3–17 ハイライト、アンダーライン、取消線(テキスト修飾オブジェクト)の操作

用紙PDF上のテキストにハイライト蛍光マーカー)、アンダーライン取消線を指定できます。この3種類のオブジェクトをテキスト修飾オブジェクトといいます。

テキスト修飾オブジェクトを指定するには次のいずれかの操作を実行します。

テキスト修飾オブジェクトの指定対象は用紙PDF上にあるテキストです。本製品で作成したオブジェクトではありません。

3–17–1 コマンドを選んでからテキスト範囲選択

  1. リボン「ホーム」タブでオブジェクトギャラリーを表示して、「テキスト修飾」から「ハイライト」、「アンダーライン」、「取消線」のいずれかのコマンドを選択します。
  2. 用紙PDF上のテキスト範囲をマウスで選択すると、選んだコマンドでテキスト修飾オブジェクトが作成されます。複数行にわたるテキスト範囲を選択したときは行ごとにオブジェクトが設定されグループ化されます。
  3. テキスト修飾オブジェクト作成は、初期状態で連続作成モードになっています。したがって、そのまま別のテキストを選んでテキスト修飾オブジェクトを指定できます。

テキスト修飾オブジェクト一覧

図3・54 テキスト修飾オブジェクト一覧

3–17–2 テキスト範囲を選択してからコマンドを選択

  1. 「ホーム」タブの「ツール」グループで、「テキスト選択」コマンドを選択し、テキスト選択モードにします。
  2. 用紙PDF上のテキスト範囲を選択します。
  3. オブジェクトギャラリーを開いてテキスト修飾オブジェクトを選択します。

3–17–3 右クリックメニューでテキスト修飾オブジェクトの作成

テキストを選択している状態でマウスの右クリックメニューを表示して、テキスト修飾オブジェクトを貼り付けることができます。

テキスト選択時の右クリックメニュー

図3・55 テキスト選択時の右クリックメニュー

3–17–4 テキストがない場所にハイライト

ハイライトは、テキスト範囲に対してだけでなく、テキストのない位置や、枠全体に付けることが可能です。

図3・56 ハイライトの付け方の左側は枠に対するハイライトの例です。右上は複数行のテキストを選択してハイライトを付けたところ、右下はテキストのない場所でドラッグによりハイライトを設定した状態です。

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図3・56 ハイライトの付け方

Mspng 複数行のテキストを選択したとき

アンダーラインと取消線は常に行ごとに設定されますが、ハイライトはマウスポインタで指定した選択範囲の位置によって、矩形の範囲に設定される場合と行ごとに設定される場合があります。

テキスト修飾オブジェクトの選択、移動、サイズ変更、コピー&ペーストなどの操作については3–8 オブジェクトの作成、選択、移動など基本操作を参照してください。