2020年12月10日

改修内容

XSL-FO 関連

• 段組文書で axf:float-margin-y の処理が不正なことがありました。
• ページ分割で次ページに高さが %指定の領域があったとき、高さの処理が不正なことがありました。
• 表（table）の高さの処理が不正なために、オーバーフローすることがありました。
• 脚注番号の生成が不正なことがありました。
• 行頭でルビの親文字が行をオーバーフローすることがありました。

CSS 関連

• 空のインライン要素の処理が不正なためにその行がオーバーフローすることがありました。
• BIDI の文書で contentプロパティの処理が不正なことがありました。
• 表（table）内の counter(page) の処理が不正なことがありました。
• 脚注の高さの処理が不正なことがありました。
• 脚注のアンカーの処理が不正なことがありました。
• CSS の -ah-repeat-footnote-in-table-header と -ah-repeat-footnote-in-table-footer が廃止されました。
• running要素が正しく反映されないことがありました。
• ハイフネーションの処理が不正なために、文章がオーバーフローすることがありました。

組版共通

• BPIL処理時にリガチャとハイフネーションが指定された文章でオーバーフローすることがありました。
• BPIL処理時に axf:page-number-prefix が使用される文章がオーバーフローすることがありました。
• 組版時に生じたエラーの処理が不正なために、組版が終えないことがありました。

その他

• PDF の埋め込みの処理が不正なために、不正な PDF が出力されることがありました。
• PDF の埋め込みの処理が不正なために、PDF の出力に失敗するデータがありました。
• PDF出力時に「AcroForm is empty」というエラーメッセージが出て出力に失敗することがありました。
• SVG 内の文字列が重なることがありました。

2020年10月22日

改修内容

XSL-FO 関連

• 表（table）の処理が不正なために表内に空白スペースが発生することがありました。
• 回転した表（table）がページをオーバーフローすることがありました。
• number-rows-spanned が指定されたセルのボーダーが不正なことがありました。
• number-rows-spanned が指定されたセルの border-after-width.conditionality="retain" の処理が不正なことがありました。
• 同じ脚注番号が繰り返し出力されることがありました。
• reflow 処理が不正なために組版に失敗することがありました。

CSS 関連

• 回転した表（table）に指定した max-heightプロパティの処理が不正なことがありました。
• target-text()関数の取得する値が不正なことがありました。
• 脚注の処理が不正なために、不正なページ分割が発生することがありました。

組版共通

• axf:justify-nbsp / CSS -ah-justify-nbsp に false を指定した文書を PDF出力したときに、文章がオーバーフローすることがありました。
• BPIL処理時に行分割位置が不正なことがありました。

その他

• PDF でリンクが機能しないことがありました。
• PDF の埋め込みの処理が不正なために、不正な PDF が出力されることがありました。
• 埋め込み可能なバージョンの PDF の埋め込みに失敗することがありました。
• PDF の埋め込みに失敗する PDF がありました。
• ハイフネーションの処理が不正なために、PDF出力の処理が終えないことがありました。
• ミャンマー文字が重なることがありました。
• Word(docx)出力オプションでリスト内のインデントの処理が不正なことがありました。
• 2パス組版を行ってもメモリ消費量が大きい大規模データ（FO）がありました。

2020年9月3日

改修内容

XSL-FO 関連

• fo:flow の処理が不正なためにその fo:flow が再度組版されることがありました。

CSS 関連

• 回転した表（table）がページをオーバーフローすることがありました。
• 回転した表（table）のセルでオーバーフローすることがありました。
• -ah-keep-together-within-dimension の処理が不正なためにオーバーフローすることがありました。
• 表（table）を含むブロック要素で -ah-keep-together-within-dimension の処理が不正なことがありました。
• 高さがないブロック要素の処理が不正なことがありました。
• BPIL処理時に inline-block に続く文章がオーバーフローすることがありました。
• CSS の処理が不正なために壊れた PDF を出力することがありました。

組版共通

• 引用符前後の行分割位置が不正なことがありました。

その他

• 埋め込まれる PDF がページをオーバーフローすることがありました。
• PDF の埋め込みの処理が不正なために PDF の出力に失敗するデータがありました。
• タグ付きPDF の出力に失敗するデータがありました。
• SVG 内で指定された PANTONE が PDF に反映されないことがありました。
• フォントの文字幅の処理が不正なために文字が重なることがありました。
• フォントの処理が不正なために組版に失敗することがありました。
• ミャンマー文字が重なることがありました。
• ミャンマー文字のリガチャが不正なことがありました。

2020年7月16日

改修内容

XSL-FO 関連

• 表（table）の処理が不正なために文字が重なることがありました。
• fo:retrieve-table-marker で取得した表（table）の幅が不正なことがありました。
• 脚注番号の処理が不正なことがありました。
• 脚注（footnote）の処理が不正なために PDF出力に失敗することがありました。
• letter-spacing の処理が不正なことがありました。
• fo:bidi-override 内の括弧の向きが不正なことがありました。

CSS 関連

• ページをまたぐ表（table）のヘッダに脚注（footnote）の指定があるときに、表の最後のページにしか脚注が表示されないことがありました。
• 脚注本体の位置が不正なことがありました。
• -ah-keep-together-within-dimension の処理が不正なためにオーバーフローすることがありました。
• 段組文書で element()関数の取得する値が不正なことがありました。
• 最初のページ指定 @page :first が正しく適用されないことがありました。
• PDF 出力が終えない HTMLデータがありました。
• Web表示用に最適化した PDF（リニアライズドPDF）の出力時に "PDFLinearizer error" となって出力に失敗するデータがありました。
• CSS の処理が不正なために壊れた PDF を出力することがありました。

組版共通

• アラビア語などの右から左へ書く言語のリガチャされた文字を PDF上でコピーすると文字の順序が不正なことがありました。

その他

• font-face の src に local()関数を使用した際、font-face の指定順が組版結果に影響することがありました。
• SVG の opacity の処理が不正なために色が透過されないことがありました。
• SVG の fill-opacity の処理が不正なために正しく描写されないことがありました。

2020年5月28日

改修内容

XSL-FO 関連

• fo:retrieve-table-marker で取得した table の幅や border が不正なことがありました。
• from-table-column() の評価が不正なことがありました。
• axf:line-number の処理が不正なために行番号が表示されないことがありました。
• axf:form-field を使用したデータでフォントの処理が不正なことがありました。
• axf:word-break="break-all" の処理が不正なために行分割の位置が不正なことがありました。
• break-before の処理を改善しました。
• BPIL処理時に fo:table-cell 内に指定した文章がオーバーフローすることがありました。

CSS 関連

• マージンボックスに指定された counter(pages) の処理が不正なことがありました。
• page-break-before の処理が不正なために不要なページが作成されることがありました。
• -ah-reference-orientation が指定されたブロックの高さの処理が不正なことがありました。
• -ah-footnote-keep: always; 指定時に -ah-footnote-max-height の処理が不正なことがありました。
• BPIL処理時に overflow: condense; の処理が不正なことがありました。

組版共通

• hyphenation-keep の処理が不正なために組版が正しく終わらないことがありました。
• BPIL処理時に行分割位置が不正なことがありました。

その他

• PDF のインポート処理が不正なことがありました。
• タグ付きPDF で不要なタグが付くことがありました。
• position: running(); が指定されている要素内で絶対位置指定されている要素のタグ付けが不正なことがありました。
• SVG のエラーメッセージが不正なことがありました。
• CGM の処理が不正なことがありました。
• 画像を参照しているエリアツリーの読み込みが不正なことがありました。

2020年4月9日

改修内容

XSL-FO 関連

• 段組のバランスの処理が不正なことがありました。
• fo:block-container 内の display-align="center" の処理が不正なことがありました。
• number-rows-spanned が指定されたセルのボーダーの表現が不正なことがありました。
• fo:retrieve-table-marker で取得した結果がオーバーフローすることがありました。
• id が指定された fo:wrapper の処理が不正なことがありました。
• BPIL の処理時に U+2003 (EM SPACE) の処理が不正なことがありました。
• BPIL の処理時に axf:line-number による行番号の表示が不正なことがありました。
• BPIL の処理結果がより美しくなるよう改善しました。
• axf:suppress-if-first-on-page の処理が不正なためにコンテンツがページからオーバーフローすることがありました。
• axf:suppress-if-first-on-page="true" が指定されたブロックが連続したときに正しくブロックが削除されないことがありました。

CSS 関連

• 回転した表（table）がページからオーバーフローすることがありました。
• 表（table）の処理が不正なために組版処理が中断することがありました。
• white-space-treatment="preserve" が指定されているエリアの BPIL の処理でオーバーフローすることがありました。
• display: none; の処理が不正なことがありました。
• 組版処理が速くなるよう処理を改善しました。

その他

• PDF/UA 出力時に表示されるエラーメッセージが不正なことがありました。
• 描画処理が不正なために壊れた PDF を出力することがありました。
• 初期のフォント構築ファイルを改善しました。
• language code "zh" の処理が不正なことがありました。

2020年2月20日

強化内容

• 動作環境が更新されました。
• 欧文組版における行分割処理が改良されました。
• BIDI処理が改良されました。 ☞ AH Formatter V6.6 との組版上の相違
• ドロップキャップが指定可能になりました。
• axf:suppress-if-first-on-page / CSS -ah-suppress-if-first-on-page の動作が改良されました。 ☞ AH Formatter V6.6 との組版上の相違
• ページ先頭または段先頭のブロックの text-indent が指定可能になりました。 ☞ axf:text-indent-if-first-on-page / CSS -ah-text-indent-if-first-on-page
• 最後の行末のアキが調整可能になりました。 ☞ axf:flush-zone / CSS -ah-flush-zone
• axf:avoid-widow-words / CSS -ah-avoid-widow-words の値が拡張されました。
• ページ（段）の上部や下部に残らなければならない table-row数が指定可能になりました。 ☞ axf:table-row-widows / CSS -ah-table-row-widows、axf:table-row-orphans / CSS -ah-table-row-orphans
• 分割禁止語が指定可能になりました。 ☞ unbreakable-words
• 大文字からなる語をハイフネーションするかどうかが指定可能になりました。 ☞ axf:hyphenate-caps-word / CSS -ah-hyphenate-caps-word
• ハイフンから始まる語で、先頭のハイフン直後で行分割しない言語が指定可能になりました。 ☞ avoid-orphan-hyphen
• 1文字の単語を行末に置かない言語が指定可能になりました。 ☞ avoid-orphan-single-word
• ハングル字母をリガチャするかどうかが指定可能になりました。 ☞ jamo-ligature
• text-orientation-mode の値が拡張されました。
• 重複したマーカ参照の除去が指定可能になりました。 ☞ axf:suppress-duplicate-marker-contents
• XSL-FO でも merge-sequential-page-numbers に "merge-f" や "merge-ff" が指定可能になりました。
• CSS で box-decoration-breakプロパティが指定可能になりました。
• CSS でも脚注とアンカーを同一ページ内または段内に配置可能になりました。 ☞ CSS -ah-footnote-keep
• CSS でも脚注の配置の方法が指定可能になりました。 ☞ CSS -ah-footnote-stacking
• CSS でも internal-destination が指定可能になりました。 ☞ CSS -ah-internal-destination
• HTMLで <a href="#123"> のようにしたときにページ番号とみなすかどうかが指定可能になりました。 ☞ href-page-link
• PDF 2.0 が出力可能になりました。 ☞ PDF出力
• PDF/X-4p が出力可能になりました。 ☞ PDF/X
• Role Map が指定可能になりました。
• <axf:document-info> / HTML <meta> に createdate と modifydate が指定可能になりました。
• CSS でも PDF にカスタムプロパティが設定可能になりました。 ☞ HTML <meta>
• internal-destination / CSS -ah-internal-destination に PDF の Named Action が指定可能になりました。
• axf:bookmark-include の値が拡張されました。
• 電子署名フィールドで、署名の時点で文書をロックするかどうかが指定可能になりました。 ☞ axf:field-lock-document / CSS -ah-field-lock-document
• Adobe Fonts に対応しました。
• WebP に対応しました。
• 画像の代替テキストを表示するかどうかが指定可能になりました。 ☞ axf:display-alttext / CSS -ah-display-alttext
• SVG で外部の CSS が参照可能になりました。 ☞ SVG仕様の実装状況
• SVG でルート要素の width と height が省略されたとき、viewBox の指定に合わせるかどうかが指定可能になりました。 ☞ responsive-svg-size
• <math> の display の初期値が変更可能になりました。 ☞ mathDisplay
• コマンドラインで、組版結果の体裁上の問題が検出可能になりました。 ☞ 組版結果の自動分析
• コマンドラインで、XML形式でのエラー出力が可能になりました。 ☞ -xmlerr
• GUI やコマンドラインで、出力されるエラーメッセージが抑制可能になりました。 ☞ no-disp-warnings
• ログウィンドウに表示されるドキュメントへリンクが付加されるようになりました。
• ログウィンドウの表示方法が指定可能になりました。
• GUI からフォント構築ファイルが編集可能になりました。 ☞ フォント構築ファイルを編集
• GUI にフルスクリーンモードが設定可能になりました。 ☞ フルスクリーン
• GUI のツールバーアイコンのサイズを大きめにすることが可能になりました。 ☞ 大きいツールバーアイコン

改修内容

2020年2月6日に公開した『AH Formatter V6.6 改訂１１版』以降の改修内容です。

XSL-FO 関連

• axf:keep-together-within-dimension の処理が不正なために分割位置が正しくないことがありました。
• 段組の処理が不正なために組版が正しく終わらないことがありました。

CSS 関連

• margin: auto; の処理が不正なことがありました。
• -ah-text-replace の処理が不正なことがありました。

その他

• OpenType Collection形式のフォントの処理が不正なために不正な PDF が出力されることがありました。
• SVG で opacity の処理が不正なことがありました。
• SVG出力で font-size などの処理が不正なことがありました。