現象を解決することができます。
なお、Windows XP以外のOSをご利用の場合にはOS自体が対応しておりませんので制限事項となります。
- 文字が「・」と表示される
Windows 7/Vistaで字体の追加が行われた結果、生じる現象となります。
Windowsで扱える文字は、文字ごとに「文字コード」という番号が割り振られており、各ソフトは「文字コード」を参照して、その番号に該当する文字を表示しています。
Windows 7/Vistaでも、従来のバージョンのWindowsと同様「文字コード」が割り振られているのですが、従来のバージョンのWindowsで使用されていない「文字コード」を割り振られた文字が存在するため、この文字をWindows Vista以外のOS上で表示しようとしても、指定された「文字コード」に文字が存在しないため「・」という表示になってしまいます。
1.の問題と同様、お使いになっているWindows XPであれば、Microsoft社が配布している「Windows XP および Windows Server 2003 向けJIS2004 対応 MS ゴシック & MS 明朝フォントパッケージ」をダウンロードし、インストールを行うことでこの現象を解決することができますが、Windows XP以外のOSをご利用の場合にはOS自体が対応しておりませんので制限事項となります。
製品ごとの機能の違いが知りたい
『リッチテキスト・コンバータ20』や『リッチテキスト・コンバータ20 パーソナル』は文書変換機能を主にした製品ですが、それぞれ使用できる機能が異なっています。製品ごとの機能の違いについては「
各製品の機能比較
」をご参照ください。
弊社コンバータの使用中に、他のソフトからエラーメッセージが表示される。
弊社コンバータを、ソフトを常駐した状態で使用すると、常駐しているソフト側からのエラーメッセージや、弊社コンバータの動作自体が不安定になる場合があります。
弊社コンバータに影響を与える可能性があるソフトの特徴は、以下のようになります。
- メモリを監視し、実行するソフトを管理する
- ウィルスチェックをする
- パソコンの動作に制限を付ける
上記のようなソフトの影響を受けますと、弊社で動作試験を行ったパソコンと同機種を使用していただいても、ワープロ専用機のフロッピーディスクの読み書きが出来ない場合があります。
回避方法としまして、弊社コンバータを使用する時にはこのようなソフトを常駐させないようにして下さい。
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