PDF Serverが出力するPDFファイルの先頭ページにQRコードを貼り付けて出力します。
「QRコード貼付設定」ダイアログ
出力するPDFファイルにQRコードを貼り付ける場合には、「QRコードを出力PDFに貼り付ける」チェックボックスにチェックマークを付けます。なお、初期状態ではQRコードを貼り付けません。
QRコード
QRコードに変換するデータ、またQRコードのオプション設定を行います。
誤り訂正レベル
QRコードは、コードが汚れていたり破損していても、データ復元機能を有しており、誤り訂正レベルによってその訂正能力を設定します。
誤り訂正レベル |
誤り訂正能力 |
L |
約7% |
M |
約15% |
Q |
約25% |
H |
約30% |
誤り訂正レベルを上げれば、誤り訂正能力が向上すると同時にデータ量が増えるためコードのサイズが大きくなります。
型番
貼り付けるQRコードの型番(バージョン)を設定します。設定可能な値の範囲は、1~40です。また「自動」を選択した場合には、出力データに合わせて最適なバージョンを選択します。チェックボックス「自動拡張」にチェックマークを付けると指定した型番のQRコードにデータが収まりきれない場合、自動的に指定した型番より大きなQRコードを貼り付けます。
マスキングパターン
読み取り精度を保つため、QRコード全体に白と黒の部分が配置されるようにマスキング処理が行われます。ここでは、この処理に用いるパターンを0~7の数値で指定します。「自動」を選択した場合には、最適なマスキングパターンを選択してQRコードを生成します。
モジュールサイズ
貼り付けるQRコードの大きさを1~20の数値で設定します。初期状態では、「4」が選択されています。
【データ】
QRコードとして貼り付けるテキストをこのフィールドに入力します。このデータとして、ヘッダ/フッタに使用できる特殊文字を利用することも可能です。
「テスト表示」ボタン
QRコードエリアの設定で【出力データ】フィールドの内容をQRコードに変換したサンプルを「QRコード表示」ウィンドウに表示します。
「QRコード表示」ウィンドウ
NOTE |
「QRコード表示」ウィンドウを閉じないと他の設定画面に移動したり、変換設定ウィンドウを閉じることができません。 |
貼り付け位置
QRコードを出力するPDFファイルに貼り付ける位置を設定します。
場所
QRコードを貼り付ける場所をPDFファイルの先頭ページの左上/中央上/右上の3箇所から1つを選択します。
位置
QRコードを貼り付ける位置をPDFファイルの先頭ページの上端/左端から、QRコード左上隅までの距離、QRコードの一辺のサイズで設定します。