本マニュアルでは、サーバー・アプリケーションの起動方法や、設定方法などに関して説明します。サーバー・アプリケーションは Windows 64bit 版、Linux 64bit(gcc4.8)版があります。
Windows 64bit版では、インストーラにより必要なコンポーネント(ランタイムやデータベース)が導入され、データベースの構築、アプリケーションとサーバーとの接続・通信設定、Windowsサービスの登録を行うことができます。各設定を行うことでインストール後にすぐに利用いただける状態になります。(別途、設定を行うことも可能です)
Linux 64(gcc4.8)bit版では、デフォルト設定で最小限の構成を行います。より細かい部分は、本マニュアルを参考にして、ご自身で設定していただく必要があります。
ご注意:本マニュアルの文中や画像内で使われているIPアドレスはすべて架空のものです。
Windows x64版 |
説明 |
Windows Server 2019 |
次のランタイムが必要です。 |
CPU |
上記OSが正常に動作するIntel系のCPU、及び100%互換性を持つプロセッサー |
必要メモリ |
上記OSが推奨するメモリ以上(これに加えて1GB以上の空き容量を推奨) |
ディスク容量 |
サーバー・アプリケーション本体 : 約 100MB |
Linux 64bit版 |
説明 |
Linux(64bit) |
次のランタイムが必要です。 |
CPU |
上記OSが正常に動作するIntel系のCPU、及び100%互換性を持つプロセッサー |
必要メモリ |
上記OSが推奨するメモリ以上(これに加えて1GB以上の空き容量を推奨) |
ディスク容量 |
サーバー・アプリケーション本体 : 約 100MB |
本製品でインストールする Microsoft .NET Runtime と Microsoft Asp.Net Core はバージョン 6.0.n です。動作確認も 6.0.16 で行っています。
なお、Microsoft .NET Runtime と Microsoft Asp.Net Core のバージョンは合わせてください。例えば Microsoft .NET Runtime 6.0.16 と Microsoft Asp.Net Core 6.0.15 の混在では動作しません。
本製品の動作確認は MariaDB バージョン10.5で行っています。他のバージョンでも動作する可能性はありますが、動作保証外とさせていただきます。
動作環境に記載されているディスク容量はプログラムおよび動作に必要となるコンポーネントのものとなります。『連携補完機能』ではインボイスデータセットの XML からレンダリングした PDFファイルを保存するためにサーバーに別途ディスク容量が必要となります。
保存するファイルの数にもよりますが、ファイルを保存するためのサーバーのハードディスク容量にご注意ください。何年にもわたり長期にファイルを保存する必要があるためディスク容量は年々増加します。