2017年9月21日
強化内容
AH Formatter V6.4 初版から機能強化された AH Formatter V6.5 の主な点
改修内容
XSL-FO 関連
- 親の fo:block に space-before が指定されていると fo:float の配置が不正なことがありました。
- fo:inline-container 内の文字列の配置が不正なことがありました。
- 脚注参照文字の配置が不正なことがありました。
- 縦組みのとき axf:column-rule-display="all" の処理が不正なことがありました。
- 縦組みのとき %指定の段間罫の長さ(axf:column-rule-length)の処理が不正なことがありました。
- axf:punctuation-spacing が全角約物と全角文字の間の詰め以外に影響することがありました。
CSS 関連
- 表(table)がページから溢れることがありました。
- フロートの clear 処理が不正なことがありました。
- 空の span要素で行が生成されることがありました。
- @page が正しく適用されないことがありました。
- 正常に組版処理できないデータがありました(System Error になるなど)。
組版共通
- ミャンマー文字の行分割位置が不正なことがありました。
その他
- 特定の PDF を含むデータにセキュリティを掛けると壊れた PDF が作成されることがありました。
- グリフが存在するのに "Fallbacked glyph" エラーになるフォントがありました。
- 不正なフォントを使用したデータの組版処理に失敗することがありました。
- CGM データの処理が不正なことがありました。
- オプション設定ファイルで <cgm-settings> より後に記述された設定が反映されないことがありました。
- MathML のオプション設定 script で有効にならないスクリプトがありました。
- 英語環境で他社製品から AH Formatter の GUI を呼び出すと、日本語の GUI が表示されてしまうことがありました。