設定ファイル appsettings.ini は、『連携補完機能』の動作上の設定が記述されたINI形式のファイルです。サーバー・アプリケーション、管理ツールで共用され、必要時に読込・更新します。
Windows版ではインストーラでも設定情報の読込や更新のために共用されます。
サーバー・アプリケーション動作中に設定ファイルの内容をエディタなどで修正した場合、そのままではその修正は反映されません。一旦サーバー・アプリケーションを再起動させてください。
設定ファイルで使用される引数と値は次の通りです。
| 引数 | 既定値 | 説明 | 
| protocol | http | サーバーとの接続プロトコルを“http”または“https”で指定します。 | 
| http_address | http://localhost:5002 | protocolの指定が“http”の時のアドレスとポートを指定します。 | 
| https_address | https://localhost:5003 | protocolの指定が“https”の時のアドレスとポートを指定します。 | 
| certfile | https接続で使用するpfx形式のサーバー証明書のパスを指定します。 | |
| certpasswd | サーバー証明書のパスワードを指定します。 | |
| server | localhost | MariaDBのサーバーアドレスを指定します。 | 
| port | 3306 | MariaDBの接続ポートを指定します。 | 
| database | almserver | 構築した『電子取引Save』のデータベースのテーブル名を指定します。 | 
| uid | almadmin | データベースの接続IDを指定します。 | 
| password | almpassword | データベースの接続パスワードを指定します。 | 
| docs | Windows: | 書類ファイルを格納するベースフォルダを指定します。 | 
| Linux:  | ||
| logs | Windows: | ログファイルの出力先フォルダを指定します。 | 
| Linux: | ||
| license | Windows: | ライセンスファイルのパスを指定します。 | 
| Linux: | ||
| attempts | 5 | サーバーへの認証が指定した回数以上失敗した場合に対象IDの認証をロックします。 | 
| locktime | 30 | attempts の指定で認証がロックされてから解除されるまでの時間(分)を指定します。 | 
| keyfile | サーバーとクライアント間を鍵認証で接続する時に使用するサーバーキーのパスを指定します。 | |
| action | 60 | 「Peppol アクセスポイント」と、『電子取引Save』に接続するタイマー割り込みの時間(分)を設定します。 | 
| ebe_keyfile | 『電子取引Save』で発行した、クライアント認証用の鍵のパスを設定します。 | 
ご注意:この他にインストーラや設定により作成される引数が存在します。一覧に記載のない引数の削除・値の変更を行わないようにしてください。