HTML on Word動作環境/制限事項
動作環境
対応OS | Windows 11/Windows 10(64 ビット) |
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CPU | 上記OSが動作するインテル x86系プロセッサ(1GHz以上推奨) |
メモリ | 上記OSが推奨するメモリ以上(これに加えて1GB以上の空き容量を推奨) |
ハードディスク(ストレージ) | 本製品のインストールに必要な100MB以上の空き容量 |
Word(アドイン使用時) | Microsoft Word 2024/2021/2019 |
※ 本製品はサーバー環境やシンクライアント環境(仮想OS上)での使用はできません。
※ サーバーサイドでWord文書をHTMLに変換したい場合は『Docx to HTML』をご利用ください。
→ 『Docx to HTML』紹介ページ
制限事項
- 本製品はWord上で設定できるすべての機能に対してHTML変換できるものではありません。変換できる項目については、オンラインマニュアルの「第5章 変換仕様」をご参照ください。
- Word上での表示状態(見た目)と、Wordファイル内部のデータの構造が異なる場合があります。このため、Word上での見た目は問題なくてもHTML変換した場合に期待どおりの結果にならない場合があります。(例えばリストが分かれて出力される、番号付きリストが分かれて間に段落が入る、Word上で改段落が入っていないのに文章の途中で段落が分かれてしまう など)
- 複数の目次がある場合、一つのみ目次として扱い処理をします。 その場合、Wordの目次機能にある「組み込み」で作成された目次を優先します。 それ以外の場合は文書内で最初に出現した目次を目次として扱います。
- Microsoft OneDriveのフォルダーなど、クラウドサービスと連携しているフォルダー内のファイルの変換、および同フォルダーへの出力には対応しておりません。
- テキストボックスなどHTML出力時に画像に変換される要素に付与されているリンク、アウトラインレベル、索引などは無視します。
- 表内にアウトラインレベルが設定された段落があった場合、アウトラインレベルは無視します。このため該当の段落は<p>タグで出力します。また、HTMLを分割して出力する場合、分割ポイントの対象になりません。
- 脚注および文末脚注の番号の付け方は「連続」のみの対応となります。
- 脚注および文末脚注はHTMLの文章の最後(分割してHTMLを出力する場合は最後のHTMLファイル内の文章の最後)に出力します。脚注と文末脚注がある場合は、脚注の後に文末脚注が出力されます。
- オプション「-footnote t」(脚注を<span>タグの「title」属性に出力する設定)を指定した場合、脚注を文章の最後に出力しません。
- 索引登録で登録したXE(インデックス エントリ)フィールドを手動で変更したり、フィールド機能で挿入したXEフィールド、INDEXフィールドの場合、Word上の表示と同じ出力にならなかったり、正常に出力できない場合があります。
- ハイパーリンクの「target」属性の出力は、Word上で「ハイパーリンクの挿入」の「リンク先:ファイル、Webページ」でアドレスを指定した場合のみ有効です。
- 「索引登録」画面の「オプション」項目と「ページ番号の書式」項目で設定した内容は、出力するHTMLの索引には反映されません。(ページ番号は出力されません)
- サンプルとして製品に同梱している、あるいはWebページで配布しているCSSファイルは、HTML出力するすべてのidやクラス属性に対してスタイルの定義をしていません。また、ご利用者の期待するデザインやレイアウトになっていない場合があります。必要に応じてCSSファイルをカスタマイズしてご利用ください。