DITA情報コンテンツを制作する

内容紹介

本書では、XMLオーサリングツールoXygenを使用して、ダーウィン・インフォーメーション・タイピング・アーキテクチャ(DITA)の情報コンテンツを作成・編集し、WebhelpやPDFを出力するまでの基本的な流れを解説します。DITAの仕様についての解説をできるだけ無くし、「このように操作をしたらこうなる」という形で説明しています。

ややWeb寄りの内容ですが、ブックマップを作成・編集し、DITA-OTとXSLTスタイルシートをカスタマイズすると、PDF用の整ったページレイアウトも実現できるようになります。

DITAやoXygenの入門者向けなので、それ以上のレベルの方には物足りないかもしれませんが、「パブリッシュに関する設定ファイル」や「日本語による形態素解析の辞書」を解説している点が特徴です。

DITAはレイアウト情報を除外した構造化コンテンツの基準であり、使い回しの利くデータと内容作りが可能です。DITAの編集はoXygenなどのXMLオーサリングツールを用いると効率的です。本書を通じてDITAの利用が促進されることを期待します。

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目次

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    • 免責事項
    • 本書の利用にあたって
    • 商標について
    • 前提条件
    • 表記と本書で使用する用語
    • 1.1 oXygenの基本を理解する
    • 1.2 oXygenを設定する
    • 1.3 条件処理を登録・管理する
    • 2.1 トピックを新規作成する
    • 2.2 トピックの基本編集を理解する
    • 2.3 画像を挿入する
    • 2.4 箇条書きと連続番号を書く
    • 2.5 コードブロックを書く
    • 2.6 警告・注意文を書く
    • 2.7 表を書く
    • 2.8 セクションを書く
    • 2.9 リンクを設定する
    • 2.10 索引を作成する
    • 2.11 複数ファイルを対象に検索・置換する
    • 3.1 DITAマップを新規作成する
    • 3.2 情報コンテンツのタイトル名を設定する
    • 3.3 プロファイリングの表示を切り替える
    • 3.4 パンくずリストの経路を調整する
    • 3.5 キーを設定する
    • 4.1 変換シナリオを設定する
    • 4.2 WebhelpとPDFを出力する
    • 4.3 Webhelpにトップへ戻るボタンを追加する
    • 4.4 形態素解析の辞書を編集する
    • 5.1 用語集用のトピックを作成する
    • 5.2 用語集用のDITAマップを作成する
    • 5.3 トピックに用語を設定する
  • 索引
  • あとがき