瞬簡 PDF 変換 12動作環境/制限事項

動作環境

『瞬簡 PDF 変換 12』をインストールしてご利用になるには以下の動作環境が必要です。

※1 インストールには管理者権限が必要です。

※2 シンクライアント環境の動作確認状況については下記ページをご覧ください。
シンクライアント環境での動作について

※3 ひとつの製品(1ライセンス)につき1台までのパソコンにインストールしてご利用可能です。複数のパソコンにインストールしてご利用になりたい場合は、その台数分の製品をご購入ください。
なお、企業様など団体向けの複数ライセンス(10ライセンス以上)もご用意しております。
デスクトップ製品 複数ライセンスのご案内

対応OS Windows 11 日本語版
Windows 10(64 ビット) 日本語版
※ 本製品は64ビット版Windowsのみで動作します。32ビット版Windowsではご利用になれません。
※ Windows 11/10 への対応状況詳細は下記ページをご覧ください。
デスクトップ製品の Windows 対応状況
CPU 上記OSが正常に動作するIntel系のCPU、および100%互換性を持つプロセッサー
メモリ 上記OSが推奨するメモリ以上(これに加えて1GB以上の空き容量を推奨)
ハードディスク 本製品のインストールに必要な500MB以上の空き容量
ディスプレイ 解像度1280×768以上、16ビットカラー(65,536色)以上
ランタイム 本製品は、以下のランタイムライブラリを使用します。
Windows Desktop Runtime 3.1
Microsoft Visual C++ 2015-2022 再頒布可能パッケージ
その他 本製品を仮想化環境(VMware や Hyper-V など)で実行する場合、仮想化環境で実環境上と同じ動作が保証されている場合は、機能制限はありません。

制限事項

  • 本製品で読み込みできるPDF ファイルは、以下に示すものです。これらの条件を満たさないPDF ファイルは正しく処理できない場合があります。
    • PDF Ver.1.3 ~ 2.0 仕様に準拠したPDF ファイル
    • アンテナハウス製PDF 生成仮想プリンタドライバによって作成されたPDF ファイル
    • 『Antenna House Formatter』などアンテナハウス製品によって作成されたPDF ファイル
    • Adobe Acrobat Ver.8.x 以降で出力されるPDF Ver.1.7 のパッケージ形式(ポートフォリオ機能)には対応していません。 この形式のPDF は、先頭の表紙ページのみが処理対象となります。
  • 内部に文字情報を持つPDFは内部データを解析し、書式を仮定して変換します。このためPDFの内容によっては元のレイアウトを正確に再現できない場合があります。
  • スキャナーで作成されたPDFなど内部に文字情報を持たないPDF・画像ファイルはOCR機能で文字を認識します。この場合、元データの状態によって文字や罫線を誤認識することがあります。
  • 文書を開くパスワードで保護されたPDF を読み込む場合は、本製品のパスワード入力画面からパスワードを入力して保護を解除してください。
  • 権限パスワードが設定されて「コピーを許可しない」制限がされたPDF に対して変換・抽出処理を行う場合は、本製品のパスワード入力画面から権限パスワードを入力して保護を解除してください。
    また、文書を開くパスワードと権限パスワードの両方が設定されたPDF に対して変換・抽出処理を行う場合は、「コピーを許可しない」制限がされていない場合でも権限パスワードを入力して保護を解除する必要があります。
  • 権限パスワードが設定されて編集制限がされたPDF に対して「OCR 結果をPDF ファイルに埋め込む」処理を行う場合は、本製品のパスワード入力画面から権限パスワードを入力して保護を解除してください。
  • 電子署名がされたPDF からは変換できません。
  • PDF2.0 でUnicode 文字列がパスワードに設定されている場合は、パスワードを直接入力できません。あらかじめ用意したパスワード文字列をコピー&ペーストで入力してください。
  • PDF に使用されているカラースペース、フォント及びグラフィックス要素の一部に対応していません。そのような要素を持つPDF からは正確にデータを取得できないことがあります。
  • PDF に保存されている注釈、フォームデータ、JavaScript には対応しません。
  • PDF に文字の回転や画像の回転属性などがつけられている場合は、文字を正しく変換できません。
  • PDF に微小なイメージが使用されている場合、そのイメージは無視して変換します。
  • PDF で塗りつぶしにパターンやシェーディングが使用されている場合、そのイメージは無視して変換します。
  • PDF 中で使用されているフォントは、変換時に類似のフォントから近いものを割り当てて使用します。類似のフォントへの割り当てができない場合は、見た目を正確に再現できないことがあります。
  • PDF の線画は変換先で図または画像に変換します。ただし、表と線画が混在したようなPDF では元の線画のイメージを再現できない場合があります。
  • PDF 中でUnicode の標準文字にマッピングできない文字が使用されている場合は、正しく変換できません。

シンクライアントの制限事項

シンクライアント環境共通の制限

  • 各シンクライアント環境のすべての機能と組み合わせて、本製品が問題なく使用できることを保証するものではありません。
  • 本製品が問題なく動作するには、使用ユーザ数に応じたCPU処理能力/空きメモリが必要です。充分なリソースがない場合には正常に動作しない可能性があります。
  • 同一ユーザでログインした複数のリモートデスクトップセッション上で、本製品を同時に使用することはできません
  • スキャナー読み込み機能については動作対象外となります。
  • 本製品の「印刷」機能はすべてのプリンターについて動作を保証するものではありません。
    • ハードウェアプリンターについては、特定のプリンターについてサーバ上のプリンター、リダイレクトされたプリンターで印刷されることを確認しています。
    • サーバ上のプリンターへ印刷をする場合は他のユーザが印刷中は同時には印刷されません。
    • 「Antenna House PDF Driver」プリンターへの印刷はサポートされません。
    • その他の仮想プリンタドライバについては動作を確認しておりません。

Windows Server ターミナルサービス/リモートデスクトップサービスでの制限事項

  • クライアントPC上のファイルを処理したり、出力先にクライアントPC上のフォルダを指定して処理を実行した場合、正常に処理が完了しないことがあります。
  • Windows Server 2008 以降のターミナルサービス/リモートデスクトップサービス上でRemoteApp から利用する場合、サーバ上で PDFファイルに Adobe Reader が関連付けされていると下記の場合にAdobe Readerの「Adobe Readerの保護モード」ダイアログが表示されます。
    • 「出力ファイルを表示する」がONに設定されており、出力PDFファイルが開かれる場合
    • ヘルプボタンやショートカットからマニュアルを開く場合
    • 印刷機能でPDFファイルを印刷する場合
    • 処理を継続するには「保護モードを無効にして開く」か「常に保護モードを無効にして開く」を選択する必要があります。

『瞬簡PDF 変換 11』からの改訂点

『瞬簡PDF 変換 11』から『瞬簡PDF 変換 12』で改訂された内容について、詳細は以下のページをご覧ください。
「『瞬簡PDF 変換 11』からの改訂点」