Web Interface for OSDC 基本機能
『Web Interface for OSDC』は、サーバープログラムとクライアントプログラム、フォルダ監視サービスから構成されます。各プログラムは Java で設計されており異なるプラットフォームの相互間でインターネットを超えて連携することができます。
プログラムレスでサーバー運用が可能
サーバー用のアプリケーション開発の必要がありません。『Office Server Document Converter』がインストールされたサーバー上に『Web Interface for OSDC』のサーバープログラムをインストールするだけで、サーバー側の準備が整います。
簡単なコマンドでリクエスト送信
クライアント上では、サーバー上の『Office Server Document Converter』を利用するためのコマンドと組版対象データをまとめてサーバーに送信します。送信するコマンドに『Office Server Document Converter』のコマンドラインインターフェイスと同じパラメータを用いたバイナリを提供します。『Office Server Document Converter』のコマンドラインインターフェイスをご利用の方には馴染み深いものになっています。
- 『Office Server Document Converter』クライアントの実行例:
sbccmd -d sample.fo -o output.pdf SBCCmd : Office Server Document Converter V6.1 R1 for Windows (x64) (6,1,2017,0709) Copyright (c) 1999-2017 Antenna House, Inc. SBCCmd :Formatting finished normally
- 『Web Interface for OSDC』クライアントの実行例:
java -jar xds-osdc-client.jar -xds-host 10.1.10.6 -d input.docx -o output.pdf SBCCmd : Office Server Document Converter V6.1 R1 for Windows (x64) (6,1,2017,0709) Copyright (c) 1999-2017 Antenna House, Inc. SBCCmd :Formatting finished normally
Windows、Linux の相互間で通信
サーバーとクライアントプログラム、フォルダ監視サービスは Java で設計されており、WindowsのクライアントからLinuxのサーバーへの接続、LinuxのクライアントからWindowsのサーバーへの接続といった異なるプラットフォームでも相互間の通信が可能です。
フォルダ監視サービスで更に簡単利用
クライアント上ではフォルダ監視サービスを利用することにより、さらに簡単に『Office Server Document Converter』を利用することができます。フォルダ監視サービスで指定したフォルダに変換したいファイルを放り込むだけで変換結果を得ることができます。