本製品で読み込み、保存、出力できるファイル形式を説明します。サポートファイル形式
本製品で読み込んで編集対象にできるファイルは、図のように用紙PDFと以前に編集して保存した編集情報付きファイルに分けられます。
PDFと画像ファイルは汎用・標準形式です。オーナーパスワード(権限設定)で変更禁止に設定されているPDFを用紙PDFとして使うことができます。
編集情報ファイルと編集情報付きPDFは本製品(または本製品の旧バージョン)の独自形式です。
用紙PDFに加えて本製品で記入した編集情報がすべて入っており、以前の編集を継続したり、再編集できます。保存画面の保存形式リストで「編集情報ファイルとして保存 (*.wppx)」を選択して保存すると編集情報ファイルになります。
保存方法は3–28 名前を付けて保存を参照してください。
旧バージョンとの編集情報ファイルの互換性
「編集情報」が埋め込まれた「PDF」です。このPDFを通常のPDFと区別するため、本製品では編集情報付きPDFファイルと呼びます。編集情報ファイルと同様に、以前に作業した状態をPDF内部に情報として持っているため、この編集情報付きPDFファイルを本製品で開くと、編集作業を再開できます。「瞬簡PDF 書けまっせ 7」以外のアプリケーションでも普通のPDFファイルとして利用できるのが利点ですが、通常のPDFと比べてファイルサイズが大きくなります。
本製品で開くと埋め込まれている「編集情報ファイル」を開きます。Adobe Reader など他のPDFリーダーで開くと通常のPDFファイルとして開かれます。
保存方法は3–28 名前を付けて保存を参照してください
編集情報にはパスワードを設定でき、設定するとファイルを開く際パスワードの入力を求められるようになります。編集情報専用のパスワードですので、編集情報付きPDFファイルを通常のPDFとして開く際の表示などに影響しません。
編集中の用紙PDFの上に追記できるファイルは次の図のようになります。
本製品で編集中の情報を保存する形式は次の3種類です。
各ファイルの説明は、本製品で開けるファイルの種類を参照してください
本製品では、①用紙PDFと追記した内容を全部の出力と、②追記したオブジェクトだけの出力ができます。②は紙の帳票や申請書などにプリンタで印刷する用途を想定しています。
出力形式はPDFファイル、またはプリンタによる印刷です。
詳細は3–25 PDF出力、3–26 印刷を参照してください。