サーバー・アプリケーションとクライアント・アプリケーションは、双方にバージョン情報を持っています。
サーバー・アプリケーションとクライアント・アプリケーション間の接続URLにバージョン情報を含むため、双方のバージョン情報が一致しない場合、接続に成功しません。
サーバー・アプリケーションはMariaDB内の『電子取引Save』用データベースにデータを格納しています。サーバー・アプリケーションとデータベースは、双方にバージョン情報を持っています。双方のバージョン情報が一致しない場合、データベースの参照に成功しません。
次のスクリーンショットは、サーバー・アプリケーションは『電子取引Save V1.0』(データベースのバージョン 1.0.0.5)から『電子取引Save V2.0』(データベースのバージョン 2.0.0.0)へバージョンアップしたがデータベースを意図的に更新していない例です。
サーバー・アプリケーションは 2.0.0.0 へ更新されていますが、データベースのバージョンは 1.0.0.5 のままのためサーバー・アプリケーションを起動させると、バージョンの不一致が発生し起動に失敗します。
サーバー・アプリケーションの更新を行った場合、「電子取引Save V2.0 管理ツール」を起動して、「データベースの更新」を行ってください。
Windows版ではサーバー・アプリケーションの更新インストールを行うと、インストーラによりデータベースの更新が行われます。