Word API機能紹介：差し込み印刷
差し込み印刷とは？
差し込み印刷とは、あらかじめ作成されたテンプレートに指定したデータを差し込むことによって、ドキュメントをデータ毎にパーソナライズできる機能です。
Wordで作成された帳票など差し込み印刷テンプレートファイル（docx）に差し込み印刷を実行できます。docxファイルをそのままテンプレートとして使えるため新しいテンプレートデザインツールの使い方を覚える必要はありません。
『Word API』ではシンプル版、複合版、ネスト（入れ子）構造のテーブル版の3パターンの差し込み印刷ができます。
シンプルな差し込み印刷
1つのデータファイル（CSV、JSON）を使って、1つのテンプレートファイル（.docx）にデータを差し込み、データ件数分の文書を出力します。差し込みする項目は、複数の項目を指定することができます。（住所、氏名、電話番号・・・など）
テンプレート内の表レイアウトなどで文字数が収まらないような場合でも、データを改行して表内に収まるように配置することもできます。
複合的な差し込み印刷
複数のデータファイル（CSV、JSON）を使って、1つのテンプレートファイル（.docx）にデータを差し込み、データ件数分の文書を出力します。例えばデータベースの異なるテーブルから出力したデータを1つの文書内に配置できます。
ネスト構造のテーブルへの差し込み印刷
ネスト（入れ子）構造になった表のように複雑な構造のテーブルへの差し込みも可能です。JSONファイルに構造的にデータを記述することで、簡単に自由度の高い表を作成できます。