PDF Viewer SDK機能紹介:PDF Viewer API
特長
PDF表示に関する、PDFの描画(レンダリング)、印刷、画像ファイル出力、テキスト検索などの基本的な機能をもったライブラリーです。
32ビット / 64ビット API
PDF Viewer APIにはWindowsプラットフォーム向けの32ビット版と64ビット版があります。 64ビットアプリケーションからも利用できます。
プログラミングインターフェイス
C/C++/.NET 8/.NET 6/.NET Framework のAPIを提供します。きめ細かなソフトウェア開発ができます。
サンプルPDFビューアー
PDF Viewer APIを使用したPDFビューアーアプリケーションのサンプルソースコードが付属します。API利用方法のサンプルとして、またそのまま開発アプリケーションのベースとしてご利用できます。
主な機能
PDF Viewer API主な機能
- PDFファイルのオープン・クローズ
- PDF1.3~PDF1.7
- PDF2.0(V5.0)
- 文書情報の取得
- 作成日付、更新日付
- タイトル、作成者、サブタイトル、キーワード、アプリケーション、PDF変換
- PDFバージョン
- アクセス権限
- 内容のコピーが可能か
- 印刷可能か
- ページ数の取得
- ページサイズの取得
- アプリケーションウインドウへのPDF の描画
- 文字、線、画像のスムージング:印刷にも適用可
- すべてのカラースペースに対応
- カラープロファイルの設定(RGB、CMYK、グレースケール、出力)
- ページ回転操作
- 印刷(許可されているPDF のみ)
- 印刷時の向き、サイズ、印刷位置の調整
- 拡大・縮小(ページを用紙に合わせる、倍率指定)
- ページサイズに合わせて用紙を自動選択
- ダイレクト印刷(印刷ダイアログを表示しない)
- PDF の画像化
- BMP、PNG、JPEG、 TIFF 形式
- ページ単位、ページ内矩形領域を画像に変換
- 検索
- ページ数単位 全文検索 検索位置の取得
- ヒットしたテキスト矩形の取得
- テキスト抽出
- 矩形内のテキスト、ページ単位、全テキスト
- Link 注釈
- ファイル内リンク、外部ファイルリンク、URIリンク
- リモートデスクトップ表示モード
- リモートデスクトップの場合に、ビットマップを作成し、ディスプレイに転送することで、欠けることのない表示が可能
- ウォータマーク設定インタフェース
- テキスト、フォントファミリ、ウェイト、スタイル、不透明度
- ページの指定範囲の情報取得 (V4.0/V3.5)
- パス情報
- テキスト情報
- 画像情報(V6.0)
- 注釈表示・非表示の設定(V5.0)
- Direct2D表示設定 (V5.0)
- Direct2Dを使用した高速な表示
- PDF Tool API 閲覧制限 PDF の表示(V5.0)
機能の詳細
パス情報の取得
ページの範囲を指定してパスの情報を取得できます。
- パスの描画オペレーター(ストローク、塗りつぶし、ストローク&塗りつぶし等)
- パスを構成するサブパスの配列
- サブパスを構成するパス構築オペレーターの配列
- パス構築オペレーター(移動, 直線, ベジェ曲線, 矩形など)
- パス構築オペレーターの座標値
テキスト情報の取得
ページの範囲を指定してテキストの情報を取得できます。
- 文字コード
- 文字の矩形領域 ※
- ベースライン ※
- フォントサイズ
- フォント名
※論理座標の原点(ページ左下)からの位置