瞬簡PDF 作成 8 機能紹介:PDFの作成
いろんなアプリケーションの「印刷」から簡単にPDF作成
印刷機能をもつアプリケーションであれば、そのアプリケーションの「印刷」から、プリンターの代わりに『Antenna House PDF Driver 7.5』を選択して実行するだけで、プリンターから印刷するような感覚で簡単にPDFを作成できます。
*本製品は印刷機能を持つすべてのアプリケーションで使用することができますが、一部の環境では正常にPDF化できない場合があります。詳しくは制限事項をご確認ください。
Officeのアドインボタンから簡単作成
Microsoft Word/Excel/PowerPointにPDF変換のアドイン機能を追加して、このアドインボタンから簡単にPDFを作成できます。
また、この場合は変換元の文書の見出しやワークシート名からしおりを自動で作成したり、ハイパーリンク*を出力するPDFに反映することもできます。
*URLリンク、またはPDFファイル内のページ移動以外のハイパーリンクの場合、正常に動作しない場合があります。
アドインが対応しているアプリケーションは次のとおりです。
- Microsoft Word 2010/2013/2016
- Microsoft Excel 2010/2013/2016
- Microsoft PowerPoint 2010/2013/2016
※64ビット版 Office にも対応
・アドインボタンを利用したPDFの作成方法、オプション設定についてはこちらをご覧ください。
⇒アドインボタン
IE用のアドオンボタンでWebページから簡単作成
新たにWebブラウザ「Microsoft Internet Explorer」用のアドオン機能を用意しました。見ているWebページを、ボタンクリックですぐさまPDFに出力します。
ツールアプリで複数のファイルから一括でPDF作成
ツールアプリ『瞬簡PDF 作成 8』の作成機能を利用して、複数のファイルから一括でPDFを作成できます。
PDFの作成時に「結合する」オプションを設定することで、作成したPDFをひとつのPDFファイルとして出力することもできます。
「変換設定」一覧から選択するだけで簡単設定
PDFへの変換設定はあらかじめ良く使う設定を登録してありますので、利用用途に合わせて設定を選択するだけ。
細かい指定をしたい場合は、「編集」ボタンから詳細を指定することができます。新たに指定した内容は保存して、変換設定の一覧に登録することができます。変換設定で指定できる内容は次の「ツールアプリからPDF作成時の詳細変換設定」をご覧ください。
ツールアプリからPDF作成時の詳細変換設定
画面をクリックで大きい画像を表示
[変換設定:一般 画面]
【一般設定】
PDFの用紙のサイズ、解像度の設定ができます。
用紙サイズは、あらかじめ登録された A0~A5、B4~B6などの規定のサイズから選択したり、数値を指定することができます。
※変換元のファイルや関連付けられているアプリケーションに用紙サイズが設定されている場合は、それらが優先されます。
[変換設定:PDFバージョン 画面]
【PDFバージョン設定】
PDFのバージョンとPDF/AまたはPDF/Xを指定した場合のオプションを設定します。
作成できるPDFのバージョンは
- PDF1.3~1.7
- PDF/A-1b
- PDF/A-2b
- PDF/X-1a:2001
- PDF/X-1a:2003
- PDF/X-3:2002
- PDF/X-3:2003
- PDF/X-4:2008
です。
PDF/Xの場合は仕上がりサイズおよび、裁ち落としのサイズを指定することができます。
[変換設定:色 画面]
【色の設定】
出力するPDFに含まれる画像やテキストの色のモードを白黒(2値)またはグレースケールに変換することができます。
カラーの原稿から白黒のPDFを作成できます。
[変換設定:圧縮 画面]
【圧縮設定】
文書に含まれる画像などの圧縮設定ができます。
カラー画像、グレースケール画像、モノクロ画像のそれぞれについて、解像度や圧縮方法、JPEG/JPEG2000の場合は画質について設定ができます。
元のファイルが画像を多く含む場合などに、作成するPDFのファイルサイズを小さくしたりできます。
画像ファイルからPDFを作成する場合においても圧縮設定ができます。
[変換設定:フォント 画面]
【フォント設定】
変換元のファイルに使用しているフォントを埋め込んでPDFを作成できます。
フォントを埋め込むことで、他のコンピュータなどでPDFを表示した場合に、文字化けを防いだり、違うフォントで表示されるのを防ぎます。
※埋め込みを禁止しているフォントは埋め込むことができません。
[変換設定:画像変換 画面]
【画像変換設定】
ビットマップ、TIFF、JPEG、PNGなどの画像ファイルからPDFを作成する場合の設定ができます。
元の画像のサイズで作成したり、「一般設定」で指定した用紙サイズにしたり、余白を付けて作成することができます。
画像ファイルからPDFを作成する場合においても、用紙サイズの指定や、画像の圧縮設定が可能なほか、「出力オプション」を利用してセキュリティの設定や文書情報の設定をしてPDF出力ができます。
また、画像ファイルの向きを90度単位で回転させてPDF作成することができるようになりました。スキャナーからの取り込み時に用紙の方向を修正するのに便利です。
[変換設定:連携ソフトウェア 画面]
【連携ソフトウェア設定】
Word、Excel、PowerPointのファイルからPDFを作成する場合、元のファイルの情報からPDFのしおりを自動で作成して出力したり、元のファイルに設定されているハイパーリンクを出力したりすることができます。
ここで設定できる機能を利用するには、以下のアプリケーションが必要です。
・Microsoft Word 2010~2016
・Microsoft Excel 2010~2016
・Microsoft PowerPoint 2010~2016
※64ビット版 Office にも対応
画面をクリックで大きい画像を表示
[変換設定:連携ソフトウェア 画面:Excel]
【Excelのワークシート指定】
Excelのワークシートの変換対象を
・選択されたシート
・ワークブック全体
・シート毎に出力
から指定できるようになりました。
PDFにさまざまな付加設定
PDFの作成操作は簡単ですが、設定によりさまざまな付加設定が可能です。
- PDF1.3~1.7およびPDF/A-1b、PDF/A-2b、PDF/X-1、PDF/X-3、PDF/X-4 の出力
- Web表示に最適化
- 画像解像度などの圧縮設定
- フォントの埋め込み
- セキュリティ設定
- 透かし、ヘッダー/フッターの挿入(ヘッダー/フッターはツールアプリ使用時のみ)
- 文書情報の設定
- 開き方の設定 など