Office Server Document Converter機能紹介:PDF変換
主な機能
ISO 32000-1(PDF1.7)、ISO 32000-2(PDF2.0)仕様に準拠したPDFを作成します。
オプションの指定
『Office Server Document Converter』で変換実行時に各種オプションとパラメーターを指定することにより、以下の機能が使用可能です。
- PDF/A-1a、PDF/A-2b、PDF/A-2a、PDF/A-2b、PDF/A-2u、PDF/A-3a、PDF/A-3b、PDF/A-3u が出力できます。 詳しくはこちらをご覧ください。
- タグ付きPDFを生成します。 PDFのバージョンによって、タグ付きにできないときは無視されます。 詳しくはこちらをご覧ください。
- Web表示用に最適化されたリニアライズドPDFが出力できます。詳しくはこちらをご覧ください。
- WordをPDF化する際にアウトライン階層をしおりに反映。しおりを畳む階層レベルも指定できます。詳しくはこちらをご覧ください。
- AES128bit/AES256bit の暗号化出力ができます。
- PDF1.3~1.7迄とPDF2.0の各バージョンを指定して変換できます。
- PDFを開く際のパスワード(ユーザパスワードまたは閲覧パスワード)の設定ができます。
- 印刷許可、変更許可、コピー許可、及びテキスト抽出許可などのパーミッション(マスターパスワード)の設定が可能です。
- PDFファイル内に作成元Microsoft Office(Word/Excel/PowerPoint)ファイルで使用していたフォントの埋め込みが可能です。
(サーバー上に同一のフォントがインストールされていることが前提です。) - 画像の埋め込み時に解像度等の指定が可能です。
制限事項
変換精度の制限
Office Server Document Converterは、Microsoft Word/Excel/PowerPoint文書ファイルを解読しページアップ(組版)をまねてページを作成します。 そのため、Microsoft Word/Excel/PowerPointで作成したページとの互換性に関しては、文書内容によりかなりバラツキがあります。
作成されたPDFのページレイアウトは、Microsoft Word/Excel/PowerPointのものとかなり異なることがありますので、事前に評価版にてご確認の上ご活用ください。
PDFからPDFへ変換の制限
PDFからPDFへ変換はサポートされますが、入力時の制限、及び出力時の制限のほか以下の機能に関しては変換結果PDFへ反映されません。
- Launch Action(リンク注釈)
- Web リンクを開く
- ファイルを開く
- Web リンクを開く
- ページビューに移動
- アーティクルを読む
- レイヤーの表示 / 非表示を設定
- メニュー項目を実行
- その他アクション
- フォームデータを取り込む
- フィールドを表示 / 非表示
- フォームを送信
- フォームをリセット
- 3D ビューまたはマルチメディアビューへ移動
- サウンドを再生
- メディアを再生(PDF 1.4)
- メディアを再生(PDF 1.5)
- マルチメディア操作(PDF 1.7 Adobe Extension Level 3)
- JavaScript を実行
- その他の機能
- しおり
- 非PDF/AをPDF/Aへ変換
変換には一部制限があります。詳しくはオンラインマニュアルの「PDF からの変換」「PDF出力」をご確認ください。