『瞬簡PDF サイン 3』でPDFファイルに署名を行うには、電子証明書が必要です。事前にご用意ください。
ログインしているユーザーのWindows証明書ストアに登録された個人証明書、ICカードに格納された証明書、商業登記リモート署名用証明書、およびPKCS#12形式の証明書ファイルを利用できます。
詳しくは、[参考資料:電子証明書について]をご覧ください。
次のいずれかの方法を使って、『瞬簡PDF サイン 3』を起動します。

『瞬簡PDF サイン 3』を起動すると、以下に示す画面が表示されます。
①表示ウィンドウ
読み込んだPDFファイルを表示します。
②検証パネル
PDFファイルに署名が付与されている場合には、その検証結果を表示します。
③メニューバー
ファイルを開く、署名、検証などの操作を行います。
④ツールバー
署名フィールドの作成、署名やドキュメントタイムスタンプの付与、表示ページの拡大・縮小を行います。
⑤機能選択タブ
署名/ファイル添付のいずれかの機能を選択し、全ての署名の検証と検証設定、PDFファイルへのファイル添付を行います。
⑥添付ファイルツール
選択した添付ファイルの表示、保存、追加、削除を行います。
⑦添付ファイルパネル
添付ファイルの一覧を表示します。エクスプローラからファイルアイコンをこのパネルにドラッグ&ドロップして追加できます。
また、パネル上部のボタンや、アイテムを右クリックして表示されるコンテキストメニューで、添付ファイルの操作が可能です。
署名/ファイルを添付するPDFファイル、または、署名/ファイル添付済みPDFファイルを選択して開きます。
[ファイル]メニュー→[開く]、または、ツールバー
をクリックします。

エクスプローラからPDFファイルのアイコンを表示ウィンドウにドラッグ&ドロップして開くこともできます。
開いたPDFファイルが未署名の場合は、署名パネルに未署名であることが表示されます。
署名済みの場合は、付与されている署名の検証結果が署名パネルに表示されます。
また、開いたPDFファイルに添付ファイルがある場合は、添付ファイルパネルにファイル名が一覧表示されます。
パスワードが設定されているPDFファイルを開くと、パスワード要求ダイアログが表示され、パスワードの入力を求められます。正しいパスワードを指定した場合のみ開くことができます。

※ パスワードが設定されているPDFファイルは、保存時に別のパスワードを指定することはできません。
開いているPDFファイルのプロパティ情報を表示します。
[ファイル]メニュー → [プロパティ]をクリックすると以下に示すプロパティ画面が表示されます。

ログレベルとは、ログ(システムやアプリが出力する記録)の重要度や緊急度を表します。
[ファイル]メニュー → [ログレベル]をクリックすると以下の画面が表示されます。
デフォルトはinfoに設定されています。

ログファイルは下記フォルダに保存されており、障害の原因究明に利用されます。
C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\AntennaHouse\PdfSignApp\3.0\log
開いているPDFファイルに署名フィールドを作成します。
署名フィールドとは、署名するための「枠」です。本製品で作成した署名フィールドは、本製品およびAdobe Acrobat/Adobe Reader(XI以降)で署名することができます。
なお、署名フィールドを作成しただけでは、署名したことにはなりません。
署名フィールドを作成するには、[署名・タイムスタンプ]メニュー →[署名フィールドの範囲指定]、または、ツールバー
をクリックします。
署名フィールドの範囲指定を選択すると、以下のダイアログが表示されます。


「OK」選択するとマウスカーソルの形が十字に変わります。
ページ上をドラッグして署名フィールドとなる矩形領域を作成します。
署名フィールドは複数作成できます。
署名フィールドを確定するには、[署名・タイムスタンプ]メニュー →[署名フィールドの確定]、またはツールバー
をクリックします。
署名フィールドを確定すると、「名前を付けて保存」ダイアログが表示されますので任意の場所に保存してください。

PDFファイルを保存して署名フィールドが確定されると上図のように署名フィールドがハイライト表示され、検証パネルには署名フィールドが作成されたことが表示されます。
PDFファイルにデジタル署名を付与します。
付与できるデジタル署名には普通署名とMDP署名(証明)の2種類があります。
普通署名はPDFファイルに複数付与できますが、MDP署名(証明)は、デジタル署名が付与されていないPDFファイルに対して1つのみ付与できます。したがって、MDP署名(証明)を付与する場合は、最初に実行する必要があります。
PDFファイルに普通署名を付与します。
普通署名を付与するには、[署名・タイムスタンプ]メニュー →[普通署名]、または、ツールバー
をクリックします。
普通署名を選択すると、以下のダイアログが表示されます。

「はい」を選択するとマウスカーソルが十字に変わります。
ページ上をドラッグして範囲を指定し、可視署名を付与します。
「いいえ」を選択すると、不可視署名を付与します。
「キャンセル」を選択すると、処理を中止します。
「はい」、または、「いいえ」を選択して範囲を指定した後、表示される画面で詳細な署名設定を行い、普通署名を付与します。
ページ上に作成済みの署名フィールドがある場合は、署名フィールドを選択すると以下のダイアログが表示され、普通署名を選択します。


PDFファイルにMDP署名(証明)を付与します。
すでに署名やドキュメントタイムスタンプが付与されているPDFファイルにMDP署名(証明)を付与することはできません。
MDP署名(証明)を付与するには、[署名・タイムスタンプ]メニュー→[MDP署名(証明)]または、ツールバー
をクリックします。MDP署名(証明)を選択すると、以下のダイアログが表示されます。

「はい」を選択するとマウスカーソルが十字に変わります。
ページ上をドラッグして範囲を指定して可視署名を付与します。
「いいえ」を選択すると、不可視署名を付与します。
「キャンセル」を選択すると、処理を中止します。
「はい」、または「いいえ」を選択して範囲を指定した後、表示される画面で詳細な署名設定を行い、署名を付与します。
ページ上に作成済みの署名フィールドがある場合は、署名フィールドを選択すると以下のダイアログが表示され、MDP署名(証明)を選択します。


出力設定では、PDFファイル保存時のセキュリティの設定を行います。

「暗号化する」にチェックを入れると、文書を開くためのパスワードおよび印刷/編集の権限パスワードを設定できます。
「文書を開くときにパスワードが必要」をチェックした場合はパスワードを入力します。
また「印刷/編集の権限パスワード」にチェックした場合もパスワードを入力し、さらに「権限設定...」を選択して表示される「権限の設定」画面でPDFファイルの印刷/編集についての制限を設定します。
すでに暗号化されたPDFファイルの場合はセキュリティの設定を変更することはできません。
ただし、権限パスワードの入力により開かれた、文書を開くパスワードと権限パスワードの両方が設定されているPDFファイルの場合のみ、文書を開くときのパスワードを設定することができます。
既に暗号化されているPDFファイルの場合、PDFファイル保存時にPDFバージョンや暗号化方式が変化する場合があります。
詳しくは「製品の仕様」の「パスワードで保護されたPDF」および「使用上のご注意」をご覧ください。

PDFファイルにドキュメントタイムスタンプを付与します。
[署名・タイムスタンプ]メニュー→[ドキュメントタイムスタンプ付与...]、またはツールバー
をクリックして表示される以下の画面を使用します。

普通署名の設定を行います。
[署名・タイムスタンプ]メニュー→[普通署名設定]を選択すると、以下のように登録済み普通署名設定一覧が表示されます。
製品インストール直後は「初期設定」のみ登録されています。

追加: 新規普通署名設定を追加します。
変更: 登録済み普通署名設定の内容を変更します。
削除: 登録済み普通署名設定を削除します。(「初期設定」は削除できません。)

MDP署名(証明)の設定を行います。
[署名・タイムスタンプ]メニュー→[MDP署名(証明)設定]を選択すると、以下のように登録済みMDP署名設定一覧が表示されます。
製品インストール直後は「初期設定」のみ登録されています。

追加:新規MDP署名設定を追加します。
変更:登録済みMDP署名設定の内容を変更します。
削除:登録済みMDP署名設定を削除します。(「初期設定」は削除できません。)

ドキュメントタイムスタンプの設定を行います。
[署名・タイムスタンプ]メニュー→[ドキュメントタイムスタンプ設定]を選択すると、以下のように登録済みのドキュメントタイムスタンプ設定一覧が表示されます。
製品インストール直後は何も登録されていません。

追加:新規ドキュメントタイムスタンプ設定を追加します。
変更:登録済みドキュメントタイムスタンプ設定の内容を変更します。
削除:登録済みドキュメントタイムスタンプ設定を削除します。


署名の外観設定を行います。
[署名・タイムスタンプ]メニュー→[外観設定]を選択すると、以下のように登録済み外観設定一覧が表示されます。
製品インストール直後には「初期設定」のみが登録されています。

追加:新規外観設定を追加します。
変更:登録済み外観設定の内容を変更します。
削除:登録済み外観設定を削除します。(「初期設定」は削除できません。)

外観として複数ページのPDFファイルを指定した場合は、外観には先頭ページが使用されます。
外観として指定できるPDFファイルは、以下の条件を満たす必要があります。
利用する証明書を設定します。
[署名・タイムスタンプ]メニュー→[証明書を選択]を選択すると、以下のようにウィンドウが表示されます。


署名付与時に証明書の検証を行うかどうかを設定します。

チェックした場合は、検証に成功しないと署名を実行できません。
PDFファイルに付与されている署名を検証します。
通常はPDFファイル読み込み時に自動的に検証されますが、[検証設定]を変更した場合など、再度検証が必要な時に実行します。
[検証]メニュー→[全ての署名を検証]、または、署名パネルの「全てを検証」を選択すると、署名の検証が実行されます。
検証結果は、署名パネルに表示されます。

また、「検証結果」を右クリックすると、検証結果のツリーの表示の仕方を選択できます。
デフォルトは「ツリーを主要項目まで開く」に設定されています。

長期署名検証用として、すべての署名が有効なPDFファイル検証結果を埋め込んで保存します。
PDF ファイルに付与されている全ての署名の検証に成功しないと検証結果の追加を行うことはできません。
長期署名検証をご利用の場合は、[参考資料:長期署名検証について]を参照してください。
[検証]メニュー→[検証情報の追加...]、または、署名パネルの「検証情報の追加」を選択して表示すると「検証情報」画面が表示されます。

この画面の「追加」を選択すると、「名前を付けて保存」ダイアログが表示されます。
長期署名検証するために必要なDSS(ドキュメントセキュリティストア)を追加したPDFを保存できます。
署名検証時の設定を行います。
[検証]メニュー→[検証設定]、または署名パネルの「検証設定」を選択すると、以下の「検証設定」ダイアログが表示されます。

PDFファイルに付与されている署名のプロファイル画面は、以下のいずれかの方法で表示できます

また、この画面の「詳細表示...」選択すると「プロファイル詳細表示」画面が表示されます。

本製品で商用タイムスタンプサービスを利用するには、以下の準備が必要です。

本製品では次の国内商用タイムスタンプサービスを利用して、タイムスタンプをPDFファイルに付与することができます。
◆RFC 3161標準タイムスタンプ◆
本製品でタイムスタンプサーバーから取得してPDFファイルに付与できるタイムスタンプは、RFC 3161「Internet X.509 Public Key Infrastructure Time-Stamp Protocol」に準拠するものです。ハッシュアルゴリズムにSHA-512を使用します。
◆RFC 3161標準タイムスタンプの設定◆
「普通署名設定」「MDP署名設定」「ドキュメントタイムスタンプ設定」画面のタイムスタンプの種類のメニューで「RFC3161標準のSHAタイムスタンプ」を選択します。

「サーバーURL」にタイムスタンプサーバーのURLを入力します。また、接続時のオプションとして、Basic認証によるユーザーIDおよびパスワードを指定することができます。
◆アマノタイムスタンプ3161 Type-T◆
アマノセキュアジャパン株式会社が発行するアカウント(ライセンスデータ・ファイル)、およびパスワードが必要です。「アマノタイムスタンプサービス3161」が付与されている文書を検証するには、HTTP接続による検証が必要です。検証設定オプション「HTTP接続しない」が選択されている場合には、タイムスタンプ証明書の検証時にエラーが生じます。
◆アマノタイムスタンプ3161 Type-Tの設定◆

「普通署名設定」「MDP署名設定」「ドキュメントタイムスタンプ設定」画面のタイムスタンプの種類のメニューで「アマノタイムスタンプ3161サービス(有償)」を選択します。
「サーバーURL」にタイムスタンプサーバーのURLを入力します。
「参照...」選択して表示される「開く」ダイアログでライセンスファイルを選択します。
「ライセンス」には、ライセンスファイルのフルパスが表示されます。
「パスワード」には、アマノセキュアジャパン株式会社が発行したパスワードを入力します。
◆アマノタイムスタンプ3161 Type-Tの検証◆
本製品でアマノタイムスタンプ3161 Type-Tを検証できます。
PDFファイルに添付ファイルを追加します。
1) 添付ファイルパネルを開き、以下のいずれかの方法でファイルを追加します。


PDFファイルに添付されているファイルを削除します。
以下の手順で、添付ファイルを削除します:
をクリックする
4) [ファイル]メニュー→[保存...]を選択し、表示される[名前を付けて保存]ダイアログでPDFファイルを任意の場所に保存します。
※ デジタル署名が付与されているPDFファイルに添付されているファイルを削除することはできません。
PDFファイルに添付されているファイルを開きます。
添付ファイルを開くには、そのファイルを開くことができるアプリケーションがPCにインストールされている必要があります。
1) 添付ファイルパネルを開き、以下のいずれかの方法で、添付ファイルを開きます。

3) 添付ファイルが開きます。
PDFファイルに添付されているファイルを保存します。
1) 添付ファイルパネルを開き、以下のいずれかの方法で、添付ファイルを保存します。
ツールバー上のボタン、[表示]メニューを用いて以下の表示操作ができます。

署名や検証に関する処理でエラーが発生した場合、エラーメッセージにエラーコードが含まれる場合があります。

主なエラーコードとその内容は以下の通りです。
|
エラーコード |
発生要因 |
対処方法 |
|
-2504 |
PDFファイルの検証に失敗した |
PDFファイルに含まれるメタデータ等XMLでエスケープ文字を正しく利用してください。 |
|
-3272 |
証明書を利用するためのICカードの読み込みができず、署名に失敗した |
ICカードのミドルウェアが64bitに対応しているかを確認してください。 |
|
-3272 |
タイムスタンプサーバーに不正な情報が登録されており、署名に失敗した |
正しいサーバーURL/ユーザーID/パスワードを入力してください。 |
|
-3272 |
外部サーバー接続時のネットワークエラー |
正しいユーザーID/パスワードを入力してください。 |
|
-4221 |
タイムスタンプサーバーに不正な情報が登録されており、タイムスタンプ付与に失敗した |
正しいサーバーURL/ユーザーID/パスワードを入力してください。 |
|
-4423 |
外観に指定した画像ファイルの読み込みに失敗した |
ファイルの名前を変更/削除/移動させた場合は再設定してください。 |
|
-4425 |
外観に指定したPDFファイルの読み込みに指定した |
ファイルの名前を変更/削除/移動させた場合は再設定してください。 |
|
-4450 |
外観設定で指定したファイルの読み込みに失敗した |
外観設定後にファイルの名前を変更/削除/移動させた場合は再設定してください。 |