Antenna House Formatter V7.3改訂情報
『Antenna House Formatter V7.3』の改訂情報です。
改訂履歴
- 2023年11月9日
- Antenna House Formatter V7.3 改訂6版(MR6)
- 2023年9月21日
- Antenna House Formatter V7.3 改訂5版(MR5)
- 2023年8月3日
- Antenna House Formatter V7.3 改訂4版(MR4)
- 2023年6月15日
- Antenna House Formatter V7.3 改訂3版(MR3)
- 2023年4月27日
- Antenna House Formatter V7.3 改訂2版(MR2)
- 2023年3月9日
- Antenna House Formatter V7.3 改訂1版(MR1)
- 2023年1月19日
- Antenna House Formatter V7.3 初版
Antenna House Formatter V7.3 改訂6版(MR6)
2023年11月9日
改修内容
XSL-FO 関連
- セル内のフロート(float)の処理が不正なために、オーバーフローすることがありました。
- axf:keep-together-within-dimension の処理が不正なために分割位置が正しくないことがありました。
- 入れ子の <fo:page-sequence> 後のページで改訂バー(change-bar)が正しく出力されないことがありました。
- 段組文書で画像の配置が不正なことがありました。
- 段組の文章がページをオーバーフローすることがありました。
CSS 関連
- 回転した表(table)がページをオーバーフローすることがありました。
- ページをまたぐセルに指定された vertical-align の処理が不正なことがありました。
- rowspan が指定されたセルがページをまたいだとき、セルの幅の処理が不正なことがありました。
- -ah-keep-together-within-dimension 指定時に表(table)の分割が不正なことがありました。
組版共通
- 対角罫を使用しているときにセルの罫線の一部が消えることがありました。
その他
- PDF の出力結果が不正なことがありました。
- SVG の描画が不正なことがありました。
Antenna House Formatter V7.3 改訂5版(MR5)
2023年9月21日
改修内容
XSL-FO 関連
- テキストの出力位置が不正なことがありました。
- 脚注(footnote)と本文のテキストが重なることがありました。
- 表(table)のヘッダ内に指定された axf:repeat-footnote-in-table-header の処理が不正なために、脚注(footnote)が正しく表示されないことがありました。
- axf:keep-together-within-dimension の処理が不正なために改ページ位置が正しくないことがありました。
- break-beforeプロパティの処理が不正なために組版が終わらないことがありました。
- 2パス組版時にページ番号の引用(fo:page-number-citation)が不正なことがありました。
CSS 関連
- 段組文書で文章が表に重なることがありました。
- column-span: all; が指定されたブロックの手前で不正に改段してしまうことがありました。
- 回転した表(table)のセルでテキストの配置が不正なことがありました。
- 脚注(footnote)に指定された負の margin-top の処理が不正なことがありました。
- running要素が正しく反映されないことがありました。
- -ah-keep-together-within-dimension の処理が不正なためにオーバーフローが発生することがありました。
その他
- PDF/UA において禁止されていない機能を含むデータで PDF/UA の出力に失敗することがありました。
- フォントの処理が不正なために正しく扱えないフォントがありました。
- フォントディレクトリの走査が不正なことがありました。
- フォント構築ファイルの <font-alias> の処理が不正なことがありました。
- variant-font に指定したフォントが MathML に正しく適用されないことがありました。
- 画像の処理が不正なために SVG の PDF出力結果が正しくないことがありました。
- SVG に指定されたリンクが機能しないことがありました。
- fo:instream-foreign-object 内に記述された SVG に指定された overflow="visible" の処理が不正なことがありました。
- オーバーフロー時のエラーメッセージの指摘箇所が不正なことがありました。
- overflow: error-if-overflow; の処理が不正なためにオーバーフローの検知がされないことがありました。
Antenna House Formatter V7.3 改訂4版(MR4)
2023年8月3日
改修内容
XSL-FO 関連
- 段組で keep-together.within-page="always" が無効なことがありました。
CSS 関連
- 表(table)のヘッダ内で表示されるページ番号が不正なことがありました。
- フロート(float)の処理が不正なために、正常な組版結果に対してオーバーフローのエラーメッセージが出ることがありました。
- -ah-assumed-page-number の処理が不正なために、正常に組版できないことがありました。
- break-before の処理が不正なために段組でオーバーフローが発生することがありました。
- -ah-break-distanceプロパティの処理が不正なためにオーバーフローが発生することがありました。
- 内部リンクの処理が不正なことがありました。
組版共通
- <axf:font-face> / CSS @font-face の unicode-rangeプロパティの処理が不正なために、指定どおりの結果にならないことがありました。
- BPIL の適用時にハイフネーションの処理が不正なことがありました。
その他
- タグ付きPDF のタグの付け方が不正なことがありました。
- SVG の描画が不正なことがありました。
- CGM の描画が不正なことがありました。
- Javaインターフェイスのエラー処理が不正なことがありました。
Antenna House Formatter V7.3 改訂3版(MR3)
2023年6月15日
強化内容
- 線形バーコードでバーの幅の表示倍率が指定可能になりました。
改修内容
XSL-FO 関連
- keep-with-previous の処理が不正なためにブロックが表示されないことがありました。
- table-layout="auto" のときセルの幅の計算が不正なことがありました。
- ハイフネーションの処理が不正なために表(table)が正しく組版されないことがありました。
- fo:retrieve-marker の処理が不正なためにフォントが正しく反映されないことがありました。
- BPIL の処理が不正なために axf:line-number-reset="page" が無効なことがありました。
CSS 関連
- overflow: error-if-overflow; の処理が不正なために、エラーが報告されないことがありました。
- content: の処理が不正なために組版が終わらないことがありました。
その他
- axf:output-volume-filename で空白を含むファイル名を指定したときの処理が不正なことがありました。
- タグ付きPDF のタグの付け方が不正なことがありました。
- SVG の描画が不正なことがありました。
- CGM の描画が不正なことがありました。
- CSS を使った組版からのエリアツリー出力で、参照されている画像が埋め込まれることがありました。
- Windows版以外で HTTP/1.1 の通信を行う際の Transfer-Encoding: chunked の読み取りが不正なことがありました。
- http通信で取得した画像が複数箇所で出力される場合に、組版に失敗することがありました。
Antenna House Formatter V7.3 改訂2版(MR2)
2023年4月27日
強化内容
- Windows のシステムのフォントディレクトリの走査をレジストリで行うか物理的なディレクトリで行うかが指定可能になりました。 ☞ winfonts-registry
改修内容
XSL-FO 関連
- フロートの下に文章が隠れてしまうことがありました。
- fo:flow-map を利用した文書で maximum-repeats が指定されているとき、ページの割り当てが不正なことがありました。
- space-after の処理が不正なために hyphenation-keep が指定された段の最終行が次の段に送られてしまうことがありました。
- 組版が終えないデータがありました。
- PDF出力に失敗するデータがありました。
CSS 関連
- white-space: nowrap; が指定された表(table)の幅が不正なことがありました。
- 縦組が指定されたセルで vertical-align が機能しないことがありました。
- text-align の処理が不正なために対象となった画像が正しく配置されないことがありました。
- 改訂バー(change-bar)が正しく出力されないことがありました。
- @page の :last セレクタが採用されないことがありました。
- 組版に失敗するデータがありました。
組版共通
- Arial Unicode MS を指定したときタイ語の組版結果が不正なことがありました。
- BIDI の処理が不正なために括弧の向きが誤っていることがありました。
その他
- PDF の埋め込みに時間が掛かることがありました。
- PDF の埋め込みの処理が不正なために PDF の出力に失敗することがありました。
- axf:font-feature-settings / CSS (-ah-)font-feature-settings で locl に指定した "0" が無効なことがありました。
- GIF の描画が不正なことがありました。
- SVG の描画が不正なことがありました。
- CGM の描画が不正なことがありました。
- CSS を使った組版からのエリアツリー出力で、参照されている画像が埋め込まれることがありました。
- GUI の組版で時間の掛かるデータがありました。
- ネットワーク接続の際、デフォルトの通信プロトコルを HTTP/1.1 に変更しました。
Antenna House Formatter V7.3 改訂1版(MR1)
2023年3月9日
強化内容
- axf:annotation-file-attachment / CSS -ah-annotation-file-attachment に data:スキームが指定可能になりました。
改修内容
XSL-FO 関連
- ページをまたぐ表(table)の改ページ後の高さが不正なことがありました。
- 段組中の fo:block-container の改段位置が不正なことがありました。
- ネストした fo:block-container がページをオーバーフローすることがありました。
- axf:initial-letters の処理が不正なために、文章に余計なインデントが発生することがありました。
- line-height="0" のブロックに対して次のブロックに指定されている break-before="page" が無効なことがありました。
- トルコ語で不正な行分割が発生することがありました。
- 組版が終えないデータがありました。
CSS 関連
- 表(table)内のフロート(float)の配置が不正なことがありました。
- -ah-suppress-duplicate-footnote: true; が指定されているとき、表(table)の脚注番号が不正なことがありました。
- 段組の処理が不正なために、-ah-suppress-if-first-on-page の指定時に余計なアキが発生することがありました。
- writing-mode: tb-rl; が指定されたブロックで text-align: right; が無効なことがありました。
- bdo要素内に指定した dir="ltr" の処理が不正なために文字方向が正しくないことがありました。
組版共通
- ギリシャ文字が重なることがありました。
その他
- axf:annotation-type="FileAttachment" で添付された添付ファイルを Acrobat で確認すると、更新日が不明と表示されることがありました。
- タグ付きPDF のタグの付け方が不正なことがありました。
- PDFフォームを含む PDF を埋め込んだとき、PDFフォームが正しく反映されないことがありました。
- transparency="false" が設定されているとき、SVG の PDF出力結果が不正なことがありました。
- SVG の text要素が表示されないことがありました。
- SVG で単位の処理が不正なために描画の位置が正しくないことがありました。
- SVG 内で rgb()関数の引数に 255 を超える値が指定されたとき、色が黒になることがありました。
- SVG 内に指定されたリンクが無効なことがありました。
- 組版が終えない SVG がありました。
- 『CSS Formatter』で SVG の処理が不正なために組版に失敗することがありました。
- WebP の処理が不正なために組版に失敗することがありました。
- Windows Server の Server Core 環境で実行に失敗することがありました。
Antenna House Formatter V7.3 初版
2023年1月19日
強化内容
- Scalable Vector Graphics (SVG) 2 の描画に対応しました。 ☞ SVG仕様の実装状況
- Scalable Vector Graphics (SVG) 2 の出力に対応しました。 ☞ SVG出力
- SVG で filter や mask などに対応しました。 ☞ SVG仕様の実装状況
- 絵文字に対応しました。
- GUI でレイヤの表示状況が確認可能になりました。 ☞ レイヤウィンドウ
- GUI のしおりウィンドウでしおりの開き方が選択可能になりました。 ☞ ポップアップメニュー
- GUI の [編集]-[スタイルシートの編集]で CSSの関連するスタイルシートがある場合、サブメニューにその一覧が表示されるようになりました。
- GUI の文書情報ダイアログが機能強化されました。
- GUI やコマンドラインで、出力するページの指定が機能強化されました。 ☞ 出力範囲、-page
- コマンドラインで、出力の最後にブランクページが出力可能になりました。 ☞ -addbp
- <axf:font-face> / CSS @font-face が機能拡張されました。
- 拡張要素でスクリプト別のゼネリックフォントが指定可能になりました。 ☞ <axf:script-font>
- <axf:document-info> / HTML <meta> が機能拡張されました。
- axf:float-move / CSS -ah-float-move の値が拡張されました。
- break-after / CSS (-ah-)break-after と break-before / CSS (-ah-)break-before の値が拡張されました。
- break-after、break-before の有効な高さが指定可能になりました。 ☞ axf:break-distance / CSS -ah-break-distance
- page-position の値が拡張されました。
- initial-page-number の値が拡張されました。
- axf:punctuation-trim / CSS (-ah-)punctuation-trim の値が拡張されました。
- 和欧文間のアキや全角約物の詰めのためのみなし文字列が指定可能になりました。 ☞ axf:text-treat-as / CSS -ah-text-treat-as
- axf:text-combine-horizontal / CSS (-ah-)text-combine-horizontal の値が拡張されました。
- border-style の値が拡張されました。
- border-style="triple" の線の太さが指定可能になりました。 ☞ axf:border-triple-thickness / CSS -ah-border-triple-thickness
- axf:border-wave-form / CSS -ah-border-wave-form の値が拡張されました。
- CSS (-ah-)counter-set が指定可能になりました。
- 画像の回転が指定可能になりました。 ☞ axf:image-orientation / CSS -ah-image-orientation
- 両面印刷が指定可能になりました。 ☞ axf:printer-duplex / CSS -ah-printer-duplex
- 組版に必要な Antenna House Formatter のバージョンが指定可能になりました。 ☞ axf:require / CSS -ah-require
- オプション設定ファイルで、watermark-text で指定した文字列への設定が機能拡張されました。
- オプション設定ファイルで、PDF の MediaBox の原点を (0,0) に調整可能になりました。 ☞ mediabox-origin-zero
- オプション設定ファイルで、axf:alttext / -ah-alttext が設定されていない場合にフォールバックする文字列が設定可能になりました。 ☞ fallback-alttext
- オプション設定ファイルで、未解決のinternal-destinationに対するエラーレベルが指定可能になりました。 ☞ unresolved-internal-destination
- オプション設定ファイルで、https: で、自己署名証明書などの不正な証明書のエラーを無視するかどうかが指定可能になりました。 ☞ ignore-certificate-error
改修内容
2022年12月1日に公開した『AH Formatter V7.2 改訂9版(MR9)』以降の改修内容です。
XSL-FO 関連
- フロート(float)の処理が不正なために段組の組版結果が正しくないことがありました。
- 表(table)がページをオーバーフローすることがありました。
- ネストした表(table)が分割されたとき、分割後の表で fo:table-header の内容がセルをオーバーフローすることがありました。
- 表(table)のヘッダやフッタに脚注(footnote)の指定があるとき、脚注番号が不正なことがありました。
- 前のページ(段)から追い出された脚注(footnote)があるとき、脚注番号の重複が発生することがありました。
- 改訂バー(change-bar)のエラー処理が不正なことがありました。
- fo:folio-prefix が指定されている文書で、fo:page-number-citation を含む文への改訂バー(change-bar)の適用が不正なことがありました。
- 段組で span="all" が指定されたブロックの処理が不正なことがありました。
- 段組で span="all" の後の axf:baseline-grid がずれることがありました。
- 段組が指定された fo:block-container 内での組版処理が不正なことがありました。
- fo:marker の処理が不正なために組版に失敗するデータがありました。
CSS 関連
- マージンボックスで指定された "!important" の処理が不正なことがありました。
- BIDI の処理が不正なために inline-block の高さが正しくないことがありました。
- BIDI の処理が不正なために <bdo> で dir を変更した文字列の組版結果が正しくないことがありました。
組版共通
- インライン要素に幅の指定があるとき BIDI の処理が不正なことがありました。
その他
- axf:document-info name="keywords" の value に指定されたセミコロンの処理が不正なことがありました。
- フォントを埋め込まない PDF で "¥" の出力が不正なことがありました。
- LZW圧縮されている画像の処理が不正なために一部が黒塗りで出力されることがありました。
- SVG の描画が不正なことがありました。
- WMF の描画が不正なことがありました。
- .NETインターフェイスで HyphenDicPath の指定が無効なことがありました。
- <axf:formatter-config> の処理が不正なために指定が反映されないことがありました。