3. 導入方法

3.1. 開発環境への導入手順

インストーラ:製品パッケージ\PDFDriver_setup\AHPDFDriver80_setup_pda_MRxx.exe

インストーラによって、PDF Driver APIの評価版ライセンスファイルがインストールされます。インストールした日から30日間、有効です。出力PDFの各ページに透かし文字列が挿入されます。

必要に応じて、正規版のライセンスファイルに置き換えてください。

ライセンスファイルの場所:{PDF Driverインストールフォルダ}\lic\pdalic.dat

モジュールファイル:製品パッケージ\PDFDriverAPIフォルダ

PDF Driver APIのモジュールファイルについてはインストーラはありません。

「PDFDriverAPI」フォルダごと、任意の場所に配置します。

【実行ファイル】:PdfDrvAPI80AH.dll

APIの実行ファイルは、32bit用と64bit用でファイルが異なります。

32bitプログラム実行:「bin32」フォルダ内のファイル

64bitプログラム実行:「bin64」フォルダ内のファイル

【インクルードファイル】:pdfdrv.h

プロジェクトでは、インクルードディレクトリに「PDFDriverAPI\Include」フォルダパスを追加します。

ソースコードにおいて、「pdfdrv.h」をIncludeしてください。

【ライブラリファイル】:PdfDrvAPI80AH.lib、drvselector80AH.lib

プロジェクトでは、ライブラリディレクトリに「PDFDriverAPI\lib32」または「PDFDriverAPI\lib4」フォルダパスを追加します。

ライブラリファイルは32bit用と64bit用は異なるファイルです。開発を行うbit数に適切なライブラリファイルをリンクしてください。

32bitプログラム開発:「lib32」フォルダ内のファイル

64bitプログラム開発:「lib64」フォルダ内のファイル

【プロジェクトの「参照」に追加するファイル(.NET Framework用) 】:PdfDrvNet80.dll

【プロジェクトの「参照」に追加するファイル(.NET6用) 】:PdfDrvNet80n6.dll

プロジェクトでは、.NET API用のモジュールファイルを参照に追加します。.NET Framework用と.NET6用でファイルが異なります。

また、32bit用と64bit用は区別されています。開発を行うbit数に適切なモジュールファイルを参照に追加してください。

32bitプログラム開発・実行:「bin32」フォルダ内のファイル

64bitプログラム開発・実行:「bin64」フォルダ内のファイル

【実行ファイル(.NET Framework用) 】:PdfDrvNet80.dll、PdfDrvAPI80AH.dll

【実行ファイル(.NET6用) 】:PdfDrvNet80n6.dll、Ijwhost.dll 、PdfDrvAPI80AH.dll

.NET APIはC++ APIのラッパーとして開発されています。API動作のためにはC++ API実行ファイル「PdfDrvAPI80AH.dll」が必要です。.NET API用モジュールファイルと同じ場所、あるいは、環境変数「PATH」に設定されているフォルダパスに配置してください。

.NET6では、.NET6用ホストDLL「Ijwhost.dll」もAPIの動作に必要です。

【実行ファイル】:Java\PdfDrvAPI80.jar

このjarファイルのみでAPIを実行できます。

「bin32/bin64」フォルダ内のDLLを参照するための、環境変数「PATH」へのフォルダパス設定をする必要はありません。

jarファイルは32bit/64bitの区別はありません。

【実行ファイル】:PdfDrvCmd80.exe、PdfDrvAPI80AH.dll

コマンドラインの本体は「PdfDrvCmd80.exe」です。コマンドラインはC++ APIを使用しています。動作のためには、C++ API実行ファイル「PdfDrvAPI80AH.dll」も必要です。「PdfDrvAPI80AH.dll」は、コマンドライン実行ファイルと同じ場所、あるいは、環境変数「PATH」に設定されているフォルダパスに配置してください。

実行ファイルは、32bit用と64bit用でファイルが異なります。

32bitプログラム実行:「bin32」フォルダ内のファイル

64bitプログラム実行:「bin64」フォルダ内のファイル

3.2. プログラム実行環境への導入手順

ライセンスファイルの場所;{PDF Driverインストールフォルダ}\lic\pdalic.dat