1. はじめに

『電子取引Save』では大きく分けて管理者、保存作業者、保存管理者、検索担当者の4つの役割を設けています。

  1. 管理者(管理者権限を付与したユーザー)
    経理担当者など経理情報や個人情報を閲覧可能な方です。
    ユーザーの登録・編集や権限の設定ができます。
    書庫の登録・編集やアクセス権限(閲覧、登録)の設定ができます。
    ただし管理者は電子取引データの登録・検索・閲覧はできません。
  2. 保存作業者(特に権限を付与しないユーザー)
    経理担当者、営業担当者、出荷担当者、購買管理担当者などです。
    書庫へ電子取引データを書類として登録・閲覧・編集ができます。
    閲覧のアクセス権限のある書庫に登録された電子取引データの検索ができます。
    登録のアクセス権限のある書庫の一部の項目(書庫名、概要、証憑区分、書類分類)を編集できます。
  3. 保存管理者(書庫権限を付与したユーザー)
    経理、営業、出荷、購買管理など部門・部署の管理者です。
    保存作業者が行えるすべての操作ができます。
    書庫の登録・編集やアクセス権限(閲覧、登録)の設定ができます。
  4. 検索担当者(検索権限を付与したユーザー)
    経理担当者など経理情報や個人情報を閲覧可能な方です。
    保存作業者が行えるすべての操作ができます。
    すべての書庫に登録された電子取引データの検索ができます。

※管理者権限と他の権限(書庫権限、検索権限)を同時に付与することはできません。

※ユーザーへ書庫権限、検索権限の両方の権限を付与して、保存作業だけでなく保存管理者・検索担当者を兼任させることも可能です。

※「書庫」とは、電子取引データと検索データ(保存データに関する取引日付、取引金額、取引先などの情報)を「書類」として保存するWindowsのフォルダのような場所です。

本マニュアルでは「保存作業者(権限付与のないユーザー)」、「保存管理者(書庫権限を付与したユーザー)」、「検索担当者(検索権限を付与したユーザー)」が行う作業(保存・編集・検索など)について説明を行います。

ご注意:本マニュアルの文中や画像内で使われている企業名はすべて架空のものです。