ここでは、『アプリケーションの発行』で発行されたアプリケーションファイルを、開発環境とは異なるコンピュータ上で実行する方法を説明します。
※1 .NET6ランタイム インストーラの入手先
https://dotnet.microsoft.com/ja-jp/download/dotnet/6.0
「.NET Runtime 6.0.xx」の項にある「Windows」の「x64」または「x86」インストーラ-をダウンロードしてセットアップしてくだい。
※2 実行環境にモジュールファイルをセットアップする場合、PDF Tool API付属のインストーラは使用しないでください。
※3 『Windows開発環境における環境変数のまとめ』をご参照くさい。
※4 『フォントの準備』をご参照ください。
※1 『付録1.,NET6ランタイムのインストール方法』参照
※2 実行環境にモジュールファイルをセットアップする場合、PDF Tool API付属のインストーラは使用しないでください。
※3 環境変数と設定値
LD_LIBRARY_PATH={PDF Tool APIモジュールファイルのディレクトリ} :${LD_LIBRARY_PATH}
PTL70_LIC_PATH={ライセンスファイルのディレクトリ}
PTL70_FONT_CONFIGFILE={ font-config.xmlのパス}
※4a 「配置モード」が「自己完結」設定のアプリケーションファイルを実行する場合
アプリケーションファイルに.NET6ランタイムライブラリーが含まれているため、「dotnet」コマンドは不要です。
コマンド:./{アプリケーションファイル名} {オプション}
※4b 「配置モード」が「フレームワーク」設定のアプリケーションファイルを実行する場合
「dotnet」コマンド付けて実行ます。
コマンド:dotnet {アプリケーションファイル名} {オプション
(1) 下記のサイトからNET6ランタイムのインストーラを入手します。
https://dotnet.microsoft.com/ja-jp/download/dotnet/6.0
「.NET Runtime 6.0.xx」の項にある「dotnet-install scripts」をクリックします。
(2) 「Bash」の項のアドレスからスクリプトをダウンロードします。
(3) インストールを実行します。
コマンド:sh ./dotnet-install.sh --version latest --runtime dotnet
(.NET6 ランタイムの最新バージョンをインストールする場合)
「ホーム」の.bashrc (または.bash_profile)に以下の環境変数を追記し、システムを再起動します。
export DOTNET_ROOT=$HOME/.dotnet
export PATH=$PATH:$DOTNET_ROOT:$DOTNET_ROOT/tools
(6) インストールしたランタイムのバージョンは以下のコマンドとオプションで確認できます。
コマンド:dotnet --list-runtimes
「Microsoft.NETCore.App 6.0.16 [/home/test/.dotnet/shared/Microsoft.NETCore.App]」
のように表示されます。
Linuxでは、動作環境によって日本語用のフォントが存在しない場合があります。ここでは、「IPAフォント」のインストール方法を説明します。
(1) 下記のサイトからフォントファイルをダウンロードします。
文字情報技術促進協議会:https://moji.or.jp/ipafont/
(2) ダウンロードしたttfファイルを任意のディレクトリに配置します。ここでは、「/usr/share/fonts/ ipa」に配置します。
(3) ttfファイルを開き、右上の「インストール」ボタンをクリックしてインストールします。