Word API機能紹介：Wordレスでさまざまな加工
『Word API』ではWordファイルの差し込み印刷機能以外にも、Microsoft Wordを使用せずにコマンドからWord（.docx）ファイルの加工、比較、検査などを行うことができます。
リンクの解除
Word APIでは、以下のイメージ図に示す通り、リンク先のファイルをドキュメントに取り込む（リンクを解除）ことによって、1つのドキュメント内でファイルを完結させることが可能です。
サブ文書のリンク解除
docxファイルはリンクを使用して他のdocxファイルを参照できます。しかし、参照元ファイルや参照先のファイルのフォルダーが移動するとリンクのエラーが起こります。
『Word API』は、リンク先のファイルを参照元docxファイルに取り込む（リンクを解除する）ことによって、1つのdocxファイル内で完結させることができます。
リンク式画像の埋め込み
docxファイル内でリンクとして配置された画像は、参照元ファイルや画像が保存されている参照先のフォルダーが移動すると、リンクのエラーが起こり画像を表示することができません。
『Word API』ではこのような画像のリンクを一括で解除して、参照元docxファイルに取り込むことができます。
画像をdocxファイル内に取り込むことで、ファイルをどこで開いても画像を正しく表示できるようになります。
文書の比較
Word APIでは2つのドキュメントの差分を解析し、以下のイメージ図に示す通り、差分結果を異なる形式で取得することができます。
文書の比較
『Word API』は2つのdocxファイルを解析・比較して差分の確認ができます。差分の可視化方法として比較ファイルの出力、変更割合の取得、新旧対照表の作成ができます。
データの取得
テンプレートファイルと記入済みファイルの2つのdocxファイルを比較して、 書き込まれた内容となる“データ”と、データに対応する“ラベル（項目名）”の取得ができます。
ドキュメントの検査・メタ情報の削除
docxファイルにプロパティ情報、個人情報、隠し文字が設定されているかを検査して結果を取得できます。また、対象の情報を指定して削除できます。
