OCR領域設定

OCR処理を行う際、処理対象となるページ上の領域を指定します。

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「OCR領域設定」画面

注意

  • OCR処理が可能な領域は、最大でA3サイズ(解像度:300dpi時)までとなります。
  • OCR処理領域を指定する場合、その領域の一部、または全てが実際に処理を行う用紙サイズよりも外に位置する場合、そのファイルはエラーとして処理され、ファイルは出力されません。

ページ全体

ページ全体を対象にOCR処理を行います。

左上原点からの複数領域

最大10箇所のOCR処理対象となる矩形領域を設定します。OCR領域の指定/編集には、座標を数値入力により指定する方法と専用の領域指定ツールにより対象となる画像を視覚的に確認しながら、OCR対象となる領域をマウスでドラッグして指定する方法の2種類が用意されています。

追加…
新たにOCR領域を追加するには、ラジオボタン「左上原点からの複数領域」を選択した後

1. 「追加」ボタンをクリックして「領域設定 - OCR領域設定」ダイアログを開きます。

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「領域設定 - OCR領域設定」ダイアログ

2. このダイアログを使って、OCR処理を行う矩形領域と認識する文字の方向を指定します。矩形領域の座標は、ページ左上を基準に矩形の左上角の座標(X,Y)とOCR領域の幅(Width)、高さ(Height)を0.00~1189.00までの数値(単位:㎜)で指定します。

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  1. 矩形領域の文字の方向が『横書き』の場合には、ポップアップリスト「文字方向」を水平に、『縦書き』の場合には、垂直に指定します。
  2. 設定に間違いがないことを確認した後、「OK」ボタンをクリックしてOCR領域の座標と文字の方向を決定します。ここで登録したOCR領域の座標と文字方向が、「OCR領域」リストに追加されます。

編集…
設定されているOCR領域を編集するには、

  1. 「OCR領域」リスト中の対象となるOCR領域をクリックして選択した後、「編集」ボタンをクリックするか、リスト中のOCR領域をダブルクリックして「領域設定 - OCR領域設定」ダイアログを開きます。
  2. OCR領域を追加した時と同様、各入力フィールドに数値を入力してOCR領域の設定を、ポップアップリスト「文字方向」を使って、認識する文字の方向を変更します。
  3. 「OK」ボタンをクリックして変更したマスク領域設定を保存します。

削除
設定されているマスク領域を削除するには、

  1. 「OCR領域」リスト中の削除対象となるOCR領域をクリックして選択します。
  2. 「削除」ボタンをクリックして削除します。