PDF Viewer API V4 の機能
パス情報の取得
ページの範囲を指定してパスの情報を取得できます。
- パスの描画オペレーター(ストローク、塗りつぶし、ストローク&塗りつぶし等)
- パスを構成するサブパスの配列
- サブパスを構成するパス構築オペレーターの配列
- パス構築オペレーター(移動, 直線, ベジェ曲線, 矩形など)
- パス構築オペレーターの座標値
テキスト情報の取得
ページの範囲を指定してテキストの情報を取得できます。
- 文字コード
- 文字の矩形領域 ※
- ベースライン ※
- フォントサイズ
- フォント名
※論理座標の原点(ページ左下)からの位置
PDF Viewer Ctrl V4 の機能
ページの指定範囲をSVGファイルへ変換
指定した範囲をSVG形式へ変換できます。
- 画面上で範囲指定してファイル保存できます。
- 複数のページにまたがるページコンテンツでもページごとに指定範囲をファイル保存できます。
ページの指定範囲のテキスト情報を取得
指定した範囲のテキストについて、文字コード、文字の矩形領域、フォントサイズ、フォント名等を取得できます。
ページ表示の綴じ方(左綴じ、右綴じ)
表示上の綴じ方をビューアー上で変更できます。(PDFに保存はされません。)
ユーザー独自のテキストハイライトの指定
ユーザー独自に指定したテキストをハイライトできます。
- ページとテキスト範囲(INDEX)を指定してハイライトするテキストを指定します。
- ページ単位でハイライトのクリアができます。
- ハイライト色を設定できます。
- 検索結果やテキスト選択時のハイライトとは別に指定できます。
PDFPageViewCtrlでの独自カーソルの指定
アプリケーション独自のカーソルを指定したい場合に、
PDFPageViewCtrl のカーソル表示制御を抑止して、独自のカーソルを設定できます。
- CtrlStyleプロパティに AGCS_DISABLECURSOR を指定して、既存のカーソル制御を抑止
- SetCtrlCursorメソッドでユーザー独自のカーソルを指定します。(.NET 6 および .NET Framework)
サムネイルコントロールで右クリックメニューのカスタマイズが可能
サムネイルコントロールでも、OnContextMenuC イベントが実装され、右クリックメニューのカスタマイズができるようになりました。
タッチ操作によるスクロール、ピンチイン・ピンチアウト(V4.0 改訂1版)
PDFPageViewCtrlで、タッチ操作によるスクロール、ピンチイン・ピンチアウトができるようになりました。
- テキスト選択モード
- タッチ操作によるスクロール、ピンチイン・ピンチアウトを許可したカスタムモードの作成