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PDF Driver[機能紹介:おもなPDF出力機能]

このページでは新機能とおもなPDF出力機能について紹介します。 

新機能の紹介

セキュリティ設定のパスワードにユニコードの文字列が指定できるようになりました。
『PDF Driver V8.0』の新機能として、よりセキュリティを強化したPDFバージョン「PDF2.0」に対応しました。
PDF2.0については、PDF資料室の「PDFの仕様について」の記事で詳しく紹介しています。
アクロバットでなくてもPDFができるのはなぜ? -PDF 2.0で変わる知財戦略-
PDF 2.0って何? いままでのPDFとはどこが違うの? PDF 2.0対応で注意すべきことがありますか?
出力先指定APIの.NET6対応予定(改訂時)
お客様からのご要望にて、出力先指定APIが .NET6に、改訂バージョン(MR)で対応するようになります。
今回のリリースでは対応できませんこと、ご了承ください。
出力先指定APIとは:PDF Driverの出力先を制御するAPIのことです。
システムでのバージョンアップの負担を軽減!
V6.0、V7.5の出力先指定APIインターフェース仕様を引き継いでいるので、バージョンアップの負担が少なくなります。

おもなPDF出力機能

PDFバージョン設定
出力されるファイルのPDFバージョンを指定できます。
指定可能範囲:PDF1.3~PDF1.7,PDF2.0(V8.0 NEW)
⇒⇒ 参考資料【アンテナハウスPDF資料室より】 : PDFの仕様について(PDF2.0 関連記事一覧)
Web表示用に最適化
このオプションを設定した場合、出力するPDFをWeb表示用に最適化します。
Web表示用に最適化されたPDFファイルの場合、端末側では、PDFファイルのすべてをダウンロードしなくても、要求したページだけをすばやく表示させることができます。
⇒⇒ 参考資料 : Web最適化PDFの意味、用途、効果(アンテナハウス『PDF資料室』より)
セキュリティ設定
パスワードによるPDFのセキュリティを設定します。
セキュリティの内容:印刷・文書編集・内容のコピー・テキストアクセスの許可/不許可
出力可能な暗号化レベル:40bit RC4、128bit RC4、128bit AES、256bit AES
暗号化レベルは、「PDFバージョン」で選択されたPDFのバージョンにより自動的に決定されます。
透かし挿入
各ページに任意の画像ファイルやPDFファイル、あるいは文字列を透かしとして挿入します。
開き方設定
PDFファイルを表示させたときの最初の状態となるページレイアウトや表示倍率、表示ページ番号などを設定します。
文書情報設定
PDFファイルの「文書のプロパティ」である「タイトル」、「作成者」、「サブタイトル」、「キーワード」を設定します。
画像圧縮、ダウンサンプリング設定
画像データに対しダウンサンプリングや圧縮方法の選択、JPEG / JPEG2000圧縮時の画質設定を行うことにより、出力されるPDFファイルサイズを抑えることができます。
フォント埋め込み設定
このオプションを設定した場合、フォント情報を埋め込んだPDFファイルを出力します。
出力ファイル名の連番付け
出力先にすでに同名のファイル名を持つPDFファイルが存在する場合に、上書き保存を行わず、ファイル名の末尾に連番を付与して別ファイルとして保存するオプションです。
グレースケール、モノクロ変換
カラーの画像やテキストをグレースケールまたはモノクロに変換しPDF出力を行います。
設定ファイル名の埋め込み
PDF出力に使用した印刷設定の設定ファイル名を文書情報内に独自のキーで埋め込みます。
PDFの規格
特定の規格に準拠したPDFファイルを出力します。
出力対応規格:PDF/A-1b、PDF/X-1a、PDF/X-3、PDF/A-2b(V7.5)、PDF/X-4:2008(V7.5)
⇒⇒ 参考資料【アンテナハウスPDF資料室より】 :